レジャー
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レジャー 2009年06月18日 15時00分
関東オークス(JpnII、川崎2100メートル、17日) ラヴェリータが圧勝
南関3歳牝馬クラシック「第45回関東オークス」は17日、川崎競馬場で行われ、岩田康騎手が騎乗したラヴェリータ(牝3歳、JRA栗東・松元茂厩舎)が重賞初制覇を果たした。 スタートで隣の馬とぶつかり、バランスを崩すアクシデント。だが、二の脚を使って楽に3番手につけると抜群の手応えで直線鋭く抜け出し、後続を5馬身突き放した。 番手に控える競馬で勝利を挙げ、心身ともに成長の跡を感じさせる内容。岩田騎手も「逃げ切りを考えていたのがスタートのせいで3番手になったが、折り合いはついていたし結果的にすごく強い勝ち方ができた」と愛馬の進化を称えた。 次走は「第13回スパーキングレディーC」(JpnIII、川崎1600メートル、7月15日)が有力だ。2着ツクシヒメ 坂井英騎手「砂を被っても大丈夫だったし、収穫があった」3着アンペア 的場文騎手「一発あるなら馬込みに入らず、マイペースに持ち込むしかないと思った」
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レジャー 2009年06月18日 15時00分
内外HP版地方競馬予想 佐々木敦子の最終のおみやげ
佐々木敦子です。先週の船橋の予想は、ひも抜けで非常に残念な結果に終わってしまいました。というわけで、今週は是が非でもリベンジを果たしたいと息巻いてます!! リベンジという視点で考えると、19日の川崎競馬の最終レース…いるじゃないですか! 船橋の有力馬が。 エアモンティジョは、ここ4走で2着3回。川崎1500メートルでは1分35秒1のタイムがあります。前走の浦和戦の内容も良かったですし、今回は勝機十分とみていいでしょう。 軸はこの馬からで、相手はヤマトロード、トウカイワンダー、シルクウオリアー、ファンシーショップ、セントプラチナ、ゾロの6頭。3連複で勝負といきます。 【3連複】(6)軸(12)(4)(3)(1)(14)(8)(10) 最近、南関東より中央のほうが成績がいいので、ここらで一発、穴馬券を狙っていきます! ※馬旨(ウマウマ)指数…前4走の成績と前3走の成績をそれぞれ数値化し、その合計の差がより低く、総合計が高い馬が軸候補の筆頭となるデータ馬券。データは3着までに入る確率がベース。予想の基本は3連複となる。<プロフィール> 佐々木敦子(ささき・あつこ)3月31日生まれ/B型/東京都出身/パチンコ・パチスロに特化し、タレント活動中。最近は馬券もデビュー。南関東を中心に、パチンコ・パチスロで培った勝負勘と独自のデータをもとにヒットを連発している。 パチンコ必勝ガイド・漫画パチンカー・パチスロパニック7ゴールドでコラムを連載中。スカパー!777chサイトセブンTVにレギュラー出演中。 まだまだ競馬は駆け出しの私ですが、馬旨指数で頑張ってます。応援よろしくお願いします!
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レジャー 2009年06月17日 15時00分
マーメイドS(GIII、阪神芝2000メートル、21日) ベッラレイア 2年ぶりの勝利へこん身の仕上げ
夏の阪神競馬の開幕週のメーンは牝馬重賞「第14回マーメイドS」(GIII、芝2000メートル、21日)。最終追い切りは17日、東西のトレセンで行われ、ベッラレイアが力強い動きで絶好の仕上がりをアピールした。2年以上、勝ち星から遠ざかっているが、オークス2着、エリザベス女王杯3着の実力はここなら上位。久々の美酒に陣営も背水の陣を敷いている。 2007年のフローラSでのV以降、実に2年以上も勝ち星から遠ざかっているベッラレイア。特に今春に入ってからは福島牝馬S7着、そして前走の金鯱賞で4着と、もうひとつの走りが続く。 「ここ2戦は決して力負けじゃない。2走前は不良馬場だったし、前走は枠と展開が向かなかっただけ」と堀部助手は敗因を振り返る。 一昨年には同世代の好敵手ウオッカ、ダイワスカーレットと好勝負を演じてきた。その実績と意地がある。最強と呼ばれた5歳牝馬の一頭だけに、女同士の戦いでは負けられない。 「以前はスクミが出て思うような調整ができない時があった。でも、今は体重が示すように食べたものが実になっている。何より終いの脚は同じ5歳馬のウオッカ級。この相手では切れ味が違う」。堀部助手も自慢の末脚を武器に完全復活を狙う。 昨年は、このマーメイドSで5着に敗れたものの、泥んこ馬場が影響しての結果。もともと広い阪神では<0111>。ダイワスカーレットと半馬身差の接戦を演じたローズSでの2着が光る。 「前走の小回りよりノビノビと走れる阪神はいいし、ハンデ(56キロ)も想定内。秋のエリザベス女王杯に向けても、ここでは再びいいスタートを切りたい」 ウオッカ世代の実力牝馬が、秋のGIへ向けて再出発を飾るはずだ。 【最終追いVTR】坂路800メートル51秒4→38秒2→13秒1。テンから抑え切れないほどの抜群の行きっぷり。終いまで脚取りは乱れることなく、弾むようなフットワークでゴール板を駆け抜けた。引き続き好調キープだ。
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レジャー 2009年06月16日 15時00分
マーメイドS(GIII、阪神芝2000メートル、21日)阪神で重賞2勝 マイネレーツェルが底力見せる
夏の阪神競馬のオープングを飾る「第14回マーメイドS」(GIII、芝2000メートル、21日)は、波乱含みのハンデ戦らしく、過去10年で1番人気が勝利したのはわずか2回しかない。昨年もシンガリ人気のトーホウシャインが差し切りVを演じ、周囲をアッといわせたのは記憶に新しいところだ。今年、怪気炎をあげているのはマイネレーツェル。久々のヴィクトリアマイルを叩かれ、中間は復調急。得意の阪神でガラリ一変が期待される。 わずか410キロ前後の小さい馬体に、あふれんばかりの闘争心を詰め込んだマイネレーツェルが、逆襲のチャンスをうかがっている。 前走のヴィクトリアマイルは17着に大敗。相手がそろっていたこともあるが、それ以前に“瞬間湯沸かし器”のような気性がアダとなってしまった部分が大きい。五十嵐調教師は敗因についてこう語る。 「前走はパドックで乗り役がまたがった瞬間にスイッチが入ってしまった。返し馬でさらにテンションが上がってしまったし、スタートから掛かってしまってはねえ。あれじゃあ、惨敗も仕方ないよ」 当時は4カ月ぶりの実戦。パニックに陥ってしまった彼女を止める術はなかったが、結果的にこれがいいガス抜きとなったようで、中間はその闘志がいい方向へと表れてきた。 「気合が乗ってきて、気持ちがすごく前向きになってきた。1度使って、走りたいという雰囲気がかなり出てきたね」 精神面での変化に加えて、今春に入ってからはフィジカル面も強化された。課題だったカイ食いの細さが解消し、馬体減りの心配がなくなった。まさに充実の4歳春。しかも舞台は過去、2つの重賞Vを飾っている阪神だ。 「以前に比べると、カイバを与える量もかなり増えてきた。昨春のようなひ弱さがまったくないね。牝馬同士のGIIIなら出番は十分にあると思うし、今後に向けても賞金加算をしておきたい」 暴走モードから、戦闘モードへとスイッチが切りかわった根性娘が、巻き返しに燃えている。
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レジャー 2009年06月16日 15時00分
福島テレビオープン(オープン、福島芝1800メートル)手薄なオープン特別ならドラゴンファイヤーの一発
夏の福島シリーズの開幕を飾るのは、「福島テレビオープン」(オープン、芝1800メートル、21日)。実力の接近したメンバーがそろい、馬券的にも面白いレースになった。注目は再び芝路線に矛先を向けてきたドラゴンファイヤー。初芝だったステイヤーズSで5着した実績から、手薄なオープン特別なら素質上位の評価ができる。 絶好調厩舎に乗れ! 先週はくちなし賞(3歳500万)をロードパンサーで、エーデルワイスS(3歳1000万)をストロングガルーダで制した久保田厩舎。通算20勝となり、リーディングトレーナー争いでも5位に浮上してきた。 「勝ち鞍の数より、中身が大切」という久保田調教師だが、秋へ夢が広がる3歳馬の特別2勝に、「このいいバイオリズムを大事にしていきたい」とさらなる飛躍を誓う。 福島開幕週の「福島テレビオープン」に送り込むのは、ドラゴンファイヤーだ。2007年のGIII・シリウスSを快勝するなど、全5勝はダートで挙げたものだが、「芝でも十分やれる馬」とみている。 それを証明したのが、昨暮れのステイヤーズS。初芝が重賞挑戦と決して楽な状況ではなかったが、上がり3F35秒4の末脚で0秒5差5着に食い込んでみせた。「ソエがあったり、脚元がすっきりしなかったので、ダートを使ってきただけ。3歳秋の時点では菊花賞も考えたくらいだからね。体質が強くなるとともに、脚元もしっかりしてきたし、今なら芝でも楽しみだよ」 3カ月半ぶりとレース間隔はあいているが、中間の調整は順調そのもの。3日に坂路で800メートル53秒5(馬なり)をマークすると、10日には同50秒9、ラスト1F12秒3(馬なり)。先週の17日には同51秒3、11秒8(馬なり)の鋭い伸びを披露し、好仕上がりをアピールしている。 「まだ良くなる余地はあるが、先週(ブリリアントS=除外)も使えたくらいだからね。1週延びた分、余計に追えるし、いい感じで出せる」と久保田師。「期待の大きさほど弾けてくれない現状だが、今回はオープン特別でメンバーもそう強くないから。今後の選択肢を広げる意味でも頑張ってほしい」と力が入っている。
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レジャー 2009年06月16日 15時00分
データインパクト 後藤浩輝騎手を徹底解剖
夏競馬開幕とともに、当コーナーもリニューアル。今回は、夏の福島で毎年リーディング争いに加わっている後藤浩輝騎手を2004年以降のデータから分析。まずは前編からお伝えしたい(後編は来週火曜掲載)。 ◇場所別 東京と中山では連対率、複勝率ともに中山が上。しかし、単勝収支がベタ買いで99%の東京の方が、馬券収支的には二枚も三枚も上である。福島と新潟の比較では、ともに連対率28%程度、複勝率38%前後とほぼ同じ。しかし、馬券収支をみると、福島の方は平均よりかなり上の回収率(単勝93%、複勝80%)を記録。後藤でもうかるのは今週から始まる福島である。 ◇福島概要 過去5年半の福島リーディングは、以下の通り。1位 169勝 中舘2位 65勝 後藤3位 57勝 木幡4位 56勝 石橋脩5位 45勝 柴田善 ダントツのトップは中舘だが、馬券収支という観点からみると、後藤の単複回収率87%に対し、中舘は67%。JRAの単複馬券は現在5%上積みされているが、複雑な計算方法を採用しているため、実際に集計してみると75%弱が平均値。そんな中、後藤は中舘を大幅に上回っている。馬券で損をしたくないなら、買うべきは中舘ではなく、2位の後藤である。今回の趣旨から外れるが、福島で後藤よりも上(単複収支がプラス!)に柴田善がいることも、覚えておいて損はない。 ◇クラス別(福島) クラス別では、新馬戦、1600万、重賞が単複収支100%以上。3条件でプラス収支とはすごい。未勝利も95%と非常に高い数字を残しており、比較的調子が悪い500万と1000万を除けば、ベタ買いでもうかるという信じられない好成績である。重賞にも強く、05年ラジオたんぱ賞を9人気→2着、07年七夕賞を6人気→1着と、人気もお構いなし。もちろん、重賞の1番人気でも2戦2勝なので、有力馬でも信用できる。こんな絵に描いたようなオイシイ騎手は珍しい。 後藤を狙うなら、新馬、未勝利、1600万、重賞。芝に限定されるが、500万とオープンもプラスかプラスに近い収支を記録。とにかく福島での後藤は“買い”である。
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レジャー 2009年06月16日 15時00分
キャバクラ嬢「お持ち帰られ物語」第六夜
アフターで焼肉や寿司、というのはよくある話だが、池袋のキャバクラ『N』に勤めているチアキ嬢は、風変わりな趣向の持ち主で、「普通は高いお店とかに行きたがると思うんだけど、私は立ち呑み屋とかでいいから、変なのを食べさせてくれるところが大好き」という。 金髪に近いロングヘアーをしっかりと盛っている、メイクも今どきの22歳。ルックスの雰囲気からは、どちらかといえば珍味の食材は嫌がりそうなイメージだが、「ワニのしゃぶしゃぶとか、すごくおいしかった。あと今まで食べたことあるのは、カエルとかザリガニとか、イナゴとか。タイに行ったときは、サソリのつくだ煮みたいなのも食べたよ!」というから、なかなか本格的なゲテモノ好きなのだ。 そんなチアキさんが、お持ち帰られるきっかけになったのは、やはり珍味話だった。「初めてついたときにそういう話になった人がいて、『豚のキ○タマって食べたことある?』って聞かれたの。私、なくって、食べてみた〜い! って、すごく盛り上がっちゃった」のだとか。以来、この客がチアキさんを指名して遊びに来るようになった。それほど頻繁に来ていたわけではなかったそうだが、「いつもそんな話で盛り上がって、いつか一緒に、豚のキ○タマ食べに行こうねって約束してたんだ」 そしてある日、その約束が実現することになった。目的のお店が深夜営業をしていなかったため、彼女の休みに合わせての食事デートだ。 「すっごい楽しみにしてたから、最初からテンション高かった(笑)」というチアキさんは、豚の睾丸の刺身を前に大興奮。いつもよりお酒も進み、かなり舞い上がっていたらしい。食後に店を換えて飲んでいたときに、「豚のアレって、精力増強に効果があるんだって。それでその人が『本当かどうか確かめてみない?』って」話の流れで、ホテルに誘ってきたところ、彼女はすんなりOKしてしまったという。 「最初から、ご馳走になったお礼にキスくらいはいいかなとか思ってたんだけど、ちょっと私も試してみたくなっちゃって(笑)。でも、そんなに性欲は増してなかったかな。好きな人と食べると、もっと違うのかもしれないけどね」*写真は本文とは関係ありません【記事提供】キャフー http://www.kyahoo.jp/
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レジャー 2009年06月15日 15時00分
エプソムC(GIII、芝1800メートル、14日)シンゲン 秋は天下統一へ
3回東京開催を締めくくる「第26回エプソムC」(GIII、芝1800メートル、14日)は、2番人気のシンゲン(牡6歳、美浦・戸田厩舎)が差し切り勝ち。重賞2連勝で今秋の目標である天皇賞・秋(GI、東京、芝2000メートル、11月1日)に向けて弾みをつけた。勝ち時計は1分45秒5(良)。豪快な末脚で快勝した“東の虎”は、現在の古馬中・長距離路線の勢力図を塗りかえる存在となる可能性を秘めている。 遅れてきた大物がいよいよ“天下獲り”に向け、動き出す。 「新馬の時から期待していた」と戸田調教師が熱く語るシンゲンは、2度の骨折で出世を阻まれてきた。だが、今年に入って戦列に復帰すると、オープン特別・白富士S→GIII・新潟大賞典、そして、今回のGIII・エプソムCと3連勝を達成。獲得賞金を1億6984万1000円まで増やし、秋の盾獲り挑戦を確実なものとした。 レースでは成長の跡を見せつけた。1番人気ヒカルオオゾラを前に見ながら中団で折り合うと、直線では鞍上のゴーサインに鋭く反応。上がり3F34秒2の末脚を発揮し、先に抜け出したヒカルを並ぶ間もなく抜き去った。 「直線までスムーズな競馬ができれば弾けると思っていた。捕まえる自信はあった。でなければ、ユタカさん(ヒカルオオゾラ)より後ろにはいない。目標は秋の天皇賞だし、ここでは負けられないという気持ちだった」と藤田騎手。ほとんど追われることなくメンバー最速の末脚をマークしたあたり、GIIIでは役者が違った印象だった。 この日はマイナス10キロと大幅な馬体減。「もともとテンションが上がりやすい。(馬体は)多少減りすぎかなと思ったが、馬はヘッチャラだった」(戸田師)。下見所からイレ込みもきつかったが、すべては杞憂(きゆう)に終わった。 今後は山元トレセンに放牧に出され、社台ファーム経由で札幌競馬場に入る。「毎日王冠だと間隔が詰まるので、ゆったりしたローテで。越後、関東ときたので次は本丸へ」。試金石の一戦にトレーナーが指名したのは一線級が集う札幌記念(GII、札幌芝2000メートル、8月23日)。それをステップに、天皇賞・秋を目指す。 心身ともに進化の跡を見せつけたシンゲン。レース中に骨折した2戦を除けば、東京は6戦6勝と底を見せていない舞台でもある。天皇賞・秋ではウオッカら、既存の勢力を脅かす存在になる可能性は十分に秘めている。
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レジャー 2009年06月15日 15時00分
マーメイドS(阪神芝2000メートル、21日)リトルアマポーラ GI馬の貫録見せる
貫録を見せるときだ。昨年はシンガリ人気のトーホウシャインが快勝し、波乱の幕切れとなった「第14回マーメイドS」(阪神芝2000メートル、21日)だが、今年は確固たる主役がいる。昨年のエリザベス女王杯を制したリトルアマポーラだ。前走のヴィクトリアマイルこそ距離不足が響き6着に終わったが、得意の中距離で牝馬限定のGIIIなら、まず負けられない。 期待が大きかっただけに落胆も大きかった。リトルアマポーラの前走・ヴィクトリアマイルについて、影山助手は苦笑いとともに振り返った。 「デキはすごく良かったし、道中の走りもスムーズだった。なのに、いざ追い出してからが思ったほど伸びてくれなかった。ちぎって勝ったウオッカは別格としても、せめて2着馬(ブラボーデイジー)ぐらいは交わしてほしかった。やっぱり…」 敗因は距離不足。陣営の唯一の不安が的中してしまった。マイル戦は3歳春、相手も楽だったクイーンCで重賞を制しているものの、母の父にステイヤーのコマンダーインチーフが入っており、本来は中距離向きのタイプ。昨年のエリザベス女王杯の強さもそれを裏付ける。 ヴィクトリアマイル、その前のマイラーズCとあとひと伸びできなかったのは、道中のペースが忙しく、見た目以上にお釣りが残っていなかったせいだろう。 その点、巻き返しを期す今回は得意分野の2000メートルだ。当然、陣営も力が入っている。「明らかに条件は良くなっている。ハンデをどれぐらい背負わされるかだけど、それ以外、あまり心配はない」と言い切った。 中間の調整も入念かつ順調だ。栗東坂路とDWを併用して、乗り込みの質も量も申し分ない。とくに7日のDWは終い重点とはいえ、ラスト3F38秒3→11秒8の切れ味を披露した。休み明け3走目。馬体には無駄がなく、毛づやも光っている。ピークのデキに達したとみていい。 「追い切りはやればタイムの出るほうだけど、それにしてもいい動きをしている。何よりここは賞金を加算しておかないと、秋、エリザベス女王杯以降の出走が厳しくなるかもしれない。それだけに、ほしいのは結果。牝馬同士のGIIIなら勝ち負けしてくれないと」 能力だけではない。意欲も他陣営を圧倒している。春の古馬牝馬の頂上決戦としてヴィクトリアマイルが設定されてからレベル低下が著しいこのレース。GIホースの看板はより一層まぶしく映る。
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レジャー 2009年06月15日 15時00分
福島テレビオープン(オープン、芝1800メートル、21日)アルコセニョーラ 夏女が福島で本領発揮
今週からみちのくシリーズ、夏の福島競馬が開幕する。オープニングは「福島テレビオープン」(芝1800メートル、21日)。七夕賞の前哨戦となるだけに好メンバーがそろったが、主役を務めるのは夏女アルコセニョーラだ。福島記念、新潟記念と重賞を2勝。ローカルの女王といえば、この馬の代名詞といっても過言ではない。得意の夏を迎えて体調もうなぎ上りで、チャンス到来だ。 “ローカルの女王”の異名を取るアルコセニョーラが今年の夏も大いにブレークしそうだ。 重賞2勝はいずれも牡馬相手に挙げた福島記念(2007年)、新潟記念(08年)と、まさに真骨頂。特に新潟記念では春の天皇賞馬マイネルキッツを2馬身突き放すベストパフォーマンスを披露している。 大好きな夏を迎えると、心技体の三拍子がそろい120%の力を発揮できるのだろう。「例年、ローカル開幕と同時にグングン調子を上げていくんです。得意の舞台だし、今年も頑張ってくれるでしょう」と畠山助手も期待に胸をふくらませている。 前走のヴィクトリアマイルは女傑ウオッカの前に14着と完膚なきまでにノックアウトされたが、不向きのマイルでは仕方のない結果。敗因は歴然としており、陣営は気持ちを完全にリセットしている。「ここ(福島開催)から仕切り直しですよ」と同助手も決意を新たにしていた。 調整過程も順調そのもの。それを証明するかのように、1週前追い切り(11日)は主戦・武士沢騎手が騎乗し、南Wコースで5F66秒9→52秒5→39秒2→12秒3(G前仕掛け)をマーク。直線の伸び、馬体の張りとも文句なしで、好仕上がりをアピールしている。 「反応はすごく良かった。これならレースが楽しみですよね」と武士沢騎手からも状態の良さに笑顔がこぼれた。 福島牝馬S(2着)→ヴィクトリアマイルと、ローテーションは昨年とまったく同じ。昨年の福島TVオープンはカネトシツヨシオーの4着と敗れているが、調子のバイオリズムは「今回の方が数段いい」(同助手)。 このあとの青写真もすっかりできあがっている。「七夕賞から新潟記念へいく予定。最初が肝心なので、勝って弾みをつけたいですね」と畠山助手。 褒賞金5000万円がかかる“サマー2000シリーズ”総合優勝に向けて、夏女アルコセニョーラの戦いの幕が、いよいよ切って落とされる。
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