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データインパクト 後藤浩輝騎手を徹底解剖

 夏競馬開幕とともに、当コーナーもリニューアル。今回は、夏の福島で毎年リーディング争いに加わっている後藤浩輝騎手を2004年以降のデータから分析。まずは前編からお伝えしたい(後編は来週火曜掲載)。

 ◇場所別 東京と中山では連対率、複勝率ともに中山が上。しかし、単勝収支がベタ買いで99%の東京の方が、馬券収支的には二枚も三枚も上である。福島と新潟の比較では、ともに連対率28%程度、複勝率38%前後とほぼ同じ。しかし、馬券収支をみると、福島の方は平均よりかなり上の回収率(単勝93%、複勝80%)を記録。後藤でもうかるのは今週から始まる福島である。

 ◇福島概要 過去5年半の福島リーディングは、以下の通り。
1位 169勝 中舘
2位 65勝 後藤
3位 57勝 木幡
4位 56勝 石橋脩
5位 45勝 柴田善

 ダントツのトップは中舘だが、馬券収支という観点からみると、後藤の単複回収率87%に対し、中舘は67%。JRAの単複馬券は現在5%上積みされているが、複雑な計算方法を採用しているため、実際に集計してみると75%弱が平均値。そんな中、後藤は中舘を大幅に上回っている。馬券で損をしたくないなら、買うべきは中舘ではなく、2位の後藤である。今回の趣旨から外れるが、福島で後藤よりも上(単複収支がプラス!)に柴田善がいることも、覚えておいて損はない。

 ◇クラス別(福島)
 クラス別では、新馬戦、1600万、重賞が単複収支100%以上。3条件でプラス収支とはすごい。未勝利も95%と非常に高い数字を残しており、比較的調子が悪い500万と1000万を除けば、ベタ買いでもうかるという信じられない好成績である。重賞にも強く、05年ラジオたんぱ賞を9人気→2着、07年七夕賞を6人気→1着と、人気もお構いなし。もちろん、重賞の1番人気でも2戦2勝なので、有力馬でも信用できる。こんな絵に描いたようなオイシイ騎手は珍しい。
 後藤を狙うなら、新馬、未勝利、1600万、重賞。芝に限定されるが、500万とオープンもプラスかプラスに近い収支を記録。とにかく福島での後藤は“買い”である。

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