レジャー
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レジャー 2009年06月08日 15時00分
安田記念(GI、東京芝1600メートル、7日) ウオッカが2連覇
春のマイル王決定戦「第59回安田記念」(GI、芝1600メートル)は、7日の東京メーンに行われ、断然の1番人気に支持されたウオッカが、1分33秒5(良)のタイムで優勝。2連覇と併せて牝馬として史上初のGI6勝と、獲得賞金10億円突破の偉業を歴史に刻んだ。 「ゴール前は、勝ったと思いました」。2強の一角ディープスカイの昆調教師の夢は一瞬にして暗転した。 これぞ年度代表馬の切れ味。ウオッカに神がかり的な脚を使われては、さすがの変則2冠馬も成す術がなかった。7馬身ちぎったヴィクトリアマイルも規格外の強さだったが、この日の“辛勝”もこれまた規格外。「4コーナーまでは完ぺきでしたが、直線に向いて下手に乗っちゃいました。安全策を取ろうとしたことが、裏目に出ちゃいました」と振り返る武豊騎手。何度も前が詰まり、誰の目にも連覇達成はついえたかに映った。 しかし、ここからが“アイアンハート”を持つウオッカの真骨頂だ。ラスト100メートルで前が開くと、間髪いれず馬群を割って、矢のような伸び脚で栄光のゴールを突き抜けた。 「オジサンだらけの満員電車で、降りたくても降りられない状況だった」とジョークを飛ばした武豊。「今日はウオッカに勝たせてもらいました。彼女をほめてやってください」とピンチを救ってくれた最愛の彼女に、最大級の賛辞を送った。 着差は4分の3馬身だったが、ほとんど“死に体”からの逆転劇は、筆舌に尽くし難い強さだった。直線スムーズに抜けてきたら、軽く2〜3馬身は突き抜けていたに違いない。 2連覇で名実ともに国内最強のマイル王に君臨したウオッカ。マイルなら世界でも通用するだろう。気になるのは今後のローテーションだが、何事もなければ宝塚記念で再びディープスカイと激突する。 武豊騎手は「今日のレースで、この馬が一番強いことを確認しました。夢はさらに広がりますね。(宝塚記念は)馬の状態が最優先ですが、出走と決まれば大きな期待を持って乗れます」と意欲的に語った。 シンボリルドルフ、テイエムオペラオー、ディープインパクトが持つJRA・GI最多勝利記録の「7」まであと1つ。熟成されたウオッカの勢いはとどまるところをしらない。
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レジャー 2009年06月08日 15時00分
新重賞今昔物語〜十年一昔編〜 1999年エプソムC
究極の“サイン馬券”といわれた2001年の有馬記念。その年の9月11日、米ニューヨークで同時多発テロが発生した。その悲劇の残像が色濃く残る中で行われたグランプリは誰もが目を疑う大波乱になった。 1着マンハッタンカフェ、2着にアメリカンボス。3番人気だったマンハッタンはまだしも、アメリカンボスは13頭立ての13番人気。テイエムオペラオー、メイショウドトウといった強豪を退けた瞬間、「有馬=世相」というキーワードを再認識させられた。 あの結果で一発屋のイメージが完全に定着したアメリカンボスだが、そのキャリアは確かに山あり谷あり。重賞初Vとなった1999年のエプソムCも何と11番人気での勝利だった。 梅雨のはしりのジメジメした時季。2開催続いた東京競馬場は、最終日ということもあって馬場は相当荒れていた。しかも、古馬の一線級は安田記念や宝塚記念に向かうため、メンバーもどんぐりの背比べ。というわけで、エプソムCは例年、荒れる要素満載のレースなのだが、とりわけこの年はすごかった。 道中は5、6番手の好位を進んだアメリカンボスが力強く抜け出し2着に1馬身4分の3差をつけ快勝。その2着には9番人気のシグナスヒーロー、さらに3着は14番人気のリワードニンファが突っ込んだ。1番人気のレガシーハンターは後方で動けず9着惨敗。2番人気のツクバシンフォニーも4着に入るのが精いっぱいだった。 当時は3連複も3連単も、ましてや馬単もなかった。配当は馬連の3万7760円が目立つ程度だったが、もし3連単があったら1000万円を超えていたかもしれない。とにかくメガトン級の大穴だった。 そんなアメリカンボスを語るとき、欠かせないのが主戦を務めた江田照だろう。彼が初重賞勝ちを収めた90年の新潟記念、サファリオリーブからして14番人気だったが、重賞全25勝のうち、実に8番人気以下が10勝。最近はちょっと元気がない「穴の江田」の奮起にも期待したいところだ。
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レジャー 2009年06月08日 15時00分
マリーンC(JpnIII、船橋1600メートル、10日)放牧先でパワー充電 ヤマトマリオンが絶好の仕上がり
北の大地でパワー再充電されたヤマトマリオンが、満を持して登場する。 交流重賞にターゲットを絞った昨夏以降は、クイーン賞、TCK女王盃を制覇。牝馬限定戦ではトップクラスの実力を誇示してきた。前走のエンプレス杯(不良)こそ3着に甘んじたが、「雨の影響か、コーナー、コーナーでトモを落としていた」と安達調教師。敗因は明白だけに、陣営も仕切り直しの一戦に力が入っている。 中間は北海道・新冠のハントバレーに放牧に出され、心身ともにリフレシュ。「4月9日に帰厩してからは順調に乗り込めているし、落ち着きがあるのもいい。直前もいつも通りの動き。実績のある船橋なら、まず好勝負」。砂の女王が初戦から全力投球の構えだ。
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レジャー 2009年06月06日 15時00分
安田記念(GI、東京芝1600メートル、7日) 絶好調・石沢記者はファリダットと心中
ウオッカ、ディープスカイの両ダービー馬にスーパーホーネットがいれば、今度こそ人気はガクンと落ちるはず。良血ファリダットが妙味たっぷりだ。 常に一定の支持を受けていながら、いまだ重賞未勝利。これでは“人気先行型”と思われても仕方ないが、弾けられなかった理由は明確。極度の折り合い難だ。 ただ、それも日を追うごとに徐々に解消。前走・京王杯SCでは少々、行きたがる素振りは見せたものの、ひと昔前に比べればだいぶマシになっていた。田代助手は「(武)豊がうまく乗ってくれた。それでも、競馬をしているのはまだ直線だけ」と渋い顔だが、それも期待の裏返し。3着ながら、1400メートルでは自己ベストとなる上がり3F33秒4をマークしており、確実に脚をためることを覚えている。 それでも、後方から一気にごぼう抜きできるほどの息の長い脚は持っていない。そこで、陣営が立てた作戦が前々からの競馬だ。「今回はハナへ行ってもいいぐらいの気持ちで乗ってもらいたい。どの位置からでも最後は間違いなく切れる馬なんやからね」と田代助手は積極策を示唆。 松元調教師は「今回の鞍上(安藤勝)は母の背中も知っているからね。乗り方は一任する」と明言こそ避けたが、思えば、母ビリーヴは現役時代、好位から抜群の瞬発力で2つのGIをモノにした。折り合い難が解消されつつある今なら、積極策を取っても何らおかしくない。 「間隔を開けない方ががいいタイプ」(青木助手)だけに、中2週の臨戦過程は大歓迎。ここが早くも今年5戦目だが、「張りがあって、毛ヅヤもピカピカ。昨年の秋からずっと高レベルでデキをキープしている。今までへこたれたところを一度も見たことがない」(田代助手)なら心配無用だ。すぐさまトップスピードに乗れる稀有(けう)な瞬発力はここでもトップクラス。評価がガタ落ちの今回が絶好の狙い目だ。★★★★※★=穴度。MAXは5
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レジャー 2009年06月06日 15時00分
安田記念(GI、東京芝1600メートル、7日) 藤川京子 ウオッカが連覇で“6冠”達成よ!
◎ウオッカがGI6勝目を狙います。 昨年と同じローテーションだった前走のヴィクトリアマイルはスローの流れを好位で折り合い、直線で抜け出すと、後続を一気に突き放し、7馬身差の圧勝。走破時計の芝1600メートル1分32秒4はレコードに0秒4差ですから、ほかの牝馬がついてこれないのも当然といえば当然だったかもしれません。 中2週と間隔は詰まっていますが、中間はすこぶる順調。しっかり2本の追い切りをこなし、盤石の態勢が整っています。昨年は減った馬体を戻すため、陣営もさぞかし苦労したことと思いますが、今年は何もかもがスムーズ。3馬身1/2差をつけた昨年以上の走りが期待できそうです。 スタートは速い馬ですから3番枠を引けたここは、道中もいいポジションを取れそうだし、気になる雨も日曜には上がる模様。たとえ馬場が回復せずに少々渋っていても、今の東京は前が残りますからね。何より完成の域に入ったウオッカでしたら、底力で押し切る可能性は大。現役最強マイラーの称号はまだまだ譲れません。
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レジャー 2009年06月06日 15時00分
安田記念(GI、東京芝1600メートル、7日) アベコーの気になる本命は!?
みなさん、お元気ですか。アベコーこと阿部幸太郎です。いよいよ今週の安田記念で春のGIシリーズがフィナーレ。再来週には夏の札幌と福島が開幕というのですから、早いものです。 さて「安田記念」ですが、大きなカギが2つあります。まず馬場コンディション。日曜は晴れという予報なので、先週のような不良馬場は考えづらいのですが、それでも先週と今週の雨で、時計を要する馬場になってきていることは間違いないはずです。3週前のヴィクトリアMでウオッカが余裕で計時した1分32秒4(芝1600メートル)の時点とは、大きな隔たりがあることでしょう。昨年、ウオッカが安田記念を制したときが芝1600メートル1分32秒7。今年は1分33秒台も考えられるところです。 もうひとつは、逃げ、先行タイプが、中から外枠中心に偏りました。逃げたいコンゴウリキシオーに、ローレルゲレイロ。さらに、昨年◎にして粘り込んだアルマダ、そして先行したいサイトウィナーは大外枠。おそらくペースは緩みなく流れる公算が大。流れはディープスカイ向きですが、昨年のNHKマイルC以来のマイル戦。対応にてこずる恐れがあります。また、ウオッカは自己ベストの高速タイムで走った後の中2週。目に見えない疲労が気がかりです。 そこで、◎はホッカイカンティです。デビュー当初から大いに嘱望された馬。体質に弱い面があり、出世が遅れましたが、昨秋の東京・紅葉Sでカムバック。6カ月半ぶりの実戦で馬体が20キロ増。いかにも急仕上げの印象でしたが、アッサリ快勝。しかも、1マイル1分32秒7と勝ち時計は富士Sと同タイム。この一戦は大きな意味合いをもっていると判断しています。 また、前走の谷川岳Sが約4カ月ぶりの実戦で522キロの馬体重。デビュー以来最高を記録。これもさすがに仕上がり不十分に見えたのですが、ほとんど相手に合わせたレースで、余裕の1馬身半差。明らかに安田記念を照準にした馬体のつくり。となると、昨秋の1分32秒7を記録したとき以上の成長力と、完成度が期待できるわけです。それも、再び東京のマイル戦。中4週で入念に乗り込んだ調教。迫力を見せた今週の追い切り。胸がときめく一頭です。
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レジャー 2009年06月06日 15時00分
安田記念(GI、東京芝1600メートル、7日) 本紙・橋本はウオッカ中心
現役最強のマイル王、ウオッカが連覇を達成。併せて牝馬最多のGI6勝と、牝馬初の獲得賞金10億円突破の偉業を歴史に刻む。 注目の枠順はダービー優勝時と同じ2枠3番。枠順には左右されないとはいえ、一段と信頼度を増したことは確かだ。今週の追い切りでも抜群の動きを披露し、状態は非の打ちどころがない。爆発的な瞬発力が身上だけに、唯一、気になる点は馬場状態だが、稍重までなら昨年の再現が期待できる。 相手は順当にディープスカイ。昨年はNHKマイルCとダービーの変則2冠を獲得した逸材。当然、逆転も決して夢ではない。 実績から、スーパーホーネットが第3の馬。
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レジャー 2009年06月06日 15時00分
安田記念(GI、東京芝1600メートル、7日) 関西本紙・谷口はディープスカイに確信の◎
ウオッカVSディープスカイ。性別、世代間を超えたダービー馬の意地とプライドのぶつかり合いが、春のマイル王決定戦の最大の見どころだ。 本命はいまや海外にまで、その名をとどろかす希代の名牝ウオッカを前にしても、一歩も引かぬところまで成長を遂げたディープスカイだ。 「キャリアでいうなら古馬に分があるが、使いながら変わっていくという“伸びしろ”の点では4歳のウチの馬。ジャパンCの時のウオッカは何か終わっていた感じがしたように、牝馬は連続して走らせるのは難しいからね」とバッサリ斬り捨てたのは昆調教師。 「昨秋の天皇賞の時点で、“来年になればウオッカを逆転できる”という自信が自分の中で芽生えた。だって、勝ちにいく競馬をしてあの着差(ハナ+クビ差)だろう」。 その自信は今春のローテーションに顕著に現われている。ウオッカが進む道を遮断するように、あえて安田記念→宝塚記念をチョイスしてきた。 復帰初戦の大阪杯はドリームジャーニーに出し抜けを食らったが、昨春にNHKマイルCを制したのがデビュー10戦目、ダービーが11戦目だったことを振り返っても元来が使い込んで良くなるタイプ。むしろ、休み明けを思えば、及第点を与えられる内容だった。 「前走でも自分の中では“もうやりすぎくらいやった”と思えるほど追い切りをこなしたが、この馬は反発力がものすごい。だから1回の競馬にはとてもかなわない」 実際に、実戦を使われた上積みは計り知れず、「雰囲気、馬体の張りが全然違う」とニンマリ。「前走はコース中心で息をつくったが、今回は坂路中心に強い負荷をかけてきた。これだけのケイコができていれば、マイルに対応できるゲートの出や、瞬発力が自然と備わる」と力説した。 「今回でどっちが強いのか分かるでしょう。この馬は凱旋門賞に行かないとホントもったいない。日本馬として最高の称号を持たないとね」 伸び行く4歳馬ディープスカイが世代交代を果たす。
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レジャー 2009年06月06日 15時00分
HP版!!狙え「藤川京子のフォーキャスト馬券」
東京11レース 安田記念馬単 (3)(6) (3)(13) (3)(11)3連単 (3)(6)→(3)(6)(13)(11)(9)(5)(15)(10)(17)→(3)(6)(13)(11)(9)(5)(15)(10)(17)
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レジャー 2009年06月06日 15時00分
HP版!!狙え「アベコーのハッピー馬券」
東京11レース 安田記念3連複 (5)軸(13)(6)(3)(9)(2)3連単 (5)(13)→(5)(13)(6)(3)→(5)(13)(6)(3)(9)(2)(8)(4)
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