交流重賞にターゲットを絞った昨夏以降は、クイーン賞、TCK女王盃を制覇。牝馬限定戦ではトップクラスの実力を誇示してきた。前走のエンプレス杯(不良)こそ3着に甘んじたが、「雨の影響か、コーナー、コーナーでトモを落としていた」と安達調教師。敗因は明白だけに、陣営も仕切り直しの一戦に力が入っている。
中間は北海道・新冠のハントバレーに放牧に出され、心身ともにリフレシュ。「4月9日に帰厩してからは順調に乗り込めているし、落ち着きがあるのもいい。直前もいつも通りの動き。実績のある船橋なら、まず好勝負」。砂の女王が初戦から全力投球の構えだ。