レジャー
-
レジャー 2007年07月09日 16時00分
プロキオンS 東の刺客・ワイルドワンダーが重賞V2
8日、阪神競馬場で行われた「第12回プロキオンS」(GIII ダ1400m)は単勝170円の圧倒的な1番人気に推されたワイルドワンダーが、1分22秒7(良)のタイムで優勝。アンタレスSに続く重賞連覇を達成した。 「速い時計がない。その点だけが心配だった」とは蛯名騎手だが、前半3F33秒4の超ハイペースに戸惑いながらも4コーナーから一気に進出。直線で1馬身ほど前にいた宿敵リミットレスビッドをラスト100mで外から交わすと一直線にゴール板を突き抜けた。自己ベストをコンマ8秒短縮するタイムも堂々たるものだ。 「以前と比べて、肩の力を抜いて走っている。それが、ラストの瞬発力につながっている」と蛯名騎手はご満悦だった。4コーナーを回って前をカットされる不利。あわてずに外へ出したジョッキーの好騎乗も優勝への貢献度は高いが、5歳の夏を迎えて本格化したのが、この連勝に結びついたか。 「千八より、千四が向いている」と蛯名騎手。秋のGI・JCダートは距離が長く、これからの目標は、どうやら来春のフェブラリーSになりそうだ。
-
レジャー 2007年07月09日 16時00分
先週の新馬勝ち馬情報
【福島】話題の白毛馬ユキチャン(14着)が登場した最終日(日)の芝1200m戦は、先行集団を進んだレオマイスター(牡、父ニューイングランド、母ローズレッド=美浦・古賀慎厩舎)が、直線満を持して抜け出すとダイワシークレットを競り合いの末、半馬身下した。勝ちタイムは1分11秒8(良)。 「ゲートの中で待たされたが、よく我慢してくれた。直線抜け出してから、フワッとすると思ったが、田中勝騎手がうまく乗ってくれた。センスのいい馬です」人馬をともに称えた古賀慎師は、「跳びが大きいから、距離はもっと延びた方がいい」と期待を膨らませていた。次走は未定。 【阪神】2鞍組まれた新馬戦はともに評判馬が敗れた。7日目(土)の芝1400m戦は1番人気のオースミマーシャルが2着。クビ差差し切ったのが武豊騎手騎乗の外国産馬バーキングウルフ(牡、父Hawk Wing、母Forest Call=栗東・安田隆厩舎)だ。 勝ち時計は1分23秒0(良)。ゴール前の末脚がさえたが、武豊騎手は「短距離馬かな。でも根性がいい。マイルまでなら、何とか我慢しそう」と話した。478kgの外国産馬。今後の成長が期待される。 最終日(日)の芝1800m戦はトールポピー、キャプテントゥーレに人気は集まったが、中団からグラスワンダー産駒のアーネストリー(牡、母レットルダムール=栗東・佐々木晶厩舎)が豪快な末脚で差し切り、2馬身差の完勝を収めた。 佐藤哲騎手は「まだ子どもっぽい。でも、追い出したらしっかり伸びた。これからが楽しみな馬だね」と将来を嘱望していた。1分48秒7(良)のタイムは水準以上。508kgの立派な馬体も光る。クラシックが意識できる逸材か。 【函館】1回最終日(日)の芝1800m戦で鮮やかな新馬勝ちを収めたのが、ファスリエフ(Fasliyev)産駒の外国産馬ミゼリコルデ(牝、母Match point=栗東・音無厩舎)だ。 「終始インコースで難しい競馬になった」と四位騎手が振り返ったように、勝負どころでは前のバテた馬がジャマになり、外からマクられ動くに動けない形。それでも、外に出した直線は大外から一気の伸び脚(勝ち時計1分52秒9=良)。36秒6の上がり時計(3F)も上々で、鞍上の言葉通り「先々が楽しみ」な一頭だ。 7日目(土)の芝1200m戦は好発を決めたサンダーガルチ(Thunder Gulch)産駒のイイデケンシン(牡、母ヘヴンリーアドヴァイス=栗東・昆厩舎)が、1番人気に応えて勝ち上がった。 鞍上の藤田騎手が「馬場に出てまたがるとイレ込んだ」と言う通り、気性面の若さは今後の課題だが、2番手から差し切った内容は上々(勝ち時計1分11秒1=良)。こちらは函館2歳S(JpnIII 函館芝1200m 8月5日)に直行する予定だ。
-
レジャー 2007年07月07日 15時00分
「第43回七夕賞」(GIII 福島芝2000m 8日) 藤川京子の本命はフォルテベリーニ
サマー2000シリーズ第1弾「七夕賞」は◎フォルテベリーニが得意の福島で重賞初制覇を決めます。 まだ重賞勝ちはありませんが、前走の新潟大賞典12着を除けば、ここまで一度も掲示板を外していない超堅実派。その前走はゲートが合わず最後方から。4角では大外を回らされましたし、上がりの速い決着で展開も向きませんでした。それでいて0秒7差なら、よく頑張っていたと思いますよ。 同距離、同コースの昨秋の福島記念は2着。中団の前めで流れに乗り、最後の直線で馬体を併せる形になると勝負根性を発揮。外から脚を伸ばしたサンバレンティンには屈したものの、激しい2着争いを制しています。得意ではない荒れ馬場、しかも初重賞にして、これだけやれるのですから、この舞台との相性の良さがうかがえます。 最終週の馬場はかなり荒れてきています。先週のラジオNIKKEI賞勝ちのロックドゥカンブは4角先頭だったように、その他の2000m戦のレースだけを観ても、最低でも4角4、5番手以内にいないと勝つことは難しく、後方一気ではとてもじゃないですが、届かなくなっています。 前走は出負けしましたけど、スタートさえ決めれば前々走のように好位で流れに乗れますし、馬群もヘッチャラなので中を割っていくようなガンガンに攻める競馬もできます。そして実際、福島記念で荒れ馬場をこなしているのも心強い限りです。 前々走の大阪〜ハンブルクCは重賞級のメンバー相手に3着。ハイレベルな一戦で2400mをこなし、スタミナをつけているのも好感が持てます。今の福島は力のいる馬場ですからある程度、長いところを走れる持久力もプラスに働きそうです。 <1100>の福島で、ベストの2000m。時計がかかりそうなのもいいし、ハンデ54kgも手ごろ。そして肝心の馬場もこなせるとなれば、条件はそろったも同然です。前走後は右前脚に疲れが出て放牧。そして6月22日に栗東に戻ったばかりですが、放牧先のグリーンウッドでも乗り込まれていましたから、体はできています。坂路での動きは軽快で集中した走りを見せていましたからね。役者はそろいましたが、この馬も最有力候補の一頭。名前に刻まれた“強さ”は、フォルテの秘めた闘志。接戦を勝ち抜きます。
-
-
レジャー 2007年07月07日 15時00分
「第43回七夕賞」(GIII 福島芝2000m 8日)谷やんの儲かりまっせ!「今年は5000万円取りにいく」橋口師が吠えるヴィータローザ◎
新企画の昨夏は大好評を博した「サマーシリーズ」。先週の函館SSでひと足先に幕を開けたサマースプリントシリーズに続いて、「サマー2000シリーズ」が今年も始まる。 「夏の真の王者を決めるんだから、ハンデ戦が多いのはいかがなものか」という多くの厩舎関係者から聞かれた不満点が改善されなかったのはいささか残念ではあるが、今年はサマージョッキーシリーズが新設されバージョンアップ。人馬一体、昨年以上に燃え上がる“熱い夏”になるはずだ。 そんななか、5000万円という破格の優勝賞金に舌なめずりしているのは、ヴィータローザを送り込む橋口師だ。 昨年は直前まで5ポイント差あった1位スウィフトカレントを、勝てば逆転できた最終戦の新潟記念でクビ+クビ差の3着。結果、4ポイント差の6位に泣いた惜しい敗戦を糧に「去年はシリーズ参戦が2戦だったが、今年はこの後も小倉記念、新潟記念の3戦をしっかり予定している。ひとつ勝てば、かなり優勝の可能性が高くなるからね」とリベンジVにしかと戦略を立て、このシリーズ開幕戦・七夕賞にピタリと照準を合わせてきた師のハートが最も“熱い”。 無論、仕上がりは文句なし。水分をタップリと含んだ栗東DWコースで、6F80秒3→65秒4→52秒1→38秒9→12秒2の好時計を叩き出し、併走パートナーに圧倒先着。コンビを組む上村ジョッキーに、「少し気を抜くところがあるからゴールまでしっかり追ったけど、いい動きだったね。前回より間違いなくいい状態」と絶賛させた5日の最終追い切りを見れば、金鯱賞から中5週、いつものグリーンウッドへの短期放牧には出さず、自厩舎において入念に乗り込まれた調整パターンが当たったのは間違いない。 「体調面はいうことないし、昨年だってスウィフトカレントに負けたという気持ちはない。今年は去年取り損ねたものを取るという燃え上がる気持ちがあるよ」。この夏のサマー2000シリーズは真紅のバラ一色に包まれるムードが充満している。
-
レジャー 2007年07月07日 15時00分
「第43回七夕賞」(GIII 福島芝2000m 8日)本紙・橋本はユメノシルシに注目
サマー2000シリーズ(全5戦)の第一弾。シリーズチャンピオンには、ボーナス5000万円が支給されるとあって、どの陣営もチャンスに虎視眈々。 ライバルを蹴散らし栄冠を手にするのは、前哨戦の福島TVオープンを快勝し勢いに乗るユメノシルシ。その福島TVオープンは、直線大外から強襲を決め逃げ馬のイメージを一新する値千金の勝ち星だった。 「うまく展開がはまっただけ」と兜の緒を締める吉田豊騎手。しかし、今シーズンの目覚しい成績を見れば、あれがフロックでないことが納得できる。ここまで6戦して4勝、2着1回とほぼパーフェクトだ。 唯一の着外は天皇賞・春15着だから決して悲観することはない。本格化した今なら、チャンスは十分。1F延長も勝利へ後押しする。 相手は、実績からヴィータローザと、サンバレンティンだが、伏兵陣も多士済々だ。
-
-
レジャー 2007年07月07日 15時00分
「第12回プロキオンS」(GIII 阪神ダ1400m 8日)本紙・谷口は関東馬ワイルドワンダー◎
昨年の覇者メイショウバトラーや、一昨年のブルコーンコルドが勝ったプロキオンSに比べれば、今年は明らかに関西馬の質が落ちる。ならば、関西馬のどの関係者も「あのブライアンズタイム産駒は抜けている」と恐れおののく関東馬ワイルドワンダーを◎に。ダ1400mは<3010>のベスト条件だけに、アンタレスS以上のパフォーマンスで圧勝か。 相手筆頭は年齢的に上積みは見込みづらくても、まだまだ力の衰えはない古豪・リミットレスビッド。前走時に減っていた馬体も500kg台に戻り、心身ともにパワー再充電なった。 ボードスィーパーほか、△勢も連下なら。
-
レジャー 2007年07月06日 16時00分
松島特別(福島芝2000m 7日) 先週22万円馬券的中 虎穴の狙い馬は爆穴シンボリモーガン
いよいよオーラスを迎えた2回福島。土曜メーンは1000万による「松島特別」(芝2000m)。10頭立てと手ごろな頭数ながら、本命馬不在の混戦模様で波乱は必至だ。先週の皆生特別(3連単22万4140円)を◎☆☆で見事に的中させた虎穴馬券は、古豪シンボリモーガンに白羽の矢を立てた。福島で頼れる男・中舘を配して万全の態勢で臨むだけに、万馬券を演出する可能性は決して低くない。“荒れる最終週”だけに、今週も虎穴馬券から目が離せない!! 本命は、叩き3戦目でデキ急上昇のシンボリモーガンだ。 前走・信夫山特別は、4角での手応えが良かったにもかかわらず伸びあぐねて5着。まだ復調途上だったことと、距離が長かったことが敗因だ。 今週の坂路追いは馬場が悪く4F58秒6と時計を要したが、坂路を元気一杯に駆け上がった姿は、昨秋に福島で500万勝ちした当時のもの。完全復調を印象づけた。 2000mは<2102>と好成績を誇るベストディスタンスで、福島は(5)(2)(3)(1)(4)(5)着と崩れ知らずの得意なコース。最終週の荒れた馬場も、父がダンスホール、母父がモガミという血統からプラス材料といえる。 鞍上に福島男・中舘騎手を配し、万全の態勢だ。
-
レジャー 2007年07月06日 16時00分
松島特別(福島芝2000m 7日) 藤川京子 サンワードブルが古馬一蹴よ
松島特別は3歳馬サンワードブルが古馬をまとめて面倒みます。前々走で未勝利勝ち。昨年10月にデビュー後、7戦目にしてようやく1勝を挙げた遅咲きですが、ここへきてやっとしっかりしてきました。 使い出しのころは追ってフラフラ。口向きも悪く、何もかもが“お子ちゃま”といった感じでした。乗り役はさぞかし苦労したことでしょう。それでも、最後にジワジワと伸びてくる脚には「いずれは」の希望の光を抱かせました。 冬場は番組の関係もあり、ダートに転向。勝利を挙げることはできませんでしたが、砂を被るタフな競馬を経験したことで、もまれ強くなりましたし、パワーのいる馬場で底力をつけることもできました。いい成長過程を踏めたと思います。 そして、再び芝に戻した3走前から、ようやく真価を発揮し始めました。鋭い末脚を発揮して3着したのを足掛かりに、ポンポンと2連勝。とくに、前走の夏木立賞は昇級戦にもかかわらず、直線大外からの豪快な差し切り勝ち。ひどかったササり癖もすっかり改善され、力強いフォームで駆け抜けました。馬もやる気十分で、小柄な馬体も大きく見せています。 何より、芝2000m1分59秒4の時計も優秀です。一戦ごとに大きく成長している姿はまるで別馬を見ているよう。この分だと、ここもあっさり通過できそうですね。 福島は初めてですが、手前の関係で右回りの方がスムーズなタイプ。しかも、10頭立てと頭数は手ごろですから、小回りはさほど気にすることないでしょう。54kgを生かし、鋭い決め手で突き抜けます。
-
レジャー 2007年07月06日 16時00分
松島特別(福島芝2000m 7日)本紙・橋本は叩き2戦目でドリーミーオペラが一変
悲運の貴公子と呼ばれたテンポイントを近親に持つ素質馬、ドリーミーオペラに期待。 休み明けで掛かり気味に逃げて失速した稲村ヶ崎特別4着は参考外。1度使って落ち着きが出たし、今度はスムーズに折り合いもつくはず。頭数も手ごろでリズムよく走れるだけに、間違いなく能力全開できるだろう。 体質が弱く休養を繰り返してきたため、5歳馬だがキャリアは<3108>と3歳馬並み。その分、プラスアルファは計り知れない。 440kg前後の小兵で、小回り平坦コースにかわるのもプラスになる。ここは勝利のおぜん立てが整っており、差し切りが決まるとみた。 相手はこのクラスの安定勢力ショートローブス。得意の福島に照準を合わせてきており、好勝負必至だ。 3歳の精鋭、サンワードブルが逆転候補。△勢の食い込みも。
-
-
レジャー 2007年07月06日 16時00分
津軽海峡特別(函館ダ1700m 7日)本紙・古谷は充実一途レゴラスのV2
前走は休み明けで30kg増ながら、腹目はスッキリ。6歳馬だが、まだ8戦のキャリアのレゴラスにとっては今が充実期といえるほど、迫力のある好馬体を誇っていた。滞在競馬なら通常より10kgほど増えていても、能力にはそれほど影響しないもの。楽に突き放したレース内容からも、前走の馬体増はまったく心配しなくて良い。昇級初戦でも、このメンバーなら即通用だ。 マナーハウスは先行してしぶとく、クラス実績もある。ひと叩きされた上積みも必至。
特集
-
岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
芸能
2025年08月05日 23時00分
-
野球人生“燃え尽きた”元プロ野球選手・宮國椋丞氏 今後は「周りの人に頼られたり、笑顔にしたい」
スポーツ
2025年07月25日 23時30分
-
-
豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
-
宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
芸能
2025年07月14日 17時00分
-
元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分