レジャー
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レジャー 2007年07月23日 16時00分
関越S 3歳馬マコトスパルビエロが圧逃のレコードV
22日(日)の新潟メーン「関越S」(オープン ダ1800m)は、単勝5番人気の伏兵マコトスパルビエロ(北村宏騎手)が、驚異のレコードで3馬身差をつける逃げ切り勝ち。猪苗代特別に続き2連勝を達成。3歳馬恐るべしを強烈にアピールした。勝ちタイムは1分49秒7(稍重) 殊勲の北村宏騎手は「先生(鮫島師)からは、行く馬がいなかったら行ってくれと指示が出ていた。4角で後ろを見たら差があったのでヨシ!と思った。強かったですね」と会心の勝利に酔いしれた。テン乗りながら見事なファインプレーだ。 一方、鮫島師は「51kgといっても3歳馬。百戦錬磨の古馬が相手で半信半疑だったけど、力をつけているんだね。この後は様子を見て、(盛岡の交流GI)ダービーグランプリに挑戦したい」と胸を膨らませた。
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レジャー 2007年07月23日 16時00分
函館記念 エリモハリアーが3連覇達成
馬が勝ち方を知っていた。サマー2000シリーズの第2戦「第43回函館記念」(JpnIII 函館芝2000m 22日)は、7番人気のエリモハリアーが2分2秒8(良)のタイムで制し、史上3頭目の平地同一重賞3連覇の偉業を達成した。2着には9番人気のロフティーエイムが1馬身差で入り、馬単4万3370円、3連単38万5960円の大波乱になった。 前哨戦の巴賞で最下位の11着に敗れ、単勝7番人気の低評価。が、鞍上の武幸騎手は叩かれた上積みを肌で感じていた。「雰囲気が全然違っていた。スタートから、すべてうまくいったし、すごくいい感じで走っていた」 逃げると思われたコスモテナシャスがレース前に放馬し、競走除外に。前半の1000m通過が1分3秒0という超スローになったが、後方集団のインでじっと我慢。勝負どころで外に出すと、直線は迷わず馬群の真ん中へ突っ込んだ。2着ロフティーエイムに1馬身差をつける完勝に、「手応えが良く、4角ではどこを割ろうかという感じ。うまく前があいてくれたし、今日は強いのひと言でした」と笑顔の武幸騎手。昨21日は兄・武豊騎手の史上最多勝達成で報道陣から質問攻めにあったが、北の大地で存在感を示した。 管理する田所秀師も感慨ひとしおの様子。「正直、今年は厳しいと思った。水曜の追い切りでもモタモタしていたから、土曜に前日追いをかけたんだが、あれで変わってくれた。馬が知っていたんだね」続けて、「よくここまで立ち直ってくれた。3連覇に挑戦するだけで満足と思っていたが、それ以上の結果を残してくれて本当に頭が下がる」と脱帽だ。 実は函館記念の後は、中1週でハンデ戦のみなみ北海道S(オープン 函館芝2600m)に向かう予定だったが、「すべて白紙に戻します」と師。次走は未定だが、「洋芝が合っている」ことから、札幌記念(JpnII 札幌芝2000m 8月19日)が有力視される。 昨年のサマー2000シリーズはスウィフトカレントと同点だったが、上位着順の差で優勝を逃しただけに、「ぜひリベンジしたいね」とトレーナーは前向きに話していた。復活したサマーホースから目が離せない。
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レジャー 2007年07月23日 16時00分
地方競馬特集 船橋の名門・川島正厩舎を陰で支える2人に迫る
最強“優勝請負”タッグといえばこの2人。昨年、シーチャリオットで羽田杯、東京ダービーの2冠を制したのに続き、今年も先日行われたジャパンダートダービー(JDD)をフリオーソで制し、2年連続でクラッシックホースを誕生させた。この2頭の担当厩務員(当時)がクリス・モル厩務員、調教パートナーが佐藤裕太騎手である。船橋の名門・川島正厩舎の土台を支える一員だ。 JDDでフリオーソが着けていたメンコとそろいの柄のベストを記憶している人は多いだろう。クリス厩務員がまとう毎回工夫を凝らした衣装は彼の勝負服だ。「競馬=マイライフ」と話すニュージーランド出身のグレーの瞳の持ち主はその言葉通り、5歳から馬と生活を共にしてきた。だが、その「馬歴」は決して一筋縄ではいかない。紆余曲折を経てここまできた。 15歳で騎手デビュー。ケガで引退後は調教師となり、デビュー年に重賞を制覇するなど活躍したが、15年目に引退。アメリカに渡り、競走馬専門の獣医学校で1年間学ぶ。その後、縁あって1995年に来日。北海道の牧場で働いていたが、2年半前に川島厩舎の門をくぐり、再び競馬の最前線へと足を踏み入れた。ざっと挙げただけでも職歴は多彩。長年の経験が独自の競馬論を生み、それが今日の活躍につながっている。今では千葉県富里市の厩務員学校で教鞭を執る機会もある。 一方、佐藤騎手はアジュディミツオー、トーセンジョウオーなど数々の重賞ウイナーの調教パートナーを務める名馬の背中を知り尽くす男だ。毎日午前2時から約20頭の調教をつける。一頭一頭の癖を把握し、馬と相談しながら会話をするように乗るという。本番に向けて丁寧に、丁寧に仕上げていく。今年のエンプレス杯でトーセンジョウオーから降りた内田博騎手が真っ先に佐藤騎手に「ありがとう」と言葉をかけた姿がとても印象的だった。 勝ってファンの前に立つのは調教師と騎手だが、「裏の優勝請負人」とでも呼ぶべき彼らが万全の状態で馬を送り出すからこそ、勝利を引き寄せることができる。これからまた、どんな名馬を誕生させてくれるのか。最強タッグに注目だ。
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レジャー 2007年07月23日 16時00分
川崎「スパーキングサマーC」 南関東の筆頭ルースリンドが他地区勢を迎撃態勢
今週の川崎競馬のメーンは、あす24日に行われる地方交流戦の「第4回スパーキングサマーC」(SIII 1600m)。南関東から7頭、他地区から4頭が栄冠を求め、名乗りを上げた。船橋・矢野義厩舎のルースリンド(牡6歳)も初重賞制覇を目指し、気を吐く一頭。蟻洞(ぎどう)との闘いに打ち勝ち、今年4月、1年1カ月ぶりに復帰を果たしてからは2着が2回。あと一歩のところで勝利を逃してきたが、今度こそ待望の勝利へ陣営も躍起になっている。 21日、早朝。船橋競馬場(左回り・稍重)の本馬場に姿を現したルースリンドは、500kg強の馬体を揺らし、悠然と歩みを進めた。 調教パートナーの佐藤太騎手を背に、単走で5F64秒4→50秒2→37秒3→12秒0を計時。直線で気合づけのステッキが3発入ると鋭く反応し、ゴール板を真一文字に駆け抜けた。すでに1週前の14日にもメーンエベンター(牡7歳、船橋・川島正厩舎)と併せ、5F63秒2→49秒3→36秒8(強め・併入)をマーク。2カ月ほどローテーションはあいたものの、ここを目標に万全の態勢が整っている。 前走の大井記念は痛恨の出遅れ。後方からの競馬を強いられ、2着まで追い上げるのがやっとだった。自信を持って臨んだ陣営にとっては非常に悔しい結果となった。 「前走時のいい状態をキープできているし、ここまで予定通りにきているからね。中団より前で競馬できれば」矢野義師の言葉にも今度こそという強い思いがにじむ。 近走は長めの距離を使われてきたものの、過去の実績を見ても本質はマイラーだ。「川崎のマイルで勝っているからね」と師も7戦全勝と抜群の成績を誇るこの距離に絶対の自信を見せる。 休養明け初戦時にはまだ蟻洞の跡が残っていた蹄もほぼ完全に伸びた。そして、もうすぐ…8月8日は同馬の主戦を務めていた佐藤隆騎手の命日にあたる。「大きいところが獲れる馬」かつてのパートナーの熱い思いと厩舎初の重賞制覇へ夢を膨らませる陣営の期待感。いまこそ飛翔のときがきた。
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レジャー 2007年07月21日 15時00分
函館記念 藤川京子 北の大地でアドマイヤフジが完全復活よ
北の大地でフジが完全復活よ。あす22日(日)、函館競馬場で行われる「第43回函館記念」(JpnIII 函館芝2000m)は近年、人気通りで決着しているが、女馬券師・藤川京子が下した決断は「今年も堅い」。自信を持って◎に推したアドマイヤフジは57.5kgのハンデ頭ながらも、そこは最強メンバーが集った宝塚記念の4着馬。ローカル重賞での敗戦は許されない。 毎年、比較的荒れる函館記念ですが、昨年は人気通りの決着。今年はトップハンデ57.5kgの◎アドマイヤフジが器の違いを見せつけます。 3歳時には3冠レースで皐月賞5着、ダービー4着、菊花賞6着と掲示板を一度しか外していない実力馬で、その後は準オープン→日経新春杯(GII)を連勝。体に実が入り、本格化の兆しが見えてきた矢先のことでした。 胸椎を骨折してしまい4歳時は11カ月もの休養を余儀なくされてしまいました。首の付け根部分の骨折はあまり聞き慣れませんが、もう大丈夫みたいですね。 復調の兆しが見え始めたのは前々走の目黒記念。スタートがバッチリ決まり、すんなり好位につけての追走。残り1Fで先頭に立ったところを実績馬ポップロック、軽ハンデ51kgのココナッツパンチに差され、3着に終わりましたが、見応えたっぷりのレースでした。勝ちにいっての競馬でしたし。評価は大です。やっぱり力がありますよね。 そして、それをさらに強く思わせたのが前走の宝塚記念。現役トップ馬たちが一堂に集結したレースでしたが、王者アドマイヤムーンから0秒5差4着。13番人気と評価は低かったですけど、意地を見せてくれました。流れが速かったので後方から競馬を進めたのもよかったですが、展開が味方しただけでははっきりいって勝負できる相手ではありません。直線、馬場の真ん中から力強く伸びてきたフジの脚は、もう本物です。 あと、この馬のすごいところは自在に動けるところ。目黒記念のように前々でも、そして前走のように後方一気もできます。反応が良くてすぐに動けるし、大型馬だけど以外に器用なんですよ。好位も取れるので、小回りコースは克服してくれると思います。重い芝も、ただ切れるだけのタイプではなく、パワーがあるので問題ないでしょう。 最終追いは時計自体は早くありませんが、それまで栗東で十分に乗り込んできたので馬のやる気は十分。雰囲気はとてもいいですね。そして、母アドマイヤラピスが函館2000mを勝っているのも心強いデータです。完全復活したフジが、夏の戦いに挑みます!
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レジャー 2007年07月21日 15時00分
関越S(オープン 新潟ダ1800m 22日)谷やんの儲かりまっせ 関西馬オースミヘネシーが勝負がかり
奥深き馬券道に翻弄されること27年。とりわけ、競馬記者になってからの24年間は取材を通して、「いつ、いかなる馬が、どのような状態と条件で、どういう走りと結果を出せたのか」という検証の記憶をかえりみることの大切さを肝に命じ続けてきた。時には精進、そして、時にはその努力の賜物とばかり、「ハマった! ここが勝負だぜ!」と、普段は鈍感な記者の五感にビンビンくる馬もいるからたまらない。 先週の日曜小倉7R。今年の菊花賞馬(?)バトルバニヤンの単賞で、ガッツリ稼がしてもらえた自称・勝負師の記者は何だかんだいいつつも、幸せ者といえるだろう。 もちろん、大上段に構えているわけではなく、負ければ赤っ恥の土産(みやげ)が待っている。事務的に印を打っている(?)ようなボンクラサラリーマン記者の日々は、小生にとってはクソ食らえだ。閑話休題。 今年、解散した湯浅厩舎時代から親交が厚く、精度の高いタレ込み情報を流してくれる黒田助手が、「2走前のブリリアントSを使う前から、夏の新潟の関越Sに照準を定めている」と記者に耳打ちしてくれたのがこの馬だ。 間隔があきすぎているため、距離不安は覚悟の上で攻め馬がわりに使った前走のプロキオンS。発走直後にトモを滑らせる不利がありながらも、終いしっかりと伸びた脚に、次走は必ず走ると直感した。そして、その寸分狂いない仕上がりを18日のBコース(6F80秒2→65秒1→51秒0→37秒3→11秒8)で、しかと確認した鹿屋助手から、この後押しの言葉が出れば勝利は間違いないだろう。 「冬場と違って持病の裂蹄の心配がまったくありませんからね。この馬は夏こそが稼ぎ時だし、ホントにすごいデキ。新潟コースは昨夏の柳都Sで圧勝しているし、9月のシリウスSも落馬寸前の不利がなければ勝っていた」 関越Sは関西馬オースミヘネシーが負けるわけがない!!
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レジャー 2007年07月21日 15時00分
函館記念 本紙・古谷はアドマイヤフジ本命
函館と札幌の開催が入れ替わり、函館記念はハンデ戦に変わったことで、夏のローカル重賞的な位置づけになった。実力馬が実力通りに収まらず、「荒れる函館記念」と定着していた。 しかし、ここ4年で1番人気は<2101>。昨年は1、2、3番人気の順に入線、順当な結果となった。今年はハイレベルの宝塚記念で4着に好走したアドマイヤフジが参戦し、注目が集まる。 ディープ世代のダービー4着馬が、ここにきて復調気配。週末の雨予報も、前走の内容から心配はない。ハンデの57.5kgも、実績を考えれば恵まれた印象。秋に大輪を咲かせるためにも、ここは負けられない一戦だ。
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レジャー 2007年07月21日 15時00分
関越S(オープン 新潟ダ1800m 22日)本紙・橋本はテンジンムサシ◎
満を持して出走するテンジンムサシが狙い目。 福島TVオープンは11着に終わっているが、1年8か月ぶりの実戦で“調教代わり”だっただけに、参考外。着差も0秒9なら悲観する内容ではない。 1度使って上積みは大きい。ダートは1戦1勝と経験は少ないが、そのブリリアントSは4馬身差の圧勝劇を演じており、隠れたダートの鬼といっていい。 江田照騎手が負傷したため、蛯名騎手に白羽の矢が立ったが、乗り代わりは“勝利のVサイン”と見て間違いない。これから重賞を取るためには、勝って賞金加算が至上命題。差し切りが決まる。 ドンクールが順当に相手になる。
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レジャー 2007年07月20日 16時00分
日本海S(新潟芝2200m 21日)藤川京子 ゴールデンメインの能力が一枚上よ
日本海Sはゴールデンメインの能力が一枚上です。 2年6カ月の休養明けだった前々走の清水Sは距離が忙しいというよりも、さすがにブランクが長すぎてレース勘が戻っていないという感じでしたが、再び休養を挟んだ7カ月半ぶりの前走・グリーンSでは0秒1差3着と地力を見せました。しかも、道中は最後方グループ。直線でゴチャつき追い出しが遅れなければ、ゴール前の勢いは一番でしたから頭まであったと思います。 強い相手と戦っているだけあって、馬群でもまれたり、不利を受けたりしてもヘッチャラ。むしろ、その方が燃えるタイプといえるかもしれません。第一に4歳時、御堂筋Sの2馬身半差圧勝があるように、このクラスでは力が違うような気がします。 2500mで2勝と長距離は得意ですし、とくに新潟のこの条件は直線も長く、じっくり行けるので絶対にプラスです。平坦の左回りも中京で勝ち鞍があるので問題ありません。土曜は雨予報ですが道悪もこなせますから、かえって有利に働くかも。良馬場希望の馬の方が多いですしね。 強い7歳世代ですから、ここは甘く見てはいけません。少し気難しいところはありますが、10頭立ての少頭数なら何とかしてくれるはずです。
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レジャー 2007年07月20日 16時00分
内外タイムス賞 アジュディビルダーが圧倒的人気に応えた
本社杯「内外タイムス賞」は19日、浦和競馬場で行われ、石崎隆騎手騎乗のアジュディビルダーが(牡4歳、船橋・舘保昌厩舎)が単勝1.6倍の1番人気に応えて優勝(勝ち時計1600m1分43秒3・重)した。 ゴールドサターンが取消、クラマササンバが除外で9頭立てとなったレースは、モエロタケショウが逃げてやや縦長の展開。3番手集団の外側で追走したアジュディビルダーは、3角過ぎから前進を開始すると、4角で先頭に立ち、そのまま押し切った。 若駒時には鎌倉記念(2着)、ニューイヤーC(5着)と重賞でも上位争いをしていた素質馬。転入から4戦目で待望の勝利に舘師は「順調なら能力はある馬。もっと上のクラスでもやれる」と期待をふくらませていた。
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