2年6カ月の休養明けだった前々走の清水Sは距離が忙しいというよりも、さすがにブランクが長すぎてレース勘が戻っていないという感じでしたが、再び休養を挟んだ7カ月半ぶりの前走・グリーンSでは0秒1差3着と地力を見せました。しかも、道中は最後方グループ。直線でゴチャつき追い出しが遅れなければ、ゴール前の勢いは一番でしたから頭まであったと思います。
強い相手と戦っているだけあって、馬群でもまれたり、不利を受けたりしてもヘッチャラ。むしろ、その方が燃えるタイプといえるかもしれません。第一に4歳時、御堂筋Sの2馬身半差圧勝があるように、このクラスでは力が違うような気がします。
2500mで2勝と長距離は得意ですし、とくに新潟のこの条件は直線も長く、じっくり行けるので絶対にプラスです。平坦の左回りも中京で勝ち鞍があるので問題ありません。土曜は雨予報ですが道悪もこなせますから、かえって有利に働くかも。良馬場希望の馬の方が多いですしね。
強い7歳世代ですから、ここは甘く見てはいけません。少し気難しいところはありますが、10頭立ての少頭数なら何とかしてくれるはずです。