レジャー
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レジャー 2007年07月25日 16時00分
アドマイヤムーン 40億円でゴドルフィンに移籍
宝塚記念を制したアドマイヤムーン(牡4歳、栗東・松田博厩舎)が、ドバイのシェイク・モハメド殿下が率いるゴドルフィンに移籍することになった。購買価格は40億円。 近藤利一オーナーが24日、日本中央競馬会(JRA)で開かれた記者会見で明らかにしたもので、「7月11日に正式にオファーがきた。悩んだが、21日の函館競馬で持ち馬が故障して決断、前向きに回答した。モハメド殿下は世界最高の競馬人。ムーンにとっては名誉なことだし、馬は生き物。いい状態の時に将来を考えてあげるのがオーナーの務めだから。細かい詰めがあるので、正式な契約はまだだが、ほぼ成立したと思ってもらっていい」と話した。 移籍の時期は未定だが、同オーナーは「天皇賞を勝つのが私の悲願だし、ぜひ使いたい」としており、天皇賞・秋が行われる10月28日以降になる見込みだ。 松田博師の話「評価してもらったのは最高のことだし、光栄に思っている。国内で使う時はうちの厩舎でやらせてもらえると思うし、日本人ジョッキーでいくなら岩田騎手でと考えている」 吉田勝己ノーザンファーム代表の話「生産者としては社台スタリオンで種馬にしたいのはやまやまだが、馬にとっては成功だからね。商売人としても高い値段がついたら売るのが当たり前だと思う」
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レジャー 2007年07月25日 16時00分
小倉記念 “小倉の主”メイショウカイドウが1年ぶりに復帰
王者が帰ってきた。小倉のドン・メイショウカイドウが1年ぶりに復活する。小倉8勝、うち重賞4勝。圧倒的な実績馬が「第43回小倉記念」(JpnIII 小倉芝2000m 29日)で3度目の同一重賞制覇に挑む。久しぶりでも仕上がりは良好。59.5kgのハンデは厳しいが、先週、JRA通算最多勝を達成した武豊を背に伝説に挑む。 心配はいらない。そう坂口大師は言い切った。「疲れがなかなか抜けず長引いたけど、早い段階からここを目標に調整してきた。仕上がらなかったら使わないぐらいの気持ちだったから」とうなずいた。 メイショウカイドウが1年ぶりに帰ってくる。昨年の小倉記念以来。あのレースは6着と伸び切れなかったが、それにははっきりした敗因があった。 「3角から外をマクるのが小倉でのこの馬の勝ちパターン。ところが去年は1番枠で包まれた。それにいつも調教している坂路が閉鎖されて本当に苦労したから」 その点、この中間は坂路でしっかり乗り込まれている。20日の1週前は800mを53秒2→38秒6→12秒5。「時計のかかる馬場状態だったし、速い方だと思う。8歳といっても1年休んでいたので、実質は7歳のようなもの」といい感じに仕上がってきた。 小倉は<8124>。うち重賞は4勝。小倉記念も2勝している。まさにミスター小倉だ。しかも鞍上は武豊。先週には7勝を上乗せし、岡部幸雄氏の持つJRA最多勝記録を塗り替えた。 人も馬も思い出の尽きない最高の舞台、それが小倉だ。 坂口大師は言った。「小倉のファンが待ってくれている。ウイナーズサークルはいつもGIを勝ったように盛り上がるからね。59.5kgは厳しいけど、何とか期待にこたえたい」あの感動をもう一度。準備は整った。 【最終追いVTR】坂路で3週連続の併せ馬。久々とは思えぬ闘争心を見せ、併せたマヤノリバティに1馬身先着。ラスト1F12秒8の数字以上にゴール前の脚は目立った。中間はプールを併用し、これでもかというほど乗り込まれており、力は出せる仕上がりだ。
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レジャー 2007年07月25日 16時00分
北陸S “サウスポー”トウショウギアが必勝態勢
29日(日)の新潟メーン「北陸S」(オープン ダ1200m)は、欅Sをレコードで圧勝したトウショウギアが優勝候補の最右翼。際立っているのは全11勝中10勝(うち新潟2勝)を左回りで挙げている点だ。連勝の絶好機に、池上助手は「ここを勝って賞金を加算したい」と気合十分だ。 「相手うんぬんより、自分自身と59kgとの戦い」欅Sの再現を狙うトウショウギアの課題は池上助手が指摘したこのひと言に尽きる。 その欅Sは58kgを背負って驚異のレコード勝ち。4角で先頭に立つと、あとは独壇場。最後は後続を4馬身突き放すケタ違いの強さを見せつけた。その内容から、1kg増の59kgは心配ないように思えるが…。「相手は55-56kgでしょう。やはり気になりますよ」前走圧勝も、カブトの緒を締めることを忘れない。 もう一点は「いかに自分のリズムで走れるか」。自分の型に持ち込んだときの強さは欅Sで証明済みだが、一度それが崩れてしまうと気難しい面を出すモロさも同居している。だからこそ、「小細工はいらない」と言い切る。同型馬との駆け引きは無用。「番手か、3番手でスムーズに流れに乗れれば」たとえ乱ペースに巻き込まれたとしても、自分の競馬を貫き通せばヘコタレることはないと確信している。 もっとも、その自信は当地<2103>のコース実績に加え、抜かりなく仕上がった状態面からきている。「夏に強いタイプではないけど、涼しい日が続いたのでうまく調整できた。いい状態で臨めます。今後のためにどうしても勝ち進み、賞金を大きく加算させたい」池上助手は盛んに腕を撫していた。 【最終追いVTR】坂路で単走。終始、馬なりながらも動きは実にリズミカル。ラストも余力十分に12秒1をマークし、好調キープをアピールした。ひと息入ったが、体つきもすっきりしている。
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レジャー 2007年07月25日 16時00分
スパーキングサマーC ルースリンド 故人に捧ぐ初重賞V
24日、川崎競馬場で行われた「第4回スパーキングサマーC」(SIII 1600m)は内田博騎手騎乗のルースリンド(牡6歳、船橋・矢野義厩舎)が1番人気に応え、自身と厩舎ともに初めての重賞制覇を果たした。 先行争いが加熱するのを見て冷静に後方待機し、向正面で徐々に前進を開始。4角で逃げるキングスゾーンを捕らえ、一気に3馬身突き放した。勝ち時計は1分40秒8(良)。 今月22日には、かつて同馬のパートナーを務めていた故佐藤隆騎手の一周忌が営まれたばかり。「いつか大きいところが獲れる馬」と話していた故人への1年越しの“鎮魂走”となった。 次走は東京記念(SII 2400m 10月4日 大井)を予定している。
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レジャー 2007年07月24日 16時00分
小倉記念 夏の2000王者がいよいよ始動
狙うはもちろん王座防衛だ。2年連続でサマー2000シリーズ覇者を狙うスウィフトカレントが、昨年と同じ「第43回小倉記念」(JpnIII 小倉芝2000m 29日)で足場を固める腹積もりだ。昨年は55kgの恵量で快勝したが、ひと回り成長した今年は重ハンデにも臆するところはない。良馬場なら、この相手なら…陣営も相当な自信だ。 「今回も天気次第ですね。それが一番デカいかな」と徳江助手は苦笑いを浮かべた。 悔しそうに振り返ったのは前走の宝塚記念だ。デキは絶好。史上最高といわれた豪華メンバーでも好勝負になると送り出したが、当日はあいにくの雨。苦手の道悪を前に、最後方から無抵抗のまま13着に沈んだ。 「そんなに走っていない。ノリ(横山典)さんが明日にでも競馬に使えるぐらいといったほどですから」 その後は目標をすぐ切り替えた。昨年に続くサマー2000シリーズの連覇だ。宝塚記念の後はいつものように栗東近郊のグリーンウッドへ放牧に。リフレッシュして、19日、栗東に帰厩した。 「向こうでも緩めずに乗ってきました。順調にきています。意外と夏場は強いんですよ」と徳江助手はうなずいた。 昨年の小倉記念は実に渋く、強かった。道中は後方待機。4角から内に狙いを定めて狭いところを一気に突き抜けた。切れ味に加え、うまさも見せた。 「ハンデは軽かったけど、勝ちっぷり自体が半端じゃなかったでしょう」今年はハンデ58kgを背負わされるが、「同じ58kgだった秋の天皇賞が2着。そのぐらいは背負いなれているから大丈夫じゃないですか」と意に介していない。 そして、当日は力強い援軍が駆けつけそうだ。サマーシリーズは北海道を主戦場にしている横山典が急きょ、小倉に参戦するというのだ。 「ノリさんが小倉に来るというぐらいだから、よっぽど手応えがあるんでしょうね。確かに、宝塚記念がパンパンの良馬場だったらどこまでやれたか、見てみたかったというのもある。距離もこれぐらいが一番いいし、このメンバーならと思います」 昨年はこのレースを勝ち、新潟記念4着でサマー2000の王者争いに競り勝った。パワーアップした今年はそれ以上の圧勝で、王座防衛を目指す。
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レジャー 2007年07月24日 16時00分
小倉記念(JpnIII 小倉芝2000m 29日) 夏女サンレイジャスパーが怪気炎
夏女がきっちり調子を上げてきた。サマーシリーズの本場・小倉で、サンレイジャスパーが念願の重賞初Vを目指す。 「この前は内外離れてしまったからね。ユタカのディアチャンスは内が開いて、こちらは外を回った。位置取りの差だったなあ」2着に惜敗したマーメイドSを三浦厩務員はそう振り返った。 とはいえ、昨秋のエ女王杯から前々走のヴィクトリアMまで、大敗続きですっかり鳴りを潜めていたのが、前走で見事復活。夏女の面目躍如だった。 今回の目標はもちろん「勝利」のみ。三浦厩務員も「重賞2着が4回もある。何とか勲章を獲らせてやりたい」と意気込む。 デキはさらに上昇ムードだ。18日の1週前追い切りは栗東の坂路。1本目を81秒1で脚慣らしした後、2本目に800m52秒6→38秒9→25秒4→12秒4をマークした。当日は馬場が悪く、時計のかかる状態。そこで弾き出したこのタイムはかなり優秀だ。 「ハミをかけたらスッと反応してくれたし、状態は本当に良さそう。寒い時季は冬毛が伸びて見栄えしないんだけど、今は全然違う。カイバを食べるスピードも速い」 昨年の小倉記念は4着。2着のヴィータローザに外からまくられ、早めに仕掛けざるを得なかった不本意な競馬だった。今年はじっくり脚をため、ゴール前の強襲を狙う。
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レジャー 2007年07月24日 16時00分
ローカル回想記 脚部不安と戦い続けたハーディゴッドを振り返る
脚部不安を抱え、素質が埋もれたまま引退した馬は、星の数ほどいる。それも、“ガラスの脚”を持つサラブレッドの宿命なのだが…。 もし、「今のように坂路や、Wコースで調教ができたら、もっと活躍できたと思う」と述懐するのは滝口政司厩務員だ。1985年の新潟記念を優勝した愛馬ハーディゴッドのことである。 「デビュー当時からトウ骨が痛かった。だから冬場は体が硬くなって、走れなかった」人にはいえない苦労を重ねてきた。しかし、競馬の神様は努力に見合った最高のプレゼントをもたらした。「後にも先にも重賞を勝ったのは初めて」至福の瞬間が20年以上立った今でも鮮明に蘇る。 その日は朝から雨。滝口さんは「嫌な予感がした」と胸騒ぎを覚えたが、レース前に雨は上がった。水はけの良い新潟コースだったことも幸いし、栄冠を手にしたのだった。 トウ骨の痛みは慢性的なもので、引退するまで脚部不安と二人三脚で戦った。そんな状態で足かけ5年、39戦(7勝)した愛馬を「無事是名馬だった」と讃える。 多くの馬がそうであるように、ハーディゴッドも人知れず現役を引退した。新潟記念を勝ったその年の福島記念(13着)が、現役最後のレースになった。引退後はJRAの日高の育成場に寄贈された。 愛馬との惜別のシーンが、滝口さんの脳裏を走馬灯のように駆けめぐる。「馬主(河内石太郎氏)から『最後まで面倒を見てくれ』と頼まれ、日高の育成場まで一緒に行った」と言う。 時間は止まったままだ。また暑い夏がきて、滝口さんは思い出の詰まったハーディゴッドの引き出しをそっと開けてみる。
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レジャー 2007年07月23日 16時00分
先週の新馬勝ち馬(小倉)
22日(日)の芝1200m戦でエイシンプレストン産駒が初勝利を記録した。断然の1番人気、武豊騎手騎乗のマルブツイースターを抑えて逃げ切ったのはエーシンプリリード(母エイシンリョンサン=栗東・坂口則厩舎)。480kgの牡馬だ。 上村騎手は「ダッシュだけ利かせたけど、スピードがありますね。控えても大丈夫だと思うし、距離が延びても平気でしょう」とニッコリだ。雨上がりの芝で1200m1分10秒0(稍重)の勝ち時計は水準以上。今後の成長が期待される。 21日(土)のダ1000m戦を逃げ切ったのはキンシニューストン(牡、父ヘクタープロテクター、母ハレルヤ=栗東・浅見厩舎)。勝ち時計の59秒2(重)は平凡だが、追い出してから実にしぶとかった。 同じく21日の芝1200m戦(牝馬限定)を1分10秒0(良)で快勝したマイネレーツェル(父ステイゴールド、母ケイアイベール=栗東・五十嵐厩舎)はゴール前で鋭い伸び。「前半はモタついたけど、追い出してしっかり。まだまだ良くなりますよ」と川田騎手は話していた。
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レジャー 2007年07月23日 16時00分
先週の新馬勝ち馬(新潟)
21日(土)の芝1000m戦(直線)はエフティアクトレス(父ファルブラヴ、母プライムステージ=美浦・矢野進厩舎)が2着を6馬身突き放す驚異のパフォーマンスを披露した。勝ちタイムは57秒2(稍重) 手綱を取った蛯名騎手は「前に馬を置くイメージだったが、スピードが違いました。最後は遊ばない程度に追っただけ」と満面笑みで振り返った。父はジャパンCをはじめGI8勝を挙げた超一流馬。初産駒のエフティアクトレスによって、生産界での人気は一段と高まりそう。 距離が延びることについて、矢野進師は「追ってからまた伸びたし、血統的にも大丈夫」と意に介していない。前途は洋々だ。次走は未定。「テンションが高くなっているので、ステークス(新潟2歳S)は使わず、秋まで放牧に出す」と言う。 同じく21日(土)の芝1800m戦は、直線で差し脚を爆発させたゴールドストレイン(牡、父ゴールドアリュール、母サクセストレイン=美浦・稲葉厩舎)が、断然人気のイノセントスカイに1馬身3/4差をつけて完勝した。勝ちタイムは1分52秒9(稍重)。 ゴールドアリュール産駒最初の勝ち馬という記録も刻まれた。コンビの木幡騎手は、「ジリジリと長くいい脚を使うところや、走るフォームまで母によく似ている」と印象を話した。 父(ダートGI4勝)と、母(クイーンC)から受け継いだDNAは豊富なスタミナ。「距離はもっと長い方がいい。新潟2歳Sの1600mは短すぎる」と稲葉師。次走は未定。 22日(日)の芝1400m戦は好位追走から力強く抜け出したスズジュピター(牡、父タニノギムレット、母ジュピタージャズ=美浦・高橋裕厩舎)が、1分23秒2(稍重)のタイムで勝ち名乗りを挙げた。 「調教師が固くなっていたので、無難に勝たないといけないと思った」後藤騎手はそう言って取り囲んだ報道陣を笑わせると、「遊び遊び走っていたが、まじめすぎず、ズブすぎず、いい勝ち方だった」と評価した。 なるほど、相手が来るのを待って追い出す余裕があったし、「いいものを感じる。素材はかなりなもの」と後藤騎手は興奮を隠しきれない様子だった。最後は父譲りの瞬発力で、あっという間に1馬身1/4突き放して見せた。このまま無事に行けば間違いなく、クラシックに駒を進めるだろう。 「新潟2歳S」(JpnIII 新潟芝1600m 9月2日)は出否未定だが、JRAの担当職員から出走を要請される一幕もあった。
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レジャー 2007年07月23日 16時00分
先週の新馬勝ち馬(函館)
150万ドルの高級外車スパークキャンドルの出走で注目された22日(日)の芝1800m戦。だが、将来性を占うこの戦いを制したのはフジキセキ産駒のレディービスティ(牝、母バンクシアローズ=栗東・藤原英厩舎)だった。道中は5F通過65秒3の緩やかな流れを、7番手からじっくり追走。ペースが上がった3角すぎで、一気のマクリ脚をさく裂。直線は人気のスパークキャンドルを外からねじ伏せるように交わすと、力強くゴールを駆け抜けた。 「ずっと手応えが良く、スパートのタイミングを計っていた。牝馬の割にはおとなしいし、馬込みを気にしない気性。注文がつかないタイプでこれからが楽しみ」とは手綱を取った松田騎手。緩ペースで勝ち時計1分54秒7(良)は平凡だが、上がりの競馬を一気に差し切った末脚は見どころ十分。次走は未定だが、今後も注目の一頭なのは間違いない。
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