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小倉記念 “小倉の主”メイショウカイドウが1年ぶりに復帰

 王者が帰ってきた。小倉のドン・メイショウカイドウが1年ぶりに復活する。小倉8勝、うち重賞4勝。圧倒的な実績馬が「第43回小倉記念」(JpnIII 小倉芝2000m 29日)で3度目の同一重賞制覇に挑む。久しぶりでも仕上がりは良好。59.5kgのハンデは厳しいが、先週、JRA通算最多勝を達成した武豊を背に伝説に挑む。
 心配はいらない。そう坂口大師は言い切った。「疲れがなかなか抜けず長引いたけど、早い段階からここを目標に調整してきた。仕上がらなかったら使わないぐらいの気持ちだったから」とうなずいた。
 メイショウカイドウが1年ぶりに帰ってくる。昨年の小倉記念以来。あのレースは6着と伸び切れなかったが、それにははっきりした敗因があった。
 「3角から外をマクるのが小倉でのこの馬の勝ちパターン。ところが去年は1番枠で包まれた。それにいつも調教している坂路が閉鎖されて本当に苦労したから」
 その点、この中間は坂路でしっかり乗り込まれている。20日の1週前は800mを53秒2→38秒6→12秒5。「時計のかかる馬場状態だったし、速い方だと思う。8歳といっても1年休んでいたので、実質は7歳のようなもの」といい感じに仕上がってきた。
 小倉は<8124>。うち重賞は4勝。小倉記念も2勝している。まさにミスター小倉だ。しかも鞍上は武豊。先週には7勝を上乗せし、岡部幸雄氏の持つJRA最多勝記録を塗り替えた。
 人も馬も思い出の尽きない最高の舞台、それが小倉だ。
 坂口大師は言った。「小倉のファンが待ってくれている。ウイナーズサークルはいつもGIを勝ったように盛り上がるからね。59.5kgは厳しいけど、何とか期待にこたえたい」あの感動をもう一度。準備は整った。

 【最終追いVTR】坂路で3週連続の併せ馬。久々とは思えぬ闘争心を見せ、併せたマヤノリバティに1馬身先着。ラスト1F12秒8の数字以上にゴール前の脚は目立った。中間はプールを併用し、これでもかというほど乗り込まれており、力は出せる仕上がりだ。

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