上村騎手は「ダッシュだけ利かせたけど、スピードがありますね。控えても大丈夫だと思うし、距離が延びても平気でしょう」とニッコリだ。雨上がりの芝で1200m1分10秒0(稍重)の勝ち時計は水準以上。今後の成長が期待される。
21日(土)のダ1000m戦を逃げ切ったのはキンシニューストン(牡、父ヘクタープロテクター、母ハレルヤ=栗東・浅見厩舎)。勝ち時計の59秒2(重)は平凡だが、追い出してから実にしぶとかった。
同じく21日の芝1200m戦(牝馬限定)を1分10秒0(良)で快勝したマイネレーツェル(父ステイゴールド、母ケイアイベール=栗東・五十嵐厩舎)はゴール前で鋭い伸び。「前半はモタついたけど、追い出してしっかり。まだまだ良くなりますよ」と川田騎手は話していた。