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先週の新馬勝ち馬(新潟)

 21日(土)の芝1000m戦(直線)はエフティアクトレス(父ファルブラヴ、母プライムステージ=美浦・矢野進厩舎)が2着を6馬身突き放す驚異のパフォーマンスを披露した。勝ちタイムは57秒2(稍重)
 手綱を取った蛯名騎手は「前に馬を置くイメージだったが、スピードが違いました。最後は遊ばない程度に追っただけ」と満面笑みで振り返った。父はジャパンCをはじめGI8勝を挙げた超一流馬。初産駒のエフティアクトレスによって、生産界での人気は一段と高まりそう。
 距離が延びることについて、矢野進師は「追ってからまた伸びたし、血統的にも大丈夫」と意に介していない。前途は洋々だ。次走は未定。「テンションが高くなっているので、ステークス(新潟2歳S)は使わず、秋まで放牧に出す」と言う。
 同じく21日(土)の芝1800m戦は、直線で差し脚を爆発させたゴールドストレイン(牡、父ゴールドアリュール、母サクセストレイン=美浦・稲葉厩舎)が、断然人気のイノセントスカイに1馬身3/4差をつけて完勝した。勝ちタイムは1分52秒9(稍重)。
 ゴールドアリュール産駒最初の勝ち馬という記録も刻まれた。コンビの木幡騎手は、「ジリジリと長くいい脚を使うところや、走るフォームまで母によく似ている」と印象を話した。
 父(ダートGI4勝)と、母(クイーンC)から受け継いだDNAは豊富なスタミナ。「距離はもっと長い方がいい。新潟2歳Sの1600mは短すぎる」と稲葉師。次走は未定。
 22日(日)の芝1400m戦は好位追走から力強く抜け出したスズジュピター(牡、父タニノギムレット、母ジュピタージャズ=美浦・高橋裕厩舎)が、1分23秒2(稍重)のタイムで勝ち名乗りを挙げた。
 「調教師が固くなっていたので、無難に勝たないといけないと思った」後藤騎手はそう言って取り囲んだ報道陣を笑わせると、「遊び遊び走っていたが、まじめすぎず、ズブすぎず、いい勝ち方だった」と評価した。
 なるほど、相手が来るのを待って追い出す余裕があったし、「いいものを感じる。素材はかなりなもの」と後藤騎手は興奮を隠しきれない様子だった。最後は父譲りの瞬発力で、あっという間に1馬身1/4突き放して見せた。このまま無事に行けば間違いなく、クラシックに駒を進めるだろう。
 「新潟2歳S」(JpnIII 新潟芝1600m 9月2日)は出否未定だが、JRAの担当職員から出走を要請される一幕もあった。

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