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「第43回七夕賞」(GIII 福島芝2000m 8日) 藤川京子の本命はフォルテベリーニ

 サマー2000シリーズ第1弾「七夕賞」は◎フォルテベリーニが得意の福島で重賞初制覇を決めます。
 まだ重賞勝ちはありませんが、前走の新潟大賞典12着を除けば、ここまで一度も掲示板を外していない超堅実派。その前走はゲートが合わず最後方から。4角では大外を回らされましたし、上がりの速い決着で展開も向きませんでした。それでいて0秒7差なら、よく頑張っていたと思いますよ。
 同距離、同コースの昨秋の福島記念は2着。中団の前めで流れに乗り、最後の直線で馬体を併せる形になると勝負根性を発揮。外から脚を伸ばしたサンバレンティンには屈したものの、激しい2着争いを制しています。得意ではない荒れ馬場、しかも初重賞にして、これだけやれるのですから、この舞台との相性の良さがうかがえます。
 最終週の馬場はかなり荒れてきています。先週のラジオNIKKEI賞勝ちのロックドゥカンブは4角先頭だったように、
その他の2000m戦のレースだけを観ても、最低でも4角4、5番手以内にいないと勝つことは難しく、後方一気ではとてもじゃないですが、届かなくなっています。
 前走は出負けしましたけど、スタートさえ決めれば前々走のように好位で流れに乗れますし、馬群もヘッチャラなので中を割っていくようなガンガンに攻める競馬もできます。そして実際、福島記念で荒れ馬場をこなしているのも心強い限りです。
 前々走の大阪〜ハンブルクCは重賞級のメンバー相手に3着。ハイレベルな一戦で2400mをこなし、スタミナをつけているのも好感が持てます。今の福島は力のいる馬場ですからある程度、長いところを走れる持久力もプラスに働きそうです。
 <1100>の福島で、ベストの2000m。時計がかかりそうなのもいいし、ハンデ54kgも手ごろ。そして肝心の馬場もこなせるとなれば、条件はそろったも同然です。前走後は右前脚に疲れが出て放牧。そして6月22日に栗東に戻ったばかりですが、放牧先のグリーンウッドでも乗り込まれていましたから、体はできています。坂路での動きは軽快で集中した走りを見せていましたからね。役者はそろいましたが、この馬も最有力候補の一頭。名前に刻まれた“強さ”は、フォルテの秘めた闘志。接戦を勝ち抜きます。

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