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先週の新馬勝ち馬情報

 【福島】話題の白毛馬ユキチャン(14着)が登場した最終日(日)の芝1200m戦は、先行集団を進んだレオマイスター(牡、父ニューイングランド、母ローズレッド=美浦・古賀慎厩舎)が、直線満を持して抜け出すとダイワシークレットを競り合いの末、半馬身下した。勝ちタイムは1分11秒8(良)。
 「ゲートの中で待たされたが、よく我慢してくれた。直線抜け出してから、フワッとすると思ったが、田中勝騎手がうまく乗ってくれた。センスのいい馬です」人馬をともに称えた古賀慎師は、「跳びが大きいから、距離はもっと延びた方がいい」と期待を膨らませていた。次走は未定。
 【阪神】2鞍組まれた新馬戦はともに評判馬が敗れた。7日目(土)の芝1400m戦は1番人気のオースミマーシャルが2着。クビ差差し切ったのが武豊騎手騎乗の外国産馬バーキングウルフ(牡、父Hawk Wing、母Forest Call=栗東・安田隆厩舎)だ。
 勝ち時計は1分23秒0(良)。ゴール前の末脚がさえたが、武豊騎手は「短距離馬かな。でも根性がいい。マイルまでなら、何とか我慢しそう」と話した。478kgの外国産馬。今後の成長が期待される。
 最終日(日)の芝1800m戦はトールポピー、キャプテントゥーレに人気は集まったが、中団からグラスワンダー産駒のアーネストリー(牡、母レットルダムール=栗東・佐々木晶厩舎)が豪快な末脚で差し切り、2馬身差の完勝を収めた。
 佐藤哲騎手は「まだ子どもっぽい。でも、追い出したらしっかり伸びた。これからが楽しみな馬だね」と将来を嘱望していた。1分48秒7(良)のタイムは水準以上。508kgの立派な馬体も光る。クラシックが意識できる逸材か。

 【函館】1回最終日(日)の芝1800m戦で鮮やかな新馬勝ちを収めたのが、ファスリエフ(Fasliyev)産駒の外国産馬ミゼリコルデ(牝、母Match point=栗東・音無厩舎)だ。
 「終始インコースで難しい競馬になった」と四位騎手が振り返ったように、勝負どころでは前のバテた馬がジャマになり、外からマクられ動くに動けない形。それでも、外に出した直線は大外から一気の伸び脚(勝ち時計1分52秒9=良)。36秒6の上がり時計(3F)も上々で、鞍上の言葉通り「先々が楽しみ」な一頭だ。
 7日目(土)の芝1200m戦は好発を決めたサンダーガルチ(Thunder Gulch)産駒のイイデケンシン(牡、母ヘヴンリーアドヴァイス=栗東・昆厩舎)が、1番人気に応えて勝ち上がった。
 鞍上の藤田騎手が「馬場に出てまたがるとイレ込んだ」と言う通り、気性面の若さは今後の課題だが、2番手から差し切った内容は上々(勝ち時計1分11秒1=良)。こちらは函館2歳S(JpnIII 函館芝1200m 8月5日)に直行する予定だ。

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