レジャー
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レジャー 2007年12月06日 15時00分
クイーン賞 ホワイトメロディーが快勝
「第53回クイーン賞」(JpnIII 1800m)は5日、船橋競馬場で行われ、後藤騎手が手綱を取った2番人気のホワイトメロディー(牝3歳、栗東・加用厩舎)が、2番手から直線で抜け出し、メイショウバトラーを4馬身突き放して勝利。勝ち時計は1分51秒6(稍重)だった。 「前走で、ゲートを嫌がったので中間はゲート練習を中心に調整しました。今日はスタートが決まり、正攻法で持ち味をフルに生かす競馬ができた」と加用師。関東オークス馬がひとまわり成長した姿を見せ、南関に再びその名をとどろかせた。 次走は「第11回TCK女王盃」(JpnIII 大井1800m 1月16日)を予定している。
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レジャー 2007年12月06日 15時00分
朝日杯FS 本紙・橋本記者がアポロドルチェの堀井師を直撃!
2007年の2歳最強馬決定戦「第59回朝日杯FS」(JpnI 中山芝1600m 9日)が今週のメーン。最有力候補に目されているのは京王杯2歳Sを快勝したアポロドルチェだ。関東馬は今年のGI(JpnI)で関西馬に4勝16敗と大きく水をあけられており、東のファンはアポロとともに快哉をさけぶのを心待ちにしている。マイネルレコルト以来、3年ぶり2度目の栄冠を目指す指揮官の堀井調教師を、美浦黄門こと本紙・橋本千春記者が直撃インタビューした。 −−まず、追い切りの感想からお願いします。 堀井師「相変わらずいい動きだった。調教師の使命は、最善の状態で出走させることだが、現時点でやり残したことはないし、悔いの残らないデキに仕上がっている」 −−課題はありますか。 堀井師「とくにない。強いてあげれば、馬場入りするまでヤンチャでうるさいことに手を焼くぐらい。人間の子どもと同じで限度が分からないから、アクシデント(故障を誘発)が怖い。でも、ケイコでは優等生ですよ(笑)」 −−長所は? 堀井師「性格が素直で乗り役の指示通りに動けること。老婆心になるけど、運転手(後藤騎手)が間違った指示を出さない限り、能力は発揮できる」 −−距離とコースについては。 堀井師「もともと、芝の長距離指向で購入した馬だから心配していない。あとは、中山の千六はトリッキーで変則なコースだから、騎手の技量が問われることかな。でも、関東のナンバーワン・ジョッキーだし、大船に乗った気持ちでいますすよ(笑)」 −−3年前には、マイネルレコルト(後藤騎手)が、レコードで優勝しています。 堀井師「レコルトは気性の激しい馬で、常に折り合いが心配だった。でも、アポロドルチェの場合はスムーズに折り合いがつくし、自分で競馬をつくれるから安心して見ていられる」 −−最後に意気込みをお願いします。 堀井師「現在の心境を言葉で表わせば、人事を尽くして天命を待つ。そして、ここ(朝日杯FS)が終着ではない。ここからがスタートです。応援してください」
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レジャー 2007年12月06日 15時00分
古賀正俊の当たり馬券直行便 阪神JFから見る脚質転換の成功例と失敗例
きょうは、先週の阪神JFの結果から、脚質転換の重要性について書いてみたいと思います。 馬がデビューして数戦した後、成績が安定していればいいのですが、(1)大敗したり、レースぶりが頭打ちになったとき(2)距離延長や短縮されたとき(3)そのレースで同脚質の馬が多いときなどは、厩舎サイドでは馬の能力をもうひとつ前進させるために、脚質転換を考えます。 ただし、頭に入れておいてほしいことは、逃げ、先行馬は差し、追い込み馬に変えられるが、追い込み馬は逃げ馬に変えることはできないということです。そのいい例が阪神JFで見られました。 成功した例はエイムアットビップ。1400mだった前走・ファンタジーSでは道中から大逃げを打ち、2着に終わりましたが、阪神JFでは1F延びることも考え、一転、中団から差す競馬を試みて0秒1差の3着。前走で負けたオディールに先着しました。逃げから脚質を変え、今後に明かりが見えた一戦だったと思います。 一方、失敗例といえるのがエイシンパンサーです。阪神JFの前2戦の重賞では差し、追い込みで差のない(4)(3)着。この次こそはという走りを見せていましたが、本番では内枠に逃げ馬がいるのに、大外枠から逃げる戦法に出て、15着に惨敗してしまいました。 もっとも、能力はある馬です。次走で差し、追い込み策に戻したら、再び好勝負することでしょう。 若い馬の場合、厩舎は能力をより引き出すために、いろいろな位置取りを経験させることを考えます。逃げて勝った馬が次も逃げるとは限りません。馬券を買う方も戦歴の少ない馬には注意が必要です。
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レジャー 2007年12月06日 15時00分
今週の有力新馬(中山)
3日目(土)のダ1800m戦はゲストアスリート(牝、母カーラヤ=美浦・鈴木伸厩舎)の仕上がりがいい。 中間は坂路で乗り込み入念。5日も500kgを超す馬体を躍動させ、800m51秒9を軽々とマークした。父ブライアンズタイムに母父は仏ダービー馬Darshaanと、いかにもスタミナがありそうだ。 鈴木伸師も「切れる脚こそないが、バテなくてしぶとい。距離はどれあけあってもいいし、かなり乗り込んでいるので、初戦からいい競馬ができそう」と力が入っている。 4日目(日)のダ1200m戦はマリスカ(牝、父アグネスタキオン、母マチカネレデ=美浦・鈴木康厩舎)が評判だ。 「“マリ”ちゃんに大竹(助手)さんがゾッコンだよ」いたずらっぽく話す助名助手に、大竹助手は「かわいい顔しているんだ(笑)」と切り返す。が、冗談はここまで。「うん、気性が素直でいい馬だよ。中間もソコソコの時計が出ているし、(強く)やればもっと動ける。初戦から楽しみ」とかなりのほれ込みようだ。
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レジャー 2007年12月06日 15時00分
今週の有力新馬(阪神)
今年の中でも1、2を争う評判馬が3日目(土)の芝1600m戦でデビューする。ヴェルザンディ(牝、父アグネスタキオン、母ウインドインハーヘア=栗東・池江郎厩舎)は同厩舎に所属したあのディープインパクトの半妹だ。 もちろん、兄にも負けない素質馬。5日の最終追いでは、レースでも騎乗する武豊騎手を背に、DWコースで6F85秒1(強め)をマークした。 「もともと前開催の京都でデビューを予定していたけど、インフルエンザにかかってここまで延びた。仕上がりはいいし、いいスピードを持っている。ニュービギニングに比べるとこちらの方がディープに似ている」と池江郎師。再びターフに衝撃が走るか、大注目の一頭だ。 同日のダ1800m戦では音無厩舎のローマンブリッジ(牝、父ブライアンズタイム、母メインリー)が初戦勝ちを狙う。 5日の坂路では800m53秒7の水準タイムを計時。牝馬らしからぬ力強い走りで、豪快に坂を駆け上がった。 「ダートは走る血統でフットワークもパワフル。仕上がりもいいので初戦から期待している」と音無師。北村友騎手を背にデビュー予定だ。
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レジャー 2007年12月05日 15時00分
朝日杯FS キャプテントゥーレ 重賞V2で2歳王者へ
群雄割拠で混戦ムードが漂う「第59回朝日杯FS」(JpnI 中山芝1600m 9日)だが、“素質ならどの馬にも負けない”それがキャプテントゥーレだ。母エアトゥーレは同じ森厩舎に所属し、01年にGII・阪神牝馬S勝ちを収めた名牝。その血を受け継いだ同馬もデビュー前から評判になっていた一頭だ。前走でようやく目覚めた良血馬がGIの舞台でさらにその輝きを増す。 良血馬キャプテントゥーレが前走で目覚めた。初の重賞挑戦となったデ杯2歳Sでは2番手から直線で楽に抜け出す完勝だった。 「デビュー前から、牧場関係者からはいい馬だと評判を伝え聞いていた。実際、入厩当初から体が柔らかくて、いい背中をしていた。それに心肺機能も高く、いいモノを持っているね」と徳江助手。 新馬初戦こそ、道中で幼さを露呈して8着に敗れたが、その後は一戦ごとにレースぶりが進化している。前走から手綱を握る川田騎手も、わずか1戦の騎乗ながら同馬の素質にほれ込んだひとりだ。 「前走はスムーズに折り合っていたけど、遊びながら走る面もあった。それでも重賞を勝つんだから、さすが良血馬。まだまだ良くなる余地は十分にある」 この鞍上の進言で、この中間のケイコから鼻皮を装着。この効果でハミづれが解消した。 「すごくいい感じで、ハミが抜けるようになった。これで走りもまた、しっかりしてくるはず。ソエで1週間放牧に出したのが誤算といえば誤算。でも、それ以外、不安点はまったくないので楽しみ」(同助手)。 GI制覇で一気に2歳の頂点へ。阪神牝馬S1着、仏GI・モーリスドギース賞で2着した母の血が騒ぐ。 【最終追いVTR】坂路で単走追い。前半から気合満点で鞍上をグイグイ引っ張っていく手応えの良さを見せた。ゴール前での軽い仕掛けにも力強く反応。最後はチップを蹴散らしながら、豪快なフィニッシュを飾った。
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レジャー 2007年12月05日 15時00分
朝日杯FS 紅一点フォーチュンワードが怪記念
今年の2歳最強馬決定戦「第59回朝日杯FS」(JpnI 中山芝1600m 9日)の“キーワード”は牝馬。そして、ただ1頭、牡馬に挑戦するフォーチュンワードが、ウオッカ(ダービー)、ピンクカメオ(NHKマイルC)に続き、歴史を塗り替えようとしている。デビュー以来、毎回、牡馬と好勝負を演じてきた確固たる実績を考えれば、大望も決して夢ではない。レースを目前に控えた同馬の最新情報をリポートする。 今、まさに、歴史の扉をこじ開けようとしている。フォーチュンワードが牝馬限定の阪神JFには目もくれず、敢然と牡馬陣に挑戦状を突きつけてきた。 陣営の心意気はなんとも不気味。朝日杯FSに挑戦が決まった経緯を、古賀慎師はこう説明する。 「輸送を考えた場合、阪神より中山の方がリスクが少ないし、より万全の状態で臨める。それに、毎回、男馬と戦ってきた馬だからね。相手にとって不足はない」 牡馬相手でもヒケを取らないことは、戦績が如実に物語っている。快勝した新馬戦が牡馬混合戦だったし、続く、ダリア賞では今回も有力候補に挙げられているスズジュピターのレコード勝ちに0秒3差2着と迫っている。そして、芙蓉Sはのちに東スポ杯2歳Sで3着と好走するスマイルジャックを一蹴、能力の高さを見せつけている。芙蓉Sはここと同じ中山の1600mで、この点もアドバンテージだ。 「セールスポイントは競馬センスの良さと、平気で馬群を割っていける勝負根性。パワーもあるから道悪になっても大丈夫だよ」とアピールする古賀慎師。 その片りんを示したのが、前走の京王杯2歳Sだ。結果は4着だが、勝ち馬アポロドルチェと同じメンバー最速の差し脚(上がり3F34秒9)で0秒5差まで迫った。「物見をして出遅れたから」同師はまだ勝負付けが済んでいないことを強調した。 牡馬と見まがうのは外見だけではない。中身も備わっており、メークドラマがが然、現実味を帯びてきた。 【最終追いVTR】パートナーを5Fから1秒追走。3F標で3馬身差まで詰め寄ると、ラストは内に潜り込み、馬なりのまま併入に持ち込んだ。順調な仕上がり。
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レジャー 2007年12月05日 15時00分
遠い記憶 根岸競馬場の歴史(1)
港の見える丘や、外人墓地で知られる横浜・山手から南の方向に連なる根岸の丘に、横浜市の中心部では最大級の森林公園が広がる。総面積14万2000平方メートル。併設されている馬の博物館の入口にはシンザンの像が飾られ、その下には「5冠馬シンザン」と記されている。 根岸競馬場こと横濱競馬場(正式名称)がこの地につくられ、最初の競馬が行われたのは、1867年1月11日(慶応2年12月6日=旧暦)である。横浜外国人居留地の英国人を中心とした、横浜レースクラブによって開催され、その後、日本人も徐々に加わり、主催団体の変化も経ながら、太平洋戦争下の1942(昭和17)年10月18日の最後の開催まで、江戸、明治、大正、昭和の76年間、ほぼ毎年、春秋2回の競馬が続けられた。 太平洋戦争開戦時には、競馬場付属の建物に、神奈川県警部による「敵国人拘留所」が設けられ、英米など外国人が、一時拘留されていた。その後、競馬場の土地・施設は、当時の海軍に徴用され、機密文書の印刷所として使われた。 1945(昭和20年)の敗戦後は、印刷所も含め、米軍に接収され、現在の森林公園となっている園地は、一面に芝生が張られ、戦前のゴルフ場が米軍用として復活した。米軍用の一部施設を除いて、旧競馬場の大半が接収解除、返還されたのが1969(昭和44)年。その後、国(大蔵省)、横浜市、日本中央競馬会の話し合いを経て1977(昭和52)年10月に、森林公園、競馬記念公苑がオープンし、現在に至っている。 ※参考文献…根岸の森の物語(抜粋)/日本レースクラブ五十年史/日本の競馬
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レジャー 2007年12月04日 15時00分
朝日杯FS 父子制覇へ西の大物サブジェクトが燃える
怪物級の超大物不在で混戦模様の「第59回朝日杯FS」(JpnI 中山芝1600m 9日)。厩舎の先輩ディープインパクトの背中を追って、サブジェクトが頂点を目指す。鮮烈な印象を残した新馬戦の勝ちっぷり以来、不完全燃焼が続くものの、夏の北海道ではナンバーワンの評価を受けていた逸材。来春のクラシックへ、今度こそ力を出し切る。 ディープインパクトやメジロマックイーンといった数々の超一流馬を育ててきた池江郎厩舎が、大きな期待をかけているのがサブジェクトだ。 前走の萩Sは1番人気に支持されながら4着。前残りの展開を後方から懸命に追い上げたものの、届かなかった。 「あのレースは位置取りの悪さもあったけど、何より札幌から帰ってきて初めての競馬、初めての当日輸送などで精神面の戸惑いが出た。それが大きかったようです」と片山助手は振り返った。 札幌の新馬戦はとても間に合いそうにないポジションから軽々と差し切りV。デビュー前からケイコの動きや素質の高さを評価されていたが、評判通りの強さを見せつけた。続く札幌2歳Sもオリエンタルロックの大駆けにあったものの、際どい2着に健闘した。 あの強さを再度発揮すべく、陣営はこの中間、入念なトレーニングに取り組んできた。「道中は口を割って気の悪さを出してしまった」という前走の反省から、口向きの悪さを解消させる工夫を積み重ねてきた。 「それがどういう結果になるかは分からないけど、今できることはすべてやったつもり。とにかく前走よりプラス材料を持ってGIに挑みたかったので」と片山助手は手応えをつかんでいる。 ディープインパクトの衝撃があまりに強かったせいか、今年の3歳に続き、2歳牡馬にもまだ大物と呼べる馬は現れていない。厩舎の先輩に一歩でも近づくため、サブジェクトには大事な一戦になる。 「今年の北海道では一番馬といわれたほど。不確定要素が多い2歳のGI戦だけど、仕上がりを含めて素質を引き出す用意はできた」 父フジキセキに続く父子制覇へ、照準は定まった。
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レジャー 2007年12月04日 15時00分
東の主砲はアポロドルチェ 重賞V2へ万全
デビュー前から評判の高かったアポロドルチェが、いよいよGI獲りに挑む。 前走・京王杯2歳Sはスタートがひと息で、道中は終始、大外を回らされる苦しい展開だったが、直線に入ると自慢の末脚が爆発。2着ドリームシグナルに1馬身4分の3差をつけ、レベルの違いをまざまざと見せつけた。 堀井師は「2戦目(いちょうS3着)を取りこぼしたから、ここは何としても勝ちたかった。改めて思ったが、総合的な能力が相当高い馬。素直な気性で折り合いがつくし、追ってからもしっかりしている」と満面の笑みを浮かべた。 この中間は順調そのもの。22日に初時計を出すと、1週前(29日)にはWコースで軽く流した後、坂路で800m50秒3の好時計を楽々とマーク。「前走後はケロッとしていたし、疲れはないよ。ケイコの動きも良かったし、いい状態を保っている」と本番へ向けて、文句なしの仕上がりだ。 中山コース、マイル戦のいずれもすでに経験済み。完成度の高さからも優勝の最右翼にいることは間違いないが、トレーナーに気負いは見られない。「中山千六は独特の形態で難しいコースだから、騎手の腕を信頼するしかない。道中の位置取りも出たなりで。朝日杯への手応え?もちろんありますよ。もっとも、毎年あるんですけどね(笑)」肩を張らず、あくまでも自然体で臨む。 主戦の後藤騎手も同じ思いだ。「(展開とか相手関係とか)自分の中で考えすぎないようにしたい」2004年にマイネルレコルトで制した堀井&後藤のコンビが、ドルチェを2歳チャンプの座へ導く。
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