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朝日杯FS キャプテントゥーレ 重賞V2で2歳王者へ

 群雄割拠で混戦ムードが漂う「第59回朝日杯FS」(JpnI 中山芝1600m 9日)だが、“素質ならどの馬にも負けない”それがキャプテントゥーレだ。母エアトゥーレは同じ森厩舎に所属し、01年にGII・阪神牝馬S勝ちを収めた名牝。その血を受け継いだ同馬もデビュー前から評判になっていた一頭だ。前走でようやく目覚めた良血馬がGIの舞台でさらにその輝きを増す。
 良血馬キャプテントゥーレが前走で目覚めた。初の重賞挑戦となったデ杯2歳Sでは2番手から直線で楽に抜け出す完勝だった。
 「デビュー前から、牧場関係者からはいい馬だと評判を伝え聞いていた。実際、入厩当初から体が柔らかくて、いい背中をしていた。それに心肺機能も高く、いいモノを持っているね」と徳江助手。
 新馬初戦こそ、道中で幼さを露呈して8着に敗れたが、その後は一戦ごとにレースぶりが進化している。前走から手綱を握る川田騎手も、わずか1戦の騎乗ながら同馬の素質にほれ込んだひとりだ。

 「前走はスムーズに折り合っていたけど、遊びながら走る面もあった。それでも重賞を勝つんだから、さすが良血馬。まだまだ良くなる余地は十分にある」
 この鞍上の進言で、この中間のケイコから鼻皮を装着。この効果でハミづれが解消した。
 「すごくいい感じで、ハミが抜けるようになった。これで走りもまた、しっかりしてくるはず。ソエで1週間放牧に出したのが誤算といえば誤算。でも、それ以外、不安点はまったくないので楽しみ」(同助手)。
 GI制覇で一気に2歳の頂点へ。阪神牝馬S1着、仏GI・モーリスドギース賞で2着した母の血が騒ぐ。

 【最終追いVTR】坂路で単走追い。前半から気合満点で鞍上をグイグイ引っ張っていく手応えの良さを見せた。ゴール前での軽い仕掛けにも力強く反応。最後はチップを蹴散らしながら、豪快なフィニッシュを飾った。

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