中間は坂路で乗り込み入念。5日も500kgを超す馬体を躍動させ、800m51秒9を軽々とマークした。父ブライアンズタイムに母父は仏ダービー馬Darshaanと、いかにもスタミナがありそうだ。
鈴木伸師も「切れる脚こそないが、バテなくてしぶとい。距離はどれあけあってもいいし、かなり乗り込んでいるので、初戦からいい競馬ができそう」と力が入っている。
4日目(日)のダ1200m戦はマリスカ(牝、父アグネスタキオン、母マチカネレデ=美浦・鈴木康厩舎)が評判だ。
「“マリ”ちゃんに大竹(助手)さんがゾッコンだよ」いたずらっぽく話す助名助手に、大竹助手は「かわいい顔しているんだ(笑)」と切り返す。が、冗談はここまで。「うん、気性が素直でいい馬だよ。中間もソコソコの時計が出ているし、(強く)やればもっと動ける。初戦から楽しみ」とかなりのほれ込みようだ。