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福島記念(JpnIII、福島芝2000メートル、24日) 藤川京子 フィールドベアー 得意の平坦コースで重賞初Vよ!

 ◎フィールドベアーが巻き返しを図ります。
 福島芝2000メートルは今春に福島民報杯を快勝。このときは開幕週でしたが、本来、鋭い切れ味を生かすというよりは、力のいる馬場でジワジワと脚を伸ばすタイプ。この夏、洋芝の北海道シリーズで良績を挙げているのを見ても、最終週の福島はこれ以上ない舞台といっていいでしょう。
 前走の毎日王冠はさすがに家賃が高すぎた感じでしたが、逃げたウオッカを2番手で徹底マーク。アグレッシブな競馬をして、1秒0差ならそう悲観することはないんじゃないかな。むしろ、強敵相手にもまれたことが今後につながるのではと思います。

 今年はオープン特別で2勝を挙げたほか、新潟大賞典3着(0秒4差)、函館記念2着(ハナ差)、札幌記念3着(0秒2差)と重賞でもやれるメドを立てました。とくに札幌記念はレコード決着で、2着があのマツリダゴッホですからかなりハイレベルな一戦でした。
 今回は同じローカル重賞といっても、GIシリーズ真っ只中の裏開催。メンバーは夏場に比べるとかなり落ちましたし、ハンデも背負い慣れた57キロで止まったとあれば、勝利は約束されたようなもの…といっても過言ではありません。連戦の疲れもなく、中間も元気いっぱい。好位からの抜け出しが決まります。

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