もちろん、兄にも負けない素質馬。5日の最終追いでは、レースでも騎乗する武豊騎手を背に、DWコースで6F85秒1(強め)をマークした。
「もともと前開催の京都でデビューを予定していたけど、インフルエンザにかかってここまで延びた。仕上がりはいいし、いいスピードを持っている。ニュービギニングに比べるとこちらの方がディープに似ている」と池江郎師。再びターフに衝撃が走るか、大注目の一頭だ。
同日のダ1800m戦では音無厩舎のローマンブリッジ(牝、父ブライアンズタイム、母メインリー)が初戦勝ちを狙う。
5日の坂路では800m53秒7の水準タイムを計時。牝馬らしからぬ力強い走りで、豪快に坂を駆け上がった。
「ダートは走る血統でフットワークもパワフル。仕上がりもいいので初戦から期待している」と音無師。北村友騎手を背にデビュー予定だ。