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「うまく操縦して専業主夫に」年収にコンプレックスを持つ男なら振ってしまえ

 女性の社会進出が進み、高収入な女性が増えてきました。

 ただ、男性よりも収入が多くなったと言っても、中身は今までと同じ普通の女性のままなのです。しかし、世の中の非モテ男子はそう考えていないようですね。

 伝えているのはブログ記事「彼女の年収が高いと嘆く男は年収400万円/退会.in」(http://taika.in/archives/886333.html)。教師である彼女のほうが収入が高い、と嘆く男性の悩みと回答がつづられています。

 「女性は意外と気にしていない」
 「うまく操縦すれば専業主夫になれる」

 確かにそうでしょう、男性の年収が400万円あれば充分だと言う女性も多く存在するでしょうし、専業主夫になることも可能かもしれません。

 しかしそれが、女性の望んでいることでしょうか? 勝手に自分の妄想を暴走させているだけの、勘違い非モテ男子になる場合もあります。

 篠田節子著『百年の恋』と言う小説は、そうした男女の心理をたくみに描き出しています。年収200万円の売れない作家である彼氏、年収6000円の東大卒業、3か国語を操るキャリアウーマンの彼女の恋愛と結婚は、常に彼氏のコンプレックスが付いて回りました。しかし、キャリアウーマンとして肩肘張って強がっている彼女が、唯一本音で接することができる存在として、彼氏を求めていたのです。

 彼女は料理、洗濯など家事が一切できませんが、彼に仕事を止めて家事をしてほしいなどと望んではいません。生活観や価値観は違いますが、彼にも仕事があり、それに誇りを持ち、立派な作家になってほしいと心から願っています。自分の収入を当てにして、専業主夫になってコンプレックスの中に埋まってほしいとは、露ほどにも考えていません。

 どんな女性だってそうではないでしょうか?

 「所詮、俺はお前よりも稼ぎがないんだから、お前が働けば?」

 などと言うような、コンプレックスにまみれた男性の相手など願い下げ、と言うものです。ましてや自分の収入を当てにして、最初から働く気がない男性など、どうして相手になんかするでしょうか。仕事で疲れているのに、なぜそんな男性のお守りをしなくてはいけないのでしょう。自分だって心身共に疲れているのに。

 どんな高収入な男女だって疲れている時もあり、落ち込む時があります。そんな時に支え合ってこその恋人です。年収ばかり気にするようなら、振ってしまったほうがいいでしょう。そんな女性に振り回されて非モテ男子になっているよりも、ずっと有意義な時間を過ごすことができます。(松田英雄)

【参照】非モテタイムズ
http://himo2.jp/

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