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踊る妖怪! ゆるキャラと盆おどり競演! 「八日市は妖怪地」開催

 妖怪によるまちづくりで活性化を行なっている滋賀県東近江市では、地元に伝わる怪談や昔話を通じて古老と子ども達の交流を図り、妖怪について知ることで里山保全や環境問題に取り組むことができる夏のイベント「八日市は妖怪地〜妖怪地から東逢魅へ」が毎年開催されている。

 2002年から始まった「八日市は妖怪地」も今年で10周年を迎える。今年のイベントは、7月9日から7月31日までの週末に、「世界最恐の肝試し」、「妖怪オブジェ展」、「妖怪地を描く妖怪画展」、などの妖怪イベントが目白押し。さらに、「妖怪地10周年特別事業」として、桂九雀による妖怪落語と北村謙氏による妖怪ライブも開催される。
 
 妖怪の群れが東近江市に大集結する最大の妖怪メインイベント「妖怪地百鬼夜行(妖怪仮装パレード)」が7月23日に開催された。その日、子どもから年配者の方々までの12チームが参加し、自作の仮面、特殊なメイク、凝った衣装を身に纏い、妖怪になりきった。今回はパレードが始まる前にショッピングプラザアピア1Fセントラルコートの特設ステージにて、妖怪仮装コンテストの審査が行なわれ、各チームが自己PRし、パフォーマンスを審査員に披露した。その後、霊気(ご利益)を撒き散らしながら、本町商店街を太鼓や笛の音に合わせて練り歩いた。

妖怪仮装コンテストの結果は下記の通り。

百鬼夜行大賞:ビートル ジュース
ほない会特別賞:蛍王
開市賞:瓶ヶ森の河童
審査員特別賞:東近江青年会議所
がんばったで賞:キャッツ クィーン

 同日、東近江市の夏祭りである第42回八日市聖徳まつりも、「東日本大震災復興支援として、被災地に元気とエールを送りたい」という思いのもとで、妖怪仮装パレードと同時開催された。聖徳まつりでは、「♪ヨイトヨイヤマカ ドッコイサノセ〜」と詠われる江州音頭で踊る江州音頭総おどりが八日市駅前通り周辺で行なわれた。まつりには、イメージキャラクター「太子(たいし)にゃん」とその仲間たちも登場し、踊った。「太子にゃん」とは、聖徳太子の飼い猫という設定で、聖徳太子風の烏帽子(えぼし)をかぶった猫のゆるキャラである。現在、この地区のキャラクターとして浸透することを目指している。ちなみに、凧揚げが趣味だという。

 妖怪仮装パレードと妖怪仮装コンテスト表彰式を終えた妖怪集団は、江州音頭総おどりの輪に合流してまつりを盛り上げた。そして、妖怪仮装集団と太子にゃんとその仲間たちによる盆おどりの競演も実現した。

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