レディースジーンズのトレンドと言えば、10年前から始まった、ベースボールステッチにローライズなブーツカットから、ごく最近までは、ローライズのスキニーへと変貌。
そして、一昨年あたりから、ボーイフレンドスタイルのようなハイウエストで少しゆったりめのシルエットに移り変わったようだが、ここに来て流行のスタイルがまた大きく移行するらしい。
現在40代以上の女性の間で、当時ヘビーアイテムだった、あの先細りでめちゃくちゃハイウエスト、腰にはタックやゴム入り、安っぽいブリーチのジーンズ…そう、ふた昔前頃に大流行したファッションアイテムが再びカムバックだという。
女優のグウィネス・パルトロウがこのスタイルのバギータイプを履いてショッピングしていたのをパパラッチされたのをはじめ、ダコタ・ファニングの妹、エルもニューヨーク・マガジン誌で、大きめサイズのオバさんジーンズが好きだ、と語っている。
2人とも、その世代を代表するファッションリーダーだけに、マーケットに大きな影響を及ぼしそうだ。
イギリスのインターネット・ファッション販売サイト、TOPSHOPでは、早くもMOM JEANSというカテゴリーで販売が好調のようである。同じく、アメリカのカジュアルウェア大手販売店、アーバン・アウトフィッターズでも、ハイウエストのジーンズを数多く販売し始めている。
さて、今年の春以降は、日本でもこのオバさんジーンズが復活するのだろうか…。