初日、中津川氏は沖縄県北中城村で行われた『沖縄アセンション・サミット2010』に出演した。
アセンションとは上昇、昇天を意味する英単語であるが、近年ニューエイジ系やスピリチュアル系の分野でよく聞かれる言葉でもある。西暦2012年に地球が一大転換期を迎え、我々の魂も『上の次元に昇る』という。
「この次元とは、『愛の使い方』の上手さを示す区分であり、それが一段上の区分に上がることをアセンションと言います」。そう説明するのは、このイベントに出演したスピリチュアル・カウンセラーの中川角司氏である。
では、2012年にはいったいどのようなことが起きるのか? よく耳にするのが、映画『2012』の題材にもなった「天変地異が起こる』というものだが…アカシックレコードリーダーである中津川氏は、90年代に夢でこのような光景を見たという。
「朝、普通にテレビを点けたらニュースで芸能リポーターが驚いているんです。ある朝、突然体から赤や青、金色のオーラが差している。…そして二度目の夢では、亡くなった祖父が現れて『これからすばらしいことが起きる』と言ったんです」
中津川氏曰く、まずすべての人が、周りの人や動物などが光るのを見て、翌日には頭の中で考えた事が目の前で現実の様に体験できる幻聴や幻視が現れてくる。不愉快な幻覚も生じる。そう言った恐ろしい将来を回避するために無意識になろうとする人々にとって、地球に降り注がれる不思議な『振動』を感じた人々全員が眠気を覚えるという。これらはいずれも地球と太陽の活動によるものかもしれない。地球の磁場が急に減衰し、リセットされると太陽の活動が活発な時にフレアの影響が大きくなる。これが2012年に起こることで、人類の進化に繋がっていくのだという。
中津川氏の後も、世界的ヒーラーとして知られるオマカユエル氏のミニワークや、小嶋さちほ氏によるライア(竪琴に似た楽器)を用いた瞑想、佐々木恵美子氏によるクリスタルボウル瞑想などのイベントが続く。夕方6時から9時半までの短い時間ではあったが、非常に濃密な内容のイベントであった。
2012年、本当にこのようなことが起きるのか? その時、我々はどのようにふるまえるのだろうか。問題の瞬間は2年後に迫っている。
(2日目は後編へ)
写真提供・アイランドジャム
(黒松三太夫 山口敏太郎事務所)
参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」
http://blog.goo.ne.jp/youkaiou