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『男が言いよってきては自然消滅の繰り返し』アラサー独女が10年以上好きな人がいないと激白

 自然消滅する恋愛ってどんなのだろう。

 10年以上好きな人ができず、男性から言い寄られては自然消滅を繰り返してきたアラサー独女が、恋愛に関する考えをネット上でつづっていたのだ。
 伝えているのははてな匿名ダイアリー「好きな人ができない理由がわかった」(http://anond.hatelabo.jp/20101006011001)。匿名での告白は信ぴょう性は高くないかもしれないが参考にしてみてはいかがだろうか。

 告白者はアラサー独女。彼女はなかなか男性を好きにならないようで、
 「ここ2週間くらいずっと自分は何故好きな人ができないかを考えてた」
 という。更にこれまでの恋愛経験を次のように述べている。
 「最後に男の人を好きになったのは小学生の時。もうすぐアラサー突入なので10年以上好きな人がいない。気になる人も出来なかったなぁ」
 と述べている。その言い草にどことなく余裕を感じるのは筆者だけだろうか。それはさておき、小学生からアラサーまで15年くらい好きな人がいなかったというのは、長い。ただ、異性とは全く交流がなかったわけではないようで、友人から異性を紹介してもらったりなど一定の努力はしたようだが、どれもうまくいかなかったようだ。上手くいかなかったパターンは次の通り。

 「相手が積極的じゃない人だとまず進展しない→自然消滅」
 「積極的な人だと相手の気持ちが重くなって避けてしまう→自然消滅」

 告白者は相手のことを好きではないのだから、自ら積極的にアプローチはしなかったようだ。ここまで異性が気にならないならいっそ、付き合うことを考えなければいいと思うのだが…。告白者は、なぜか恋愛したいと思っているもよう。

 自分を客観的に振りかえろうとして次のようにつづっている。

 「どうも元々異性は異性としてしか見れないタイプのようで、思春期を迎えて歳を重ねるごとにそれが強くなったと思う」
 「全く恋愛対象じゃない男の人ですら喋るの緊張するし。(普通に振る舞うから全然そんな風には見えないと思うけど。周りにも嘘だーって言われそうだ)」
 異性を好きにはならないが、異性を過剰に意識して緊張するという。そして次のような解決策を見つけたようだ。

 「要は、まず何でも言える友達位に仲良くならないと好きになれないんだと思う」
 実は、告白者は小学校時代に3人を好きになったそうだ。その誰もが、仲の良い友達だったようだ。だからこそ、上記のように異性と友達になって初めて好きになれるんじゃないかと考えているのだろう。
 だが、異性を好きになるために「仲良くなる」という解決策を考え出した告白者は、新たな壁にぶつかっている。どのようにすれば「仲良くなる」かがわからないのだ。

 「どうすれば異性に対して同性の友達と同じように遠慮しないで接する事が出来るようになるんだろう? 周りに同じタイプの女の子がいないからこんな自分に劣等感も感じる」
 アラサーにもなって、小学生の頃のように仲良く異性と遊ぶことは困難だ。もし告白者が心からそう願っても、アラサーの女性を、小学生のように扱ってくれる男性はどれだけいるだろうか。いない。つまり、告白者は、決して上手くいかない解決方法に一縷の希を託しているのだ。そこにこの女性の悲劇がある。

 筆者が気になるのは、先述の引用部分だ。

 「相手が積極的じゃない人だとまず進展しない→自然消滅」
 「積極的な人だと相手の気持ちが重くなって避けてしまう→自然消滅」

 告白者は認識不足だ。「自然消滅」なんかではない。
 相手の男性に見切られたのだ。
 告白者に魅力がなかったのだ。
 「自然消滅」という言葉は便利だ。自分の責任も相手の責任もなかったことにできるからだ。都合のいい言葉だが、果たして本当に、都合のいい言葉なのだろうか。

 更に踏みこんで考えるなら、恋愛関係が「自然」に「消滅」することなんてあるのだろうか。「自然消滅」を正確に言い表すならば、「双方がいつのまにか興味がなくなった」ということではないか。

 告白者の恋愛経験は、相手男性が一方的に告白者を思っていたものばかり。だが、告白者が逃げるので、男性側は「いつのまにか興味がなくなった」のではないだろうか。それは、「忙しくて興味がなくなった」のかもしれないし、「告白者の態度が不快で興味がなくなった」のかもしれない。いずれにせよ、告白者は、初めは言い寄ってきた男性に、毎回愛想を尽かされていたのだ。恋愛にふさわしい相手ではないと判断されたのだ。それほど恋愛とはシビアだということを告白者は認識する必要がある。自然消滅などではない。
 恋愛は、他人との関係だ。しかし告白者は自分の内面とばかり向きあっている。それはアーティストならば創作活動のために必要な作業だが、恋愛のために高々2週間、自分の内面と向き合っただけで、「ずっと考えていた」と言えてしまうアラサー独女に明るい未来はない。

 まずは自分に魅力がないことを自覚し、今以上に危機感を持ち魅力的になる努力をする必要があるだろう。すでに告白者は、努力しなくても異性が「仲良くしてくれる」年齢ではないのだ。

 関係があるようなないような話を一つ。

 先日、出会い系サイトの運営者の話を聞いた。現在は、課金する人(お金を使う人)は圧倒的に女性が多いという。婚活も同様だ。

 女性が、お金で、愛を買う時代がやってきている。(めがねおう@非モテタイムズ編集長)

【参照】非モテタイムズ
http://himo2.jp/

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