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安室奈美恵に県民栄誉賞、苦労人だった沖縄時代

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安室奈美恵

 この秋に引退を表明している歌手の安室奈美恵に沖縄県民栄誉賞が贈られた。5月23日には沖縄県庁で授賞式が行われた。

 安室は1977年に沖縄県那覇市生まれ。中学卒業までを沖縄で過ごしている。それまでは苦労人として知られた。

「彼女は三人兄弟の末っ子として生まれます。家は決して裕福ではなかったようですね。小学5年の時に、友人の付き添いで訪れた『沖縄アクターズスクール』で、校長のマキノ正幸からスカウトされます。月謝が払えなかったため特待生扱いで入学。交通費は工面できないため、レッスンには片道1時間半の距離を徒歩で通っていたそうです」(芸能ライター)

 1991年にはSUPER MONKEY'Sを結成し、翌年には全国区での活動をはじめる。そこから抜擢される形で安室奈美恵としてソロデビュー。小室哲哉プロデュースによりスターダムへ駆け上がって行く。そんな安室の沖縄への恩返しといえる曲が、2000年に発売された『NEVER END』である。

 「この曲は伝統的な沖縄民謡のリズムを取り入れており、同年に行われた九州・沖縄サミットのイメージソングとして使われました。当時の小渕恵三首相から小室へ直接オファーがあり、歌手は安室でと指名もされていたそうです。その後、小渕首相が急逝したため、当初の明るかった曲のイメージから現在の曲調に作り直された経緯があります。悲劇を乗り越えて前へ進む力強いメッセージにあふれた歌ですね。この前年には安室の実母が親族に殺害されており、その事件の影も感じさせます」(前出・同)

 今のところ引退後の沖縄移住はなさそうだが、彼女にとっての故郷であることには変わりないだろう。

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