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新日本サンノゼ大会でオカダ・カズチカと棚橋弘至のIWGP世界ヘビー級王座戦が実現!「これが新日本プロレスだっていう闘い」

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棚橋弘至を逆指名するオカダ・カズチカ

 新日本プロレスは13日、現地時間18日、日本時間19日の昼12時からPPV配信される『Battle in the Valley』アメリカ・サンノゼ大会にて、IWGP世界ヘビー級選手権試合、チャンピオンのオカダ・カズチカに棚橋弘至が挑戦すると発表した。

 2.11大阪府立体育会館大会で鷹木信悟の挑戦を受けたオカダは、場内を熱狂させる大激戦の末に、レインメーカーで鷹木を撃破し、同王座の初防衛に成功すると、試合後、オカダはサンノゼ大会の次期防衛戦に触れて、「しっかりとアメリカでも、新日本プロレスの戦いを見せて、またチャンピオンとして戻ってきます!新日本プロレスの戦いを見せるということは、ふさわしい相手が必要です」とマイク。続けて、「11年前、思い出すなあ、この大阪……。棚橋さん、もし疲れてなかったら、このベルトに挑戦してくださいよ」と放送席の棚橋を挑戦者に指名。リングに登場した棚橋は「悪いな、オカダ。オレは生まれてから、一度も疲れたことがないんだ。もう10年以上前か、レインメーカーショック。じゃあ、今度、今度はオレが、ショックを起こして、やるよ!オカダ君、お疲れさまでした」と11年前の逆手を取ったやり取りに会場は大いに沸くと、オカダは「棚橋さん、大丈夫ですよ。もうオレがいるから、最後の挑戦だと思って、このオレにかかってきてくださいよ」と挑発。2人は対峙している。

 オカダは「やっぱりこの 2 月の大阪って言うと、2012 年の大阪を思い出してしまいますし、今日の試合も棚橋さんが勝ってたし、この IWGP 世界ヘビーを獲りたいってコメントしてたのは知ってるし、今日の解説にもいたし。やっぱり僕は棚橋さんと何回もやってきて、僕の中で新日本プロレスの闘いっていうのは、まあいろんな闘いがあったけど、やっぱり棚橋さんとやっている闘いっていうのが。プロレスファンの人からしたら、いろんなプロレスがあって、これが新日本プロレスだっていう闘いがあるかもしれないけど、僕の中では新日本プロレスの闘いっていうのは棚橋さんとの闘いなので、それをやっぱりアメリカでも見せたいなっていう。『G1』の開幕戦でやったりとかしましたけども、ベルトを懸けて闘ってないですから。また、アメリカのお客さんに新日本プロレスというものを見せて、コロナ禍で大会も中止になったりしましたし、いろんな所に攻めていけるようにやっていきたいと思います」とコメント。

 最後の挑戦発言については「僕は本当にあれは全然冗談でも、棚橋さんに気合を入れようと思って言ったわけではなく、それが現実だと思います。まあ僕もあのレインメーカーショックの時の棚橋さんと同い年になりましたし、僕でも余裕があって闘っているわけじゃないですから。本当に今回、僕が棚橋さんだと思わなかったら、棚橋さんにチャンスは来てなかったと思いますから、本当にそれは最後だと思ってやってほしいなと思います」と厳しい表情で語っていた。

 名勝負数え唄が海を渡る。

(どら増田)

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