ヒロムは1.4東京ドームのIWGPジュニアヘビー級王座戦4WAYマッチで、王者の石森太二、エル・デスペラード、そしてマスター・ワトと激突。攻守が激しく入れ替わる大接戦の末、最後はヒロムがワトをTIME BOMB IIで仕留め、同王座5度目の戴冠を果たすと、1.5東京・大田区総合体育館大会ではYOHと8人タッグで激突。終盤、ヒロムのTIME BOMB IIを切り抜けたYOHが、怒涛の畳みかけを見せ、最後はDIRECT DRIVEでヒロムから3カウントを奪取。試合後にはIWGPジュニアヘビー王座へ挑戦表明をした。
YOHは「今俺さ、一番最高にプロレスやってて楽しいんですよ。なんか蘇ったっていうかね。だからそん中でさ、最高のチャンピオン・高橋ヒロムと最高の試合をしたい」とかなり自信を深めた様子。対するヒロムは「YOH、楽しませてくれよ。もっともっと、もっともっと、俺のことを楽しませてくれるんだろ?俺はもう既にプロレスを最高に楽しんでいる。それ以上の場所まで連れて行ってくれるんだよな?だったらやってやるぜ!ははあ~ん!オマエ、プロレス大好きだなあ?田口でもねえ。石森でもねえ。昨日凄かったワトでもねえ。デスペでもねえ。……楽しませてくれよ」とYOHの挑戦を受諾。
昨年の『SUPER Jr. TAG LEAGUE 2022』では、リオ・ラッシュと共に優勝を果たし、1.4東京ドーム大会ではCatch 2/2とのIWGPジュニアタッグ王座戦に敗れたが、今度はシングル王座に照準を合わせたYOH。21年6月以来、二度目のIWGPジュニアヘビー挑戦で、待望の戴冠となるのか?それともヒロムがジュニアの主役の座を死守するか?好勝負に期待したい。
(どら増田)