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新日本プロレス海野翔太が凱旋後初のメインイベントで内藤哲也とシングル戦「気にかけてくれたんじゃないですか?」

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内藤哲也と視殺戦を繰り広げる海野翔太

 新日本プロレスは、『THE NEW BEGINNING in SAPPORO ~雪の札幌2連戦~』初日の2.4北海道・北海道立総合体育センター北海きたえーる大会の対戦カードを発表した。メインイベントではスペシャルシングルマッチとして、海野翔太が内藤哲也と対戦する。

 海野は昨年11月に凱旋を果たして以降、内藤を意識する発言を残してきたが、凱旋後の初遭遇となった昨年の12.22東京・後楽園ホール大会で組まれたタッグマッチで、内藤は眼中にないとばかりに海野をすかすような動きを見せ、バックステージでも「現時点での海野翔太じゃちょっと物足りないな。相手にする必要がない、現時点ではそんな感じですよ」と眼中にないことを明言。だが、1.4東京ドーム大会の6人タッグ、続く1.5東京・大田区総合体育館大会の8人タッグで海野が気迫溢れる攻撃を繰り出すと、内藤も真っ向から応戦。1.5大田区大会の試合後には、ツーショットによる至近距離での視殺戦を展開。
 
 バックステージで海野は「今まで視界に入って来ないって言ってましたけど、リング上で凄い長いこと目が合いましたね。自分の気のせいじゃなければ、ほんのちょっとでも気にかけてくれたんじゃないですか?自分はいつでもどこでもやる気があり余ってるので、シングルマッチやりましょうよ」と一騎打ちを要求。一方の内藤は「拳王と言い、海野と言い、内藤と対戦したいって言われて悪い気はしないよ。ぜひ、このジャンプ台を使って高~く跳ね上がってくれよ。まあ、内藤哲也という踏み台を上手く使いこなせるんならばの話だけどね」とまんざらでもない様子だった。

 海野は凱旋以降、シングルでビッグマッチのメインに立つのは今回が初となる。1.4東京ドーム大会で棚橋弘至とともにトリオを組んだ武藤敬司から「良かったですよ。ルックスもいいし、肉体もタナに負けてないぐらいいいし、動きも良くて。あとは経験。あとはいっぱい失敗もしてほしい。いいことばっかりじゃなくて、失敗もカサになるから。失敗の方こそカサになるからね」とエールを送られているだけに、ここは爪痕をしっかり残したいところだ。

(どら増田)

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