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楽天・石井監督、伊藤トレードの意図説明も「納得できない」の声 放出選手の人選に不満相次ぐ

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石井一久監督

 28日に両球団が発表した楽天のプロ6年目・30歳の森原康平とDeNAのプロ4年目・25歳の伊藤裕季也の交換トレード。翌29日に伝えられた楽天・石井一久監督のコメントがネット上で物議を醸している。

 報道によると、同日に取材に応じた石井監督は、伊藤のトレード補強について「右の内野手でいろいろ守れる(点を評価した)。まだ完成されていなくて、違う環境にいけば何かチャンスを得る選手だと思う。このシーズンというよりは、中長期を考えてのトレードです」とコメント。右打ちの内野手という点に将来性を感じたことが獲得理由と説明したという。

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 楽天内野陣は現在、銀次、小深田大翔、鈴木大地、茂木栄五郎と左打者は人材豊富な一方、右打者は浅村栄斗以外に目立った選手がいない状況。石井監督は不足している右の主力内野手になり得る存在として伊藤に白羽の矢を立てたようだ。

 この石井監督のコメントを受け、ネット上には「環境変わった伊藤が化けたら相当デカいな、年齢もまだ若いし」と納得の声が上がったが、中には「伊藤獲得の意図は分かるが、そのために森原を出したのは納得できない」、「両選手の実績を考えると、楽天側が損をしてるようにしか思えないんだが…」と、森原を交換相手とした点に疑問を呈するコメントも見られた。

 「伊藤はプロ入りから今季トレード前までの通算成績が『36試合・.247・4本・8打点』と一軍実績があまりない打者。一方、森原は『177試合・8勝10敗49ホールド4セーブ・防御率3.67』と、セットアッパー・抑えとして一定の数字を残しています。楽天側は救援防御率リーグ3位タイ(3.05)と現状そこまでリリーフに困っていないこと、森原は右肘故障で今年1~7月に離脱しており戦力として計算しにくいことなどを加味して放出に至ったのでしょうが、両名の実績の差から楽天側が損をしていると感じているファンも少なからずいるようです」(野球ライター)

 実績十分の森原を出してまで伊藤の将来性に懸けた形の楽天。ファンの間で意見が割れている補強は果たして吉凶どちらに転ぶのだろうか。

文 / 柴田雅人

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