森原康平
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スポーツ 2023年06月19日 17時50分
DeNA・森原、キラリと光るベテランの味! 移籍2年目の右腕が支えるブルペン陣の一角
「めちゃくちゃ景色いいです!」18日のマリーンズ戦の試合後、横浜スタジアムで初めてお立ち台に立った森原康平は、ややはにかみながら青く染まったスタンドに向かって声を張った。 負ければ球団初の交流戦優勝が遠のく落とせない一戦。スコアは1-1の同点、相手は“令和の怪物”佐々木朗希としびれるシチュエーションの6回に登板した森原は、マリーンズの2番から始まるシビアな打順と対峙。しかし臆することなく最速150キロのストレートと、低めのフォークのコンビネーションで、打者3人とも力ないフライに切って取るナイスピッチングを披露した。 その裏に味方打線が佐々木を陥落させ、森原に今シーズン2勝目が転がり込んできた。 昨年期間ギリギリの7月28日にトレードで移籍後、疲弊気味のリリーフ陣を助ける役割を期待されベイスターズにやってきたが、順風満帆にはいかなかった。猛暑の8月下旬に新型コロナウイルスに感染。9月中旬には実戦復帰し結果は残したが、本人が納得しない内容で昨シーズンの幕は閉じた。 今シーズンは開幕から一軍キップを手にすると、リリーフとして安定したピッチングを続けていたが、5月31日の仙台での試合前、ストレッチ中に防御ネットが森原の背中を直撃。思わぬアクシデントで一旦登録抹消の憂き目に遭ったが、17日に復帰すると1イニングをピシャリと締め周囲を安心させた。 そんな経緯もあり「ちょっとアクシデントもあったんで、一旦チームを離れた時間もあったんですけど、トレーナーさんとかにすごいよくしてもらったんで、何とかここからまた戦力になれるようにという思いで必死に準備をしておりました」とヒーローインタビューの言葉につながった。 2019年には64試合登板で防御率1.97と活躍し、通算196試合登板の実績十分の右腕は今年で7年目。今季は5月14日を除く12試合で無失点と抜群の数字を見せている。「ピッチャー陣も一人一人、一球一球、魂込めてやれてると思います」と言葉に力を込めた31歳の存在が、チームにとって日に日に大きくなっている。 写真・取材・文 / 萩原孝弘
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スポーツ 2023年06月06日 18時30分
楽天、自球場のネットでDeNA選手負傷!「謝罪ぐらい出せ」怒りの声も、離脱招いたアクシデントが物議
5日に登録抹消が公示されたDeNAのプロ7年目・31歳の森原康平。同日に球団が抹消の理由を明らかにし、物議を醸している。 報道によると、森原は5月31日に楽天モバイルパークで行われた楽天戦前、一塁ベンチ前でのストレッチ中に撤去作業中のネットが倒れ背中を強打し打撲。DeNA側はすぐに抹消にはせず一軍帯同で様子を見ていたが、回復が思わしくないことから6月5日に抹消したという。また、この件については既に楽天側から謝罪を受けていることも合わせて発表したとのことだ。 今季の森原は開幕からここまで「11登板・1勝0敗2ホールド・防御率4.50」といった数字をマーク。5月14日・阪神戦では「0.0回5失点」と炎上を喫したものの、それ以外の10登板では「10回1失点(自責0)」と非常に安定した投球を見せていた。 >>『サンモニ』中畑氏がDeNA三浦監督を猛批判「そういう選手を外していいのか」落合氏も「いい傾向ではない」<< 森原のアクシデント報道を受け、ネット上には「え? 森原これ大丈夫なの?」などと心配の声が相次いだ。一方、「不手際起こした側の球団が無反応なのは印象悪い」、「第一報の後もダンマリなのはおかしくないか?」、「内々の謝罪だけでいいって考えてるなら無責任すぎるぞ」「公式サイトとかにも謝罪文ぐらい出せよ」といった楽天側への不満も見られた。 「森原のアクシデント発生から今回DeNAが経緯を発表するまで約1週間ありましたが、この間楽天側からの発表・声明は特にナシ。また、DeNA側の発表から一夜明けた6日も、午後3時までにアクシデント関連の発表などは出されていません。DeNA側の発表前の期間については、森原の負傷を明かすとDeNA側のブルペン戦略に影響が出る可能性などがあるため発表ナシとなったのは理解できる面もありますが、DeNA側の発表後も特に言及がないことについては首をかしげているファンも少なくないようです」(野球ライター) 当事者の森原は抹消翌日の6日、自身の公式Twitterに「一部報道にもありますが、 今は1日でも早くファンの皆さまの前に戻れるよう頑張っていきますので、応援のほどよろしくお願いします!」と気丈に投稿している。これ以上故障が長引かないことを願うばかりだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について森原康平の公式Twitterよりhttps://twitter.com/morihara52
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スポーツ 2022年10月24日 18時30分
DeNA、来季リリーバー再編成の可能性? 移籍2年目・森原にも期待大
現在横須賀市にある球団施設「DOCK OF BAYSTARS YOKOSUKA」で秋季練習に取り組んでいるベイスターズ。若手メンバーは宮崎で行われている「フェニックス・リーグ」で腕を磨いているため、主にクライマックスシリーズを戦い抜いた主力メンバーを中心に、だいたい3勤1休ペースで汗を流している。 その中にはシーズン途中に楽天ゴールデンイーグルスから交換トレードで加入した、森原康平も精力的にトレーニングに励んでいた。23日には実戦的なライブバッティングピッチャーとしてマウンドに上がり、牧秀悟、楠本泰史、神里和毅の主力と対戦。ラプソードなどの測定機器もセッティングされ、三浦大輔監督を筆頭にコーチもじっくりと見守る中、ストレートはもちろん変化球も交え、しっかりと腕を振っていた。 期間ギリギリの7月28日にトレードで移籍後、疲弊気味もリリーフ陣を助ける役割を期待されベイスターズにやってきたが、8月21日には新型コロナに感染。一軍での初登板は東京ドームでの9月19日のジャイアンツ戦までズレ込んでしまったが、2点のビハインドの8回、相手は1番から始まる嫌な打順に対し、2奪三振を含むパーフェクトリリーフデビュー。横浜初見参の21日には1点ビハインドの2死満塁のしびれる場面で、ジャイアンツのアダム・ウォーカーを気迫のフォークボールで三振に切って取り、地元ファンの喝采を浴びた。その後23、24日の神宮でのスワローズ戦は雨天の緊急気味と大差のビハインドケースで失点してしまったが、横浜での2回の登板機会は無失点リリーフで今シーズンを締めた。 長年ブルペンを支えてきた三上朋也は構想外となり、どんな場面でも腕を振ってきた平田真吾も20日に手術を受けた。さらに抑えの切り札・山崎康晃の去就も不透明とブルペン陣の再編成も視野に入る来季のベイスターズ。2019年には64試合登板で防御率1.97と活躍し、通算183試合登板の実績十分の右腕は来年で7年目。今年1月に受けた右肘のクリーニング手術の影響も、来シーズンは皆無となろう。経験と闘志を前面に出すピッチングスタイルの森原の存在が、横浜のブルペン陣を支えてくれそうだ。写真・取材・文 / 萩原孝弘
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スポーツ 2022年09月22日 17時55分
DeNA、新戦力のガゼルマン&森原が躍動! 超過密日程の中でかかる期待
奇跡の逆転優勝を狙っている三浦ベイスターズ。現在は9月の超過密日程真っただ中で、17日には広島、翌日は東京ドームで連戦後、甲子園で1試合をこなし、当日移動で横浜に帰ってくるという、過酷な状況が続いている。 移動するだけでも疲弊する中、特に投手陣のやりくりは重要課題とされていたが、ここにきて頼もしい2人の右腕が戦力として機能している。 1人目は新外国人のロバート・ガゼルマン。MLB通算184試合に登板した長身右腕で、8月14日での入団会見の際、会見に同席した三原一晃球団代表は「先発・中継ぎともに実績のある投手。どちらも期待している」としたうえで、「シーズン途中で残り試合も少ない。より一軍に上がるスピードが早いということで、リリーフの方から準備してもらいたいと考えています」とブルペン陣の強化が獲得理由としていた。 しかし日本でのデビュー戦となった8月27日のゲームでは中継ぎとして登場するも、1回被安打4、4失点と散々。チーム事情もあり、9月13日には先発起用されると7回被安打3の無失点ピッチングでウイニングボールを手にすることに成功した。21日には横浜スタジアムで初先発し、6回に捕まったものの5回1/3を2失点とゲームメイクした。「ボールとしてはベストな状態ではなかったですが、そのなかで粘り強く投げられたと思います。カウントを悪くしてしまい球数が多くなってしまったので、次回登板までにしっかり修正したいと思います」とクレバーに振り返る点も、日本で活躍してくれそうな印象を残した。 2人目は楽天イーグルスから移籍してきた森原康平。6年目で30歳の右腕は2019年には64試合登板で防御率1.97と活躍し、通算177試合登板の実績を買われての移籍で、7月31日の会見で三原代表も「非常に中継ぎ陣の負担が多くなっている状況。特に今年に関しては、後半に流れた試合が結構ありますので、そちらの方で中継ぎ投手陣の力が必要になってくる」と説明していた通り、中継ぎとして獲得したと明かしていた。しかし8月21日に新型コロナ陽性判定を受けたと発表され、ベイスターズデビューは9月19日までずれ込んだが、その日に1回をパーフェクトで2奪三振と鮮やかな投球を披露。21日には1点ビハインドの2死満塁のしびれる場面で横浜デビューし、ジャイアンツのアダム・ウォーカーを三振に切って取り、地元ファンの喝采を浴びた。 シーズン途中入団選手がもくろみ通りに活躍してくれることは、チームにとって重要なポイント。この先のペナントレース、そしてポストシーズンと戦いが続く三浦ベイスターズにとって、これからも貴重な戦力となることを期待したい。写真・取材・文 / 萩原孝弘
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スポーツ 2022年07月29日 20時30分
楽天・石井監督、伊藤トレードの意図説明も「納得できない」の声 放出選手の人選に不満相次ぐ
28日に両球団が発表した楽天のプロ6年目・30歳の森原康平とDeNAのプロ4年目・25歳の伊藤裕季也の交換トレード。翌29日に伝えられた楽天・石井一久監督のコメントがネット上で物議を醸している。 報道によると、同日に取材に応じた石井監督は、伊藤のトレード補強について「右の内野手でいろいろ守れる(点を評価した)。まだ完成されていなくて、違う環境にいけば何かチャンスを得る選手だと思う。このシーズンというよりは、中長期を考えてのトレードです」とコメント。右打ちの内野手という点に将来性を感じたことが獲得理由と説明したという。 >>楽天対西武戦、観客の妨害行為に「また起こったのか」呆れ声 昨年もロッテ選手が激怒、球団側は対策すべきと指摘も<< 楽天内野陣は現在、銀次、小深田大翔、鈴木大地、茂木栄五郎と左打者は人材豊富な一方、右打者は浅村栄斗以外に目立った選手がいない状況。石井監督は不足している右の主力内野手になり得る存在として伊藤に白羽の矢を立てたようだ。 この石井監督のコメントを受け、ネット上には「環境変わった伊藤が化けたら相当デカいな、年齢もまだ若いし」と納得の声が上がったが、中には「伊藤獲得の意図は分かるが、そのために森原を出したのは納得できない」、「両選手の実績を考えると、楽天側が損をしてるようにしか思えないんだが…」と、森原を交換相手とした点に疑問を呈するコメントも見られた。 「伊藤はプロ入りから今季トレード前までの通算成績が『36試合・.247・4本・8打点』と一軍実績があまりない打者。一方、森原は『177試合・8勝10敗49ホールド4セーブ・防御率3.67』と、セットアッパー・抑えとして一定の数字を残しています。楽天側は救援防御率リーグ3位タイ(3.05)と現状そこまでリリーフに困っていないこと、森原は右肘故障で今年1~7月に離脱しており戦力として計算しにくいことなどを加味して放出に至ったのでしょうが、両名の実績の差から楽天側が損をしていると感じているファンも少なからずいるようです」(野球ライター) 実績十分の森原を出してまで伊藤の将来性に懸けた形の楽天。ファンの間で意見が割れている補強は果たして吉凶どちらに転ぶのだろうか。文 / 柴田雅人
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