「最前列のチケットは日本格闘技史上最高額の300万円など、超高額チケットだったが、すでに5万枚は完売。世紀の一戦と言われているだけに、フジとしてもこれまでの格闘技中継・放送をしのぐ高視聴率を期待。現在はスポンサー集めが行われている段階」(広告代理店関係者)
同イベントの開催に向けて奔走したのが、同局が放送している格闘技イベント・RIZINの榊原信行代表だが、榊原氏に関するシャレにならないスキャンダルを、発売中の「週刊ポスト」(小学館)が報じた。
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同誌によると、昨年、榊原氏が誰かと会話をしている音声データが流出。その中で榊原氏は、RIZINの顧問的な立場を務めるトラブルシューターの男性が反社会的勢力とつながりがあることを認めたという。
昨年12月、あるジャーナリストが榊原氏に面会。そのことを問いただすと、記事にしないことを条件に「口止め料」として500万円を支払ったため、情報元にそっくり渡したという。
しかし、その後、榊原氏はジャーナリストに対して、恐喝罪で刑事告訴する意向であることを通告。警察沙汰のトラブルに発展しているというのだ。
「榊原氏といえば、06年に反社との関係を一部で報じられ、代表を務めていた格闘技イベント・PRIDEの放送をフジが打ち切り、翌年、資金難で団体が消滅。そんな過去があるだけに、反社との関係には神経質になっていると思われていた。ところが、またまた反社絡みの問題が浮上。6月のイベントの段階ではまだトラブルに関する動きはなさそうだが、今後の成り行き次第では、フジのコンプライアンスに抵触する可能性もあり、毎年大みそか恒例のRIZINの中継は打ち切りになってしまうかもしれない」(放送担当記者)
格闘技ファンのためにも、早くトラブルを解決してほしいものだ。