第4話は、レストランの仕入れ先が突然ワインの取り引き停止を宣告。雛子(高畑充希)は新しいワインの仕入れ先は自分で探すことになる。リサーチを進める中、山梨の個人ワイナリーが造った「伝説のワイン」の存在を知った雛子は、醸造元のワイナリーを営む春乃(南野陽子)の元を訪れ――というストーリーが描かれた。
※以下、ネタバレあり。
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第4話では、そのワインの仕入れを巡り、視聴者から困惑の声が集まっているという。
そのワイナリーは、主人が亡くなってから新規にワインは造っておらず。春乃は「私はワインが嫌いなの」と言いつつ、「売ったら私の分がなくなっちゃう」として在庫の販売も拒否。実は、春乃は夫が全ての時間と愛情を注いだワインを憎んでいる一方、愛情を注がれていたワインを手元に置いていたいという複雑な感情を抱いていた。
一方、ワインのラベルを濡らすと、「春が好き」というメッセージが浮かび上がることに偶然気づいた雛子がそれを伝えると、春乃は心動かされることに。新しくワインを造り、それを卸してくれるという展開に。農園のサポートなどは雛子の会社が担当することになった。
「しかし、元々は今出すワインがないために始まったワイン探し。今からワインを造り始めても出来上がるまでにはタイムラグがあります。また、ワイン造りのメインとなっていた主人が亡くなっており、『伝説のワイン』と同じものが造れる保証は皆無。作中ではそれらの問題点には全く触れられておらず、単なるハッピーエンドで終わっていました」(ドラマライター)
この展開に、ネット上からは「奥さんが造るワインじゃ味違うじゃん」「設定めちゃくちゃ」「素人が造るワインと契約してもだめでしょ」「どうしようもない」「そんな適当ワインでいいのか」という声が集まっていた。
「そもそも出来上がりのワインの質も分からないにも関わらず、サポートを簡単に約束。元々のワインは1900円という設定でしたが、水に濡れると文字が浮かび上がるという特殊なラベルを含め、改めて価格を見直したりするような場面もありませんでした。以前から仕事面について多数のツッコミを受けてきた本作でしたが、今回はツッコミを通り越して呆れ声が聞かれてしまったようです」(同)
回を重ねるにつれ、お仕事ドラマとして破綻しているようだ。