第65回は、時代劇が大好きなひなた(新津ちせ)の元に、条映という映画会社が家からほど近い太秦に映画村というテーマパークをオープンさせたというビッグニュースが飛び込んできて――というストーリーが描かれた。
※以下、ネタバレあり。
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錠一郎(オダギリジョー)に映画村に連れて行ってもらい、そこで大好きな時代劇スターのサイン会の情報を得たひなた。帰宅後、母・るい(深津絵里)に入場料をねだったものの、るいは「4年生にもなって手伝いもせず、あれしてほしい。これしてほしいばっかり言うんじゃないの」と激怒。実はるいは第二子を妊娠しており、「しっかりしてほしかった」という想いからひなたを叱ってしまったという展開となったが――。
「きょうだいができることを知ったひなたは大喜び。錠一郎も『家族が増えて嬉しい』などと語っていましたが、ネット上からは集まったのは、『産むのも働くのもるい一人で大丈夫なのか?』『作中全員誰もジョーを叱らない意味が分からない』『厳しすぎるワンオペ』『嬉しいなら働いてくれ…』『ジョーが働かない不安もるいのイライラの原因では?』といった声。錠一郎と言えば、るいが回転焼き屋をオープンしても、店もほぼ手伝わず、毎日フラフラ。第65回の冒頭では錠一郎が野球のコーチを務め、近所の人からお裾分けをもらうという場面が描かれ、好意的に受け取られているようですが、いまだ無職でい続けていることに、多くの視聴者が不安を抱いているようです」(ドラマライター)
仕事もせず、店の手伝いもできない錠一郎が、妊娠したるいをどう支えていくのかについての疑問が多数出ている一方、擁護の声もあるという。
「無職とは言え、家族を蔑ろにしているわけでもなく、ひなたからも懐かれている錠一郎。第65回では錠一郎がこっそり楽譜を書き留めるシーンも描かれ、るいはいまだ錠一郎の音楽家としての再起に期待している可能性があります。るい自身も錠一郎が無職であることに不満を抱いている様子はなく、ネット上からは『これで家庭が回ってるならいいじゃん』『働いてても子どもに興味ない人よりはいい』『るいにとって錠一郎は存在してるだけでいいんじゃない?』という声も聞かれています」(同)
第二子の誕生は、一家にどのような変化をもたらすのか――。