>>4人の知事が関わった東京五輪「世界一金のかからないオリンピック」アピールも実態は?<<
野口氏は「石原慎太郎さんから『大至急、都庁に来い!』と。『地方にいますので難しいです』と伝えたら『だったらヘリをチャーターして来い!』。翌日、駆けつけたら『俺が作った党からでろ。君にはエベレストで死なれたら困る。この国の為に一緒にやろう』と。『僕はあくまでも現場の人間です』と。長い攻防戦が」とツイート。続けて、「ありましたが、最後は『悪かった。野暮な事を言っちまったな。ただ、この国の為にもエベレストでは死ぬなよ』と。薄らと涙目の慎太郎さんの姿に後ろ髪を引かれる思いで知事室を後に」と書き込んだ。
石原さんが都知事時代に、野口氏に選挙出馬のオファーがあったようだ。「ヘリでの呼び出し」に驚いたネットユーザーが多いようで、「いかにも石原さんらしいなぁ…」という声がある一方で、「こういう上司、いるよな」「なんじゃこの美談の様なトンデモない話」「普通にパワハラでは」といったツッコミも聞かれた。
さらに野口氏には、石原さんが都知事時代に立ち上げた尖閣諸島購入計画が実現した際には「東京都レンジャーの隊長」の任務を任せる計画もあったという。まさに驚きのプランの連続と言えるが、それだけ石原さんが野口氏に目をかけていたとも言えそうだ。
野口氏は石原さんの人柄を「そして、とてもシャイで、ナイーブで、チャーミング」と評し、「あのニヤリと笑う笑顔も反則でした。そして何よりもフェアーでした。僕みたいな何処の馬の骨か分からない若造を相手にも真摯に向き合って下さった」ともツイートしている。これにも、ネット上で「笑顔が少年ぽく見えたことあるな」「自分より若い人にこんな風に慕われて亡くなるのは、とてもカッコいいことだと思う」といった声が聞かれた。
世間の人が知らない石原さんの様々な顔を、野口氏が見ていたのは確かかもしれない。
記事内の引用について
野口健氏のツイッターより https://twitter.com/kennoguchi0821