大仁田は5月23日、新潟プロレスのサン・ビレッジしばた大会に参戦。グレート小鹿、シマ重野と組み、アブドーラ・小林、佐藤光留、井上雅央組と対戦した。
「GOLD祭vol.4 リベンジ」(4月4日、宮城・仙台PIT)での電流爆破6人タッグデスマッチで大仁田に敗れた小林は雪辱に燃え、激しくやり合った。試合は重野がレールガンドライバーで井上を仕留めて(17分34秒、片エビ固め)、大仁田組が勝利している。
波乱が起きたのは試合後だった。小林は「大仁田! どうなってるんだ! 俺をFMW-E旗揚げ戦に参戦させろ!」と要求。FMW-Eでは旗揚げ戦のメインイベントで行う“地獄のデスマッチ”の出場選手を5月12日に公募したところ、いの一番に小林が自身のTwitterで「オイ、俺の家から9分だ!近所でなんてことするんだ。すぐ行けるぞ」とアピール。しかし、「FMW-E」は小林の参戦をなかなか発表せず、小林のイライラが募っていたのだ。
大仁田が「ブッチャー(小林)!今度の“地獄のデスマッチ”は仙台のときとは違うぞ。入る勇気があるのか?」と問うと、小林はすかさず「やってやるよ」と応じる。すると大仁田は「藤田(ミノル)がオマエのことが大嫌いだから、組みたくないと言ってたぞ。俺はリッキー(フジ)、藤田と組むから、オマエは好きなヤツを2人連れてこい!」と返した。結局、7・4旗揚げ戦の“地獄のデスマッチ”の対戦カードは大仁田、リッキー、藤田組VS小林、X、X組となった。
小林が大日本から残る2人を連れてきた場合は、「FMW-E」との全面抗争となる。果たして小林は誰をパートナーに起用するのか。大日本はデスマッチファイターが豊富なだけに注目が集まる。
(どら増田)