「この日は、変異ウイルスについての話題を紹介。昨日確認された変異ウイルスの感染者は9県で13人、累計105人を数えました。その中にはイギリス由来や南アフリカ由来のものもあるようです」(芸能ライター)
こうした現状について、MCの小倉智昭が「英国株や南アフリカ株と言われると、どうしても悪いところだけ目を奪われてしまう」とコロナへの恐怖がさらに増してしまうと言及。すると、古市氏は「確かに変異株が怖いという話もあるが、じゃあ今、日本で実際、10代とか10歳以下の方が重症化した例はあるかというと、ないわけですよね」と言及。ただ、これに小倉は「感染した人(子ども)は増えてますけどね」とクギを刺した。
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だが、古市氏は「現状、日本で爆発的に感染拡大が起こっているわけではない」と私見。さらには「イギリス発の変異株は、ワクチンが効くと言われている。そして、ワクチンが効かないと言われている変異株に関しても、製薬会社は『数か月で改良すればなんとかなる』と言っている」と解説。その上で「別に現状において、そこまで心配する必要はないのかなという気はします」と述べた。
これに対して、小倉は「古市くんは割と楽観的に考えている」と印象を語っていたが、ネットユーザーも、そんな古市氏の発言に「待った」をかけた。「子を持つ親の気持ちを想像できない、何かが欠如しています」「あまりにも他人事で無責任」「こう言う人って自分でいろいろ調べてからもの言ってるんですかね」と批判が殺到。
また、「変異株じゃなくても、重症になった子どもはいて、報道されてないだけ。数が少ないことで無視される構図」「重症化した子どもは日本にもいました」と言うツイートも。
海外では、発症前の健康状態は良好だったというアメリカ・ロサンゼルスに住む10代の子どもがコロナで死亡したという報告がある。また、子どもの中でも1歳以下の乳児の症例を例に取ると、昨年4月、山梨に住む0歳の女児がコロナに感染し、心肺停止の状態で搬送。集中治療室で治療を受けていた。だが、この女児は後に陰性と判断されたという報道もある。いずれにしても、「子どもは重症化しないからいい」というわけではないだろう。