コロナワクチンは、接種者の管理方法に関してマイナンバーを活用する案が与党の間から出ている。すでに厚生労働省は独自の流通管理のシステム作りを進めており、混乱を招くと批判が生じていた。さらにマイナンバーにワクチン接種の記録が紐付けられた場合、プライバシーの問題を懸念する声も生じていた。
一部報道では、河野大臣もマイナンバーの活用に積極的と報じられてきたが、ツイートの内容を見る限り、マイナンバーの活用は限定的なものになる。すべてのワクチン接種にマイナンバーを用いるわけではないとメディア報道を牽制した形だ。
>>河野大臣、NHKのニュースに「うあーデタラメだぞ」ワクチン接種スケジュール「勝手に作らないでくれ」と否定<<
これを受け、ネット上では「ワクチン接種証明書はカードに盛り込まないようにして頂きたいです」「マイナンバーカードを使うのは、政府に信頼があって初めて可能になる話」といった慎重な立場に付く声が聞かれた。
一方で、「マイナンバー使っても良いと思うけどなー。後々接種履歴などもマイナポータルから見れれば一元管理できて、病院に行く時にカード1枚出せば病院も接種歴をすぐ把握できる」「個人的には予防接種を受けなかった履歴は残して欲しいです」といったマイナンバーの活用に肯定的な声も聞かれた。マイナンバーの使用、活用に関しては賛否両論といったところだろう。
このほか、「ワクチンは先ず安全性第一でお願い致します」といったコメントも河野大臣に寄せられており、これは国民の総意であるとも言えそうだ。
記事内の引用について
河野太郎大臣のツイッターより https://twitter.com/konotarogomame/s