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古市氏「医療の方は本当にできることを全部やっていますか」専門家を問い詰め視聴者から称賛

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 14日放送の『とくダネ!』(フジテレビ系)で、スペシャルキャスターとして出演する社会学者・古市憲寿氏が、開業医はコロナ対応に協力が足りないのでは?と苦言を呈した。

 番組では、前日の13日に日本医師会中川俊男会長が「このまま感染が拡大すると医療崩壊から医療壊滅になってしまう」「まさに戦争を有事と置き換えれば今はその時です」と発言したことから、医療崩壊の話題を取り上げた。

 医療機関の現場での混乱ぶりや、名古屋大学医学部附属病院沼口敦医師の「今後、一番あって欲しくないのは、対応ができずに一部の患者さんの命は諦めてくださいという日が来ることだ」との切羽詰まった発言を紹介した。

 これに対し古市氏は、ゲストの昭和大学二木芳人客員教授に対し、「日本医師会は執行部に開業医の方が多いと思うんですけど、 開業医の方がコロナに協力するという動きは起こっているのですか」と協力していないことに含みを持たせて質問をした。

 二木氏は「開業医は外来を支えているという事実はある。また手伝うにはスキルが要る」と話し、「できる範囲で協力していただいているので」と続けようとした。しかし、古市氏はすでに我慢できなくなったのか、二木氏の発言を遮る形で、「(中川会長は)戦争に例えるんだったら、医療の方は本当にできることを全部やってますか、まだまだ開業医の方、できることがたくさんあると思うんですね。自分達はコロナに対応したくないけれども国民頑張ってねというのが、いつもアンフェアだなと思う」と発言。

 ​>>小倉も苦笑い 古市氏「まさか『とくダネ!』よりコロナが続くとは」発言、惜しむ声は少ない?<<​​​

 これに対し、コメンテーターの元NHKアナウンサー下重暁子氏は、人を育てるのは時間がかかる」と医師会の対応を擁護した。そして、MCの小倉智昭アナウンサーも「とにかく現状を打開するのが一番大事」と、その場を収めた。

 これに対しネットでは、「患者はコロナだけじゃない」と一部否定的な反応があったものの、コメントの多くが「古市さん!医療、開業医へのツッコミ頑張って!」「古市の見方に共感。医師会は何をやっていたのか」「どう考えても古市が正論だろ」など、古市氏への称賛の声が相次いだ。

 緊急事態宣言の中、一般市民も医療関係者もストレスや苦悩を溜め込んでいる。国民全員で協力して、一日も早く新型コロナを克服したいものだ。

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