この日は、緊急事態宣言下で東京・銀座のクラブを訪れていた自民党の松本純前国対委員長代理、田野瀬太道文部科学副大臣、同じく自民党の大塚高司国対副委員長という3議員の離党のニュースを紹介。
松本議員は当初、クラブには1人で行き、陳情を受けていたと説明していたものの、後に先の後輩議員2人も一緒だったことが発覚した。
これについてMCの小倉智昭が、「国民は、苦しい思いをしていると当然、政治に目が向くわけで、議員たちの身の振り方も平常時とは違うものであるべき」と主張しつつ、山下に話題を振った。
すると彼は「いやあ信じられないことですよね」と呆れながら、「医療従事者の方は命がけで働いているわけでしょ!?」と訴え、「その時に銀座のクラブに行って遊ぶっていう感覚が……議員さんってこんなに質が悪いんですか!?」と憤慨。
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その時、スタジオのモニターには、3議員が頭を下げる映像が映っていたのだが、それを見た山下は「僕は頭を下げるだけじゃなくて、土下座してほしいですよ、国民に」と怒りをぶつけていた。
だが、この発言が逆にSNS上から「山下真司って時代遅れと言おうか、ヤクザ体質と言おうか...」「土下座してもらってお前が気持ち良くなって、それで社会にどんな影響があるの????」「土下座してほしいですよね! って言う方にも、 特権階級ですか?っていいたいわ」と違和感コメントが多く寄せられた。
またこの後、小倉がコロナの感染状況の指標について、「ステージ3、ステージ4と言っていますけど、それでも分かりづらいですよね」と山下にコメントを求めると、彼は「一喜一憂してますけどやっぱり重症者と死者を減らすってことが一番のテーマじゃないですか」と回答。だが、ごく当たり前の意見のためか、肩透かしを食らった小倉は「まぁ、そうなんですけどね」と返していた。いずれにしても熱血で知られる山下。今回の「土下座」発言も、思わず熱くなって言ってしまったのかもしれない。