4月12日には情報番組『サンデー・ジャポン』(TBS系)がこれを取り上げ、以後『ABEMA Prime』(ABEMA)や、人気YouTuberたちも続々と潜入レポ、体験レポをアップ。コロナ禍を象徴する話題のひとつになった “ZOOMキャバクラ”、その魅力はどこにあるのだろうか。
ZOOMキャバクラは、キャバ嬢の指名料と時間料金を前払いし、指名した相手と決められた時間、ZOOMを使ってお酒を交えたコミュニケーションを取ることができるサービス。コロナ禍で休業を余儀なくされたキャバ嬢の救済を目的に立ち上げたといい、利用料金も指名料込みで60分5,000円などリーズナブルに設定されていることが多い。
ZOOMキャバクラは、多くの場合キャバクラ店のサイトから利用できる。登録しているキャバ嬢のスケジュールを確認し、指定された方法で予約、指名料と時間料金を支払う。その後、指定したキャバ嬢と話せるZOOMのURLを受け取り、入室。嬢のドリンク代などは一切かからず、1対1のサービスだけでなく2対2など、グループでの利用も可能だ。
チャンネル登録者数131万人を誇る人気YouTuber『ジョーブログ』のジョーは、「案件でない(スポンサーでない)」ことを前置きし、直々に潜入レポ(4月29日公開)。ジョーは「オンラインで濃厚接触できる!」とノリノリで入店し、お店さながらのセクシードレスに身を包んだキャバ嬢と対面。キャバ嬢から「胸の谷間にご注目ください」と前置きされ、「乾杯、おっぱい、胸いっぱい!」と乾杯の掛け声を送られると、「もう死んでもいい」と感激の表情。
「キャバクラ行くのって結構ハードル高いって思うねん。これやったらボタン一つでその世界に行ける。誰にも見られへんし密室空間におる感じする」とズムキャバの利点を挙げ、その後も女の子を加えられる「ハーレムタイム」などを体験。3人のキャバ嬢を相手に「全員が俺の顔を見てくれてる」と大はしゃぎだった。
かつては『マツコ会議』(日本テレビ系)や『ナカイの窓』(同)にも出演したことがある、渋谷のお騒がせカリスマギャル男の“アディ男”も自身のチャンネルでズムキャバに潜入(5月21日公開)。東京から回線をつなぎ、愛媛のキャバ嬢を相手にトークを展開。ジョー同様、画面越しに嬢の胸を触ってカップを当てる独自の遊び方を開発するなどし、「コミュ障でも楽しめるね」とこちらもご満悦。ズムキャバの場合、利用者が住む地域の子だけでなく、登録している全国のキャバ嬢とコミュニケーションが取れるのもメリット。「明日会いに来てくれって行ったら来てくれる?」とふっかけてキャバ嬢を困らせていた。
YouTubeではほかにもキャバ嬢側の声を取り上げた動画などが多数アップされており、「給料は減るけど、お触りする客もいないし、ストレスがなくなった」といったキャバ嬢の生の声が聞ける。
先日、緊急事態宣言は解除されたものの、世間にはまだまだ“密”を恐れ自粛ムードが漂っている。こんな時期だからこそズムキャバは“STAY HOME”中のいい暇つぶしになるかもしれない。
記事内世引用について
ジョーブログ【CRAZY CHALLENGER】の公式YouTubeより
https://www.youtube.com/watch?v=8P2fOWneRsc
「アディ男チャンネル」の公式YouTubeより
https://www.youtube.com/watch?v=L0BGrT81bEY