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社会 2017年03月01日 10時00分
森永卓郎の「経済“千夜一夜”物語」 したたかなトランプ戦略
2月10日に行われた日米首脳会談は、トランプ大統領の対日強硬姿勢がすっかり封印され、「満額回答」や「ホームラン」との評価が新聞紙面に踊った。安全保障関連では、尖閣諸島が日米安全保障条約5条の適用対象であることが確認され、経済関係でも、為替や通商政策で具体的な要求を突き付けられることがなかったからだ。 しかし、今回の首脳会談をみて、私にはむしろトランプ氏のしたたかさが印象づけられた。 まず、尖閣諸島への安保条約適用は、これまでも米国が繰り返し表明してきたことで、米国は何ら譲歩をしていない。しかも、日本の施政権、すなわち実効支配を追認しただけで、日本の領有権は認めていないのだ。 従来から米国は、尖閣諸島の領有権は日中間の話し合いで解決すべきだとして、中国の主張に配慮する立場だった。 しかも、トランプ氏は日米首脳会談の前日に中国の習近平国家主席と電話会談を行い、台湾を中国の一部とみなす「一つの中国」原則を尊重する意向を伝えたのだ。つまり、トランプ政権は、反中国ではないことを示して、日本に無言の圧力をかけた。 そして、決定打は、通商関係に関して、麻生財務大臣とペンス副大統領の下に置かれる「日米経済対話」の枠組みで行われることにしたことだ。 この枠組みに異常さを感じないだろうか。通商関係の交渉は、経済産業大臣の所管となっている。ところが、今回の首脳会談に、当初同行予定だった世耕経済産業大臣は、安倍総理に帯同しなかった。米国側は、麻生大臣の同行を強く求めたのだ。 麻生大臣の下で通商交渉を行うことは、米側に二つのメリットがある。 一つは、麻生大臣の所管にすることで、通商交渉に手慣れた経済産業省の官僚を遠ざけることができること。そして、もう一つは、通商交渉の場面で、為替を人質に取ることができることだ。 歴史を振り返ってみよう。レーガン政権の時代、当初米国は、「強いドル」を掲げた。しかし、結局、財政赤字と貿易赤字という双子の赤字が生まれて、その政策は、決してうまくいかなかった。そこでレーガン大統領は、ニューヨークのプラザホテルに先進5カ国の財務大臣、中央銀行総裁を集め、協調介入によって日本を急激な円高に誘導する政策に出たのだ。日本経済を集団リンチにかけるような事件だった。 レーガン元大統領を心から尊敬するトランプ大統領が、そのことを知らないはずがない。為替介入の実行者は日本銀行だが、指図をしているのは財務省だ。つまり、麻生大臣を日米経済対話のトップに据えた理由は、第二のプラザ合意という脅しをかけるためだったのだろう。 麻生大臣は、ある程度の円高を受け入れざるを得ない。しかし、急激な円高というシナリオを呑むわけにはいかない。そのため、今後の二国間交渉の中では、TPPのときよりも、さらに踏み込んだ譲歩を迫られることになる。 お隣の韓国では、米韓FTAの締結によって、すでに畜産や医療などの分野で大きな被害が出ている。日本にも、より深刻な影響が出るだろう。
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芸能 2017年02月28日 21時00分
SMAP解散のウラでお盛んだった嵐
国民的グループ、SMAPの解散は大きな衝撃を世間に与えたが、そんな中、後輩グループはお盛んだったことが最近になってわかってきた。 SMAPの解散騒動が最初に大きく取り上げられたのは2016年の1月。この年の8月に正式に解散が発表されるわけだが、その1か月前に熱愛が一部女性誌で報じられたのが二宮和也だ。この交際に快く思わないファンもいたようで、京セラドーム大阪での嵐のコンサートで、二宮がソロ曲を歌おうとした際、客席から「アヤコー!」というかけ声が飛んだという話もある。二人には大きな障害があったのか、年末には破局が報じられている。 続いて話題になったのがマツジュンこと松本潤。彼が女優の井上真央と交際していたことは周知の事実であったが、昨年末にセクシー女優・葵つかさとの二股疑惑が報じられた。当初、葵は、松本が井上と交際していることは知らず。関係を知ってショックを受けたが逢瀬は約3年にわたり昨年5月に1度破局。しかし、その3か月後、松本から復縁を切り出したとか。トップアイドルの二股交際は大きな波紋を呼んだ。 そして、今月25日に熱愛が報じられたのは櫻井翔だ。お相手はテレビ朝日の小川彩佳アナ。ジャニーズ事務所は各スポーツ紙に対し、「親しい友人の一人です」、テレビ朝日は「親しい友人の一人と聞いています。仕事で共演はありません」とそれぞれコメントしているが、二人がこのまま順調に交際がすすめば結婚の可能性は十分にあるという。 先輩グループであるSMAPは昨年、地獄の日々をおくっていたと想像できるが、後輩の嵐はそれぞれ充実したプライベートを過ごしていたようだ。
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芸能 2017年02月28日 21時00分
西内まりやの月9 最低視聴率更新で打ち切りに一直線
西内まりやが主演をつとめる月9ドラマ「突然ですが、明日結婚します」(フジテレビ)が本当に危ない。6話が27日に放送され、平均視聴率が5.0%だったことが明らかになった。 月9初回の最低記録を更新してスタートした同ドラマ。第4話で6.6%に急落し、これは月9最低視聴率であった。さらに、第5話では6.2%、そして今回は5.0%で3週連続で最低視聴率記録を更新し続けてしまった。 ここまでくると、どこまで視聴率が下がり続けるのかにも注目が集まるが、制作サイドからは、すでにギブアップの声も挙がっているとの話もあり、そうなれば現実的に“打ち切り”が本格的に検討される。そのデッドラインは視聴率4%とされている。 「フジテレビの看板でもある月9を打ち切りさせたとなれば、西内まりやの評価も危ない。今後の仕事に影響がでることは間違いないでしょうね」(業界関係者) ドラマは多角的な要素で成り立っているものであり、主演女優にすべての責任があるわけではない。ただ、世間からは、主演が戦犯と見られてしまう。今、もっとも泣きたい女優は西内まりやで間違いないだろう。
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レジャー 2017年02月28日 17時00分
本当にあった怖い彼氏(16)〜なりすましアカウントの恐るべき正体〜
森田華江(仮名・21歳) 私はあるラジオ番組の大ファンです。そのため、放送中はツイッターで実況するのが日課になっているのですが、そんなある日、聞き覚えのある名前の人から、フォローされました。どうやら彼は私の大好きなラジオに投稿しているハガキ職人のようでした。さっそくフォロー返しすると『僕、○○って言うんですが、わかります?』というダイレクトメールが届いたんです。 その人は、ほぼ毎週ハガキを読まれている、最高に面白い職人さんだったんですね。それからはメールを何度も交換し、食事デートするまでに時間はかかりませんでした。それで、そのままホテルに行き、付き合うことになったんです。だって憧れの人に誘われたら、女でも断れる人はいないと思いますよ。 でも彼と関係を結ぶなかで、どうも話が噛み合わないんですよね。特に『数年前のあの時のネタって、どういう風に思いついたの?』とか、過去のことを振ると、あからさまにたどたどしくなるんです。 それで怪しいと思い、彼がベッドで寝ている間に、こっそり携帯を覗きました。ロック番号は、いつも横から見ていたので解読は容易でしたね。それで彼のツイッターアプリを起動すると、私に接触してきたアカウントとは別に、他にも違う番組でよく聞く、複数のハガキ職人のアカウントを持っていたのです。DMにも目を通してわかったのですが、おそらく彼は、なりすましアカウントを作って、本人が顔を明かしていないのをいいことに、ナンパを繰り返していたみたいです。すべて鍵アカなので、多くの人は気がつかないのでしょうね。 友人に相談すると、最近はハガキ職人だけでなく、ツイッターで面白ツイートを繰り返す人気アカウントなどにもなりすまし、ナンパする行為が流行っているのだとか。憧れの人から連絡が来たら、多くの人は私みたいに信じてついて行っちゃいますもんね。でも、もう彼とは怖くなって連絡は取らなくなりましたし、今後も気をつけたいと思っています。でも次こそは、本物と出会いたいですね。(取材/構成・篠田エレナ)写真・Vassilis Online
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スポーツ 2017年02月28日 16時00分
稀勢の里へのタニマチ“支援”が仇になる? 春場所“激太り横綱”の不安
稀勢の里フィーバーが収まらない。2月18日には茨城県牛久市で祝賀パレードに参加し、約5万人から祝福され、市民栄誉賞の授与式と祝賀会にも出席した。ただ、祝賀行事への参加もこの日までで、稀勢の里は、「春場所まで、もうあと3週間。今のところいい稽古ができている。いい調整をして初日を迎えられれば」と、気持ちを切り替えた。 春場所(3月12日初日、大阪)の新番付が2月27日朝に発表されるが、すでに前売り券は完売。先行発売されている稀勢の里の四股名入りの湯飲みなど、新横綱グッズも飛ぶような売れ行きだ。 「あとは土俵でいい相撲を取ってくれるだけ。こんな楽な先発はない」と、春場所担当部長の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)は目を細くしている。 だが、ここに来て気になる“あること”が持ち上がってきた。「相撲を取っている間は結婚をしない」とは言ってはいたが、嫁取りにも危険信号だ。あんこ型横綱もいいが、これでは確実に“ブタ”になる!? というのは、新横綱を力づけて励まそうと、稀勢の里が所属する田子ノ浦部屋に差し入れラッシュが続いているからだ。12日には故郷の茨城県水戸市で県知事などが主催の激励会が開かれ、県産のコシヒカリ10俵をはじめ、常陸牛ロース40キロ、ローズポーク75キロ、奥久慈シャモ10キロ、野菜1トンなど、ヤマのような茨城名産品が贈られた。 これにはさすがの稀勢の里も表情を崩し、「(これを食べて)一生懸命稽古し、全力でがんばります」と、さらなる飛躍を誓った。しかし、この翌日にも初場所優勝賞品の福島県産のコメ1トンや牛肉、農産物などが部屋に届いたのだから、笑いが止まらない。 「差し入れや優勝賞品は基本的には部屋に入れるもの。かつて4回優勝した先代師匠の隆の里(元横綱)は優勝しても米粒一つ、自分の自由にはならず、『オレんちでは米を買っていた』と話しています。まして、稀勢の里は独身ですからね。それにしても、田子ノ浦部屋の力士数は全部で7人。こんなにたくさんもらっても食べきれません。どうするんですかね」(担当記者) 稀勢の里の体重は175キロ。横綱に昇進したときの記者会見で、ほかの3横綱に勝っている部分はどこかと聞かれて、「体重かな」と笑って答えていた。実に堂々たる太鼓腹だが、もうこれ以上は必要ない。 「ちょっと太り過ぎ。もう少し痩せて、反応のいい体にしないと。いまのままだと初場所休場した日馬富士に勝てないと思う」 そう語る父親の貞彦さん(71)は、息子に5キロの減量を注文している。 しかし、こんなにうまいものを大量に差し入れられては、痩せるに痩せられない。今の稀勢の里に最も怖いのは、贔屓の引き倒し。 綱は獲ったものの、嫁取りはこれから…。いや、春場所に向かって太すぎる横綱で大丈夫だろうか? 支援者、タニマチの親切心が仇にならなければいいが。
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社会 2017年02月28日 14時00分
北朝鮮・金正恩「斬首作戦」に米中GOサイン! 動き出した暗殺者(1)
日米首脳会談に合わせた北朝鮮の新型弾道ミサイルの発射に、トランプ大統領の顔は引きつった。そこへ飛び込んできたのが、金正恩朝鮮労働党委員長の異母兄である金正男氏(45)が、2月13日にマレーシアのクアラルンプール国際空港で殺害された一件だ。怒り狂ったトランプがついに“金正恩斬首作戦”に動き出す。 米国では昨年9月、マイク・マレン元統合参謀本部議長らによって、金委員長を排除するための先制攻撃シナリオが公然と練られた。また、トランプの外交顧問だったピーター・フックストラ元下院情報特別委員長は「大統領はいかなるオプションも排除しない」と断言している。 歴代米政権は極秘の「朝鮮戦争ファイル」を尊重してきたという。1950年6月25日に勃発した朝鮮戦争で、米国は北朝鮮軍の恐ろしさを身に染みて分かっているからだ。後続兵は素手で突撃し、先兵が倒れるとその銃を持って米軍(国連軍)に襲い掛かってきた。このムチャな戦いぶりは米軍をして「地上戦はやらない」という不文律になったが、トランプにはこのファイルの警告が通じない。 「2月行われた韓国の韓民求国防相とマティス国防長官との会談では、来月から始まる米韓合同軍事演習で、北朝鮮の挑発を抑え込むための訓練を例年より強化することで一致しており、より実戦を想定した訓練になるはずです。これを踏まえ、3月にも米軍が北に攻撃を仕掛けるのではとの観測も流れている。バンカーバスター(地中貫通爆弾)などによる空爆ではなく、シールズやデルタフォースのような特殊部隊が、金委員長の首を取る作戦です。今回の正男暗殺事件で、同氏を庇護してきた中国も“正恩抹殺”を黙認せざるを得ません。しかもトランプ大統領は、シリアやイランと違い東アジアの超独裁国家をつぶすことは国際的にも評判を上げるとソロバンを弾いている。ただ、実行に当たっては、安全保障問題の司令塔であるマイケル・フリン大統領補佐官が辞任したのは不安材料ですが」(軍事アナリスト) 2月12日に発射した新型弾道ミサイル『北極星2号』(ムスダン改良型:射程2500〜4000キロ)は、固形燃料で飛ばすことができ、移動車両もタイヤではなくキャタピラー式の車両へと改良されたため発射の兆候を把握するのが難しい。しかも、発射ボタンを押せば10〜20分で発射できる。米軍が空から破壊できない可能性が高まり、米国の準州であるグアムも射程に入ることで、米韓軍の戦略の柱である“キルチェーン(発射兆候から30分以内の先制攻撃)”を無力化させられたのも同然だ。 「北朝鮮の新型ミサイルは、米韓軍が第1撃を封じ込めたとしても任意の水域にいる潜水艦からSLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)で第2撃の報復攻撃を可能にする能力があるとみられています。北朝鮮はすさまじい勢いで技術革新を進めているわけで、国際社会による経済制裁も、技術流入を食い止める圧力も、中国による“ガス抜き”で効果を持ちません。トランプはそこに激怒しているのです」(同・アナリスト)
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芸能 2017年02月28日 12時43分
どんどん“商品価値”が下落する西内まりや
女優のほかモデル・歌手として活躍する西内まりやが主演を務めるフジテレビ系の月9ドラマ「突然ですが、明日結婚します」の第6話が27日に放送され、平均視聴率が5.0%だったことが28日、ビデオリサーチ(関東地区、以下同)の調べで分かった。 同ドラマの初回視聴率は8.5%。前作でHey!Say!JUMPの山田涼介が主演した「カインとアベル」の8.8%を下回り、月9の初回最低記録を更新。その後、第2話が6.9%、第3話が7.6%、第4話が6.6%に急落。これまでの月9最低視聴率を記録した昨年4月クールの福山雅治主演「ラヴソング」の6.8%(第6と7話)を下回る歴代最低を更新。第5話では6.2%、そして今回は5.0%で3週連続で最低視聴率記録を更新し続けてしまった。 「制作サイドは視聴率アップのためにあれこれ苦慮してきたが、もはや打つ手なし。それでも、途中で打ち切る予定はないようで、どこまで低視聴率記録を更新するかしか注目すべきポイントがない。西内の“商品価値”は間違えなく下落中」(テレビ関係者) 西内のツイッターのフォロワー数は133万人を超え、ドラマの放送前には視聴を呼び掛けるコメントをつづっているが、視聴率アップに結びついていないのが現状。それ以前に、もともと西内の世間での“支持率”はそれほど高くなかったようだ。 「もともと西内は所属事務所からごり押しされていたが、安室奈美恵が独立後、その後釜としてさらにごり押しされた。しかし、CDは売れず、主演映画は集客できず、まったく数字を持っていない。おまけに、ドラマの低視聴率が報じられているニュースに反発してか、ツイッターに『結婚観が多様化してる様にテレビ視聴も多様化しているから気にしなーい。って思いたーい』と書き込んだことで、さらにアンチが増えた可能性が高い」(芸能記者) ドラマの放送終了まで、西内にとって辛い日々が続きそうだ。
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スポーツ 2017年02月28日 12時16分
2017年キャンプ・オープン戦リポート 新加入選手は「戦力」になるか?(中日)
アレックス・ゲレーロ(30)の打撃がホンモノなら、かなり手強い打線になる。フリー打撃、ランチ特打で快音を響かせ、打球は失速することなくスタンドへと消えていく。それも、パワーではなく、バットスイングの鋭さで飛ばしている。このゲレーロが三塁を守ると成長株の高橋周平がスタメン落ちする可能性もあるわけだが、昨季チーム最多の22本塁打を放ったビシエドとのコンビは、相手バッテリーに相当な脅威となるだろう。 でも、高橋も使ってほしい。ゲレーロは外野守備もできるので、「三塁・高橋、左翼・ゲレーロ」の布陣も考えられる。 定位置争いが激しいのは三塁だけではない。遊撃は堂上直倫と新人・京田陽太(22=日大)、二塁はベテラン・荒木雅博(39)、亀澤恭平、状況次第では堂上、京田がまわることも考えられる。一塁はビシエド、森野将彦、福田永将、石岡諒太。ビシエドの守備位置について、森繁和監督は「レフトがあるかもしれない」ともコメントしており、三塁の高橋と一発のある福田、石岡が奮起すれば、中堅・大島洋平、右翼・平田良介の主力組も脅かすことになる。どの選手も複数のポジションが守れるので、相手チームの先発投手が右か左か、あるいは、打撃の好不調によって組み換えられる。野手陣の層が厚くなったように思えた。また、「走れる選手」も増えた。 ゲレーロの打撃力もそうだが、“タダモノ”ではないと思ったのは、2月25日のオープン戦だった(対広島)。初回、一死二塁、先取点の好機で打席がまわってきた。カウント3ボール1ストライクから投じられた「低めの変化球」に、一瞬、体が反応したが、すぐに静止してみせた。好機で緩い変化球がくれば、ストライクゾーンから少し外れていても、思わず手が出てしまうのがバッター心理だ。そこをたくみに突いて、「打ち損じ」を誘うのが日本式の配球である。ゲレーロは打ちごろの緩い変化球を我慢し、四球を選んでみせた。称賛すべきは、選球眼の良さだけではない。チーム関係者によれば、ゲレーロは試合前、同日の広島先発・野村祐輔がどんなタイプなのかの説明を求め、「失投の少ない投手」と聞かされていたそうだ。そのことがインプットされていたから、「失投の少ない投手が簡単に打ちごろのボールを投げるはずがない」と判断し、この低めの緩い変化球を“打ち損じを誘う罠”だと見破ったのだ。 ゲレーロに四球を選ばれた後、広島の捕手・會澤は一塁に向かうその背中を一瞥していた。「この助っ人は要注意」と思ったのではないだろうか。 投手陣だが、やはり、新人・柳裕也(22=明大)が良い。変化球の持ち球が多く、しかも、それを低めにコントロールするテクニックもある。ブルペン投球を見ていると、プロの世界で“10年もメシを食ってきたような貫禄”も漂っていた。振りかぶるときとセットポジションの両方で投げ込みをする。ここまではどの投手もやっているが、セットポジションで静止する時間帯を何パターンも試していた。クイックモーションも2、3パターンあった。実戦的な投げ込み練習を堂々とできる新人は少ない。 左腕・アラウホ、右腕・ロンドンの両外国人投手がカギを握る。ロンドンは制球力に難アリと聞いていたが、四球を連発して自滅するほどではないと思った。もっとも、ブルペンでは「ストレート8割」で投げていたので、実戦形式になってみなければ分からないが…。昨季と比べ、投打ともにレベルアップしている。ただ、今年も正捕手不在となりそうだ。杉山翔大、桂依央利らを先発投手との相性で使い分けていくと思われるが、吉見一起が4年目の木下拓哉(25)と組む場面が多かった。木下が正捕手争いに終止符を打つとすれば、このチームは昨季覇者・広島、大補強の巨人を食うのではないだろうか。
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芸能 2017年02月28日 12時00分
次クル芸人 〜新時代に輝くホープたち〜 (Vol61 スーパーニュウニュウ)
クオリティ度外視、インパクト絶大の小道具。作りに作ったその総数は、部屋に保管できないほどだ。阿鼻叫喚の末、小道具を破壊するコント。突飛すぎるぞ、この2人。(伊藤雅奈子) ――最近はテレビで観る機会が増えました。 ふるや「観てた番組に出れるようになってきて、この2年ぐらいで。KinKi Kidsが好きで、そこを目指して生きてきたんですけど、『ナカイの窓』(日本テレビ系)に出してもらえることがあったりして、そこ(KinKi)飛び越えて、上(SMAP)いっちゃった。自分は売れる売れないより、KinKiに会えるか会えないかがラインなんで」 ――メディアに出るとき、「KinKi Kids」を口にしようと決めているんですよね。 ふるや「“結婚したい”って言い散らかしてるんで、コンサートに行ったらファンに殺されるんじゃないかと思って、マスクにヘルメットかぶって行ったことがあるんですけど、全部はずしても大丈夫でした。丸腰(笑)。今年の誕生日も、1人で過ごすのは嫌なんで、あえて(堂本)光一の『Endless SHOCK』を観にいく日に合わせてて。そしたら、前から5列目。光一は飛ぶんですけど(フライング)、ピチピチのズボンをはいた股の部分を、真下から観ることができた誕生日でした」 ――一方の大将さんは、どんなところがセールスポイントで? 大将「酒を飲むぐらいですけど、暇なとき、絵を描いたり何かを作ったりっていう、工作は昔から好きでしたね。このコンビになってから、小道具でウケて、どんどんデカくなって今に至っているので、役立ってます」 ふるや「でも、次生まれ変わったらもう、小道具芸人はいいかなぁって。早くドラえもんの時代が訪れないかって思う、スモールライトがあってほしいんで。保管も、移動も大変なんで」 大将「確かに苦労は多くて。去年のハロウィンの日、『内村てらす』(日本テレビ系)の収録だったんですけど、その日は等身大の内村(光良)さんの人形を作ってたんです。で、帰ろうとしたら、“渋谷で飲もう”って、三四郎の小宮さんから連絡があって。渋谷のハロウィンって、めちゃくちゃ人多いじゃないですか。そんななか、内村さんの人形を持って歩くなんて、自殺行為。でも、放送前だから、バレちゃいけないから、自分の舞台衣装を内村さんの顔に巻きつけたんですけど、拉致した人が死後硬直したみたいになっちゃって(笑)。“事件じゃねぇか!?”、“ヤバイんじゃない?”とか言われたり、白い目でジロジロ見られたりしながら、ダッシュしました」 ――小道具の苦労は尽きないでしょうね。 ふるや「大きくても、そこまでのウケがない瞬間が多いです」 大将「完成度が高くて、すごくデカいものができたとき、満足するんですよ。で、ネタ繰っていっても、すべるという(笑)。それでも、捨てるに捨てられないので、いつかは日の目を浴びるだろうって、全部置いてます」 ふるや「作家さんのところで。1万払って」 大将「さすがに、部屋には置けないです、頭おかしくなりますよ。生首だけとか、割かれたヘビとかなんで(笑)」 ――今後、出たい番組を教えてください。 大将「“キングオブコント”は決勝に行きたいですね。ダウンタウンさんというお笑いのトップが、僕たちのネタをどう評価するかっていうのは、気になります。あと、『NHK新人お笑い大賞』本選に2年連続で行かせていただけたんで、子どもと一緒のNHKの番組とかに呼ばれたらなぁと。小道具を一緒に作って…」 ふるや「最後に、バ〜ンッて一緒に壊す」 大将「それで、片づけも覚えるという。あっ、いいですね、これ」【プロフィール】大将(左) '84年4月生まれ、岩手県出身。ふるやいなや '88年2月生まれ、神奈川県出身。2012年コンビ結成。マセキ芸能社所属。事務所ライブ『パンキッシュガーデン』は、毎月7〜11日に開催中。詳細は公式サイトで。http://www.maseki.co.jp/(次回は17年3月最終週に更新)
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芸能 2017年02月28日 12時00分
引退騒動で降りかかる清水富美加の莫大な違約金
宗教団体『幸福の科学』の信者であることが発覚した人気女優の清水富美加(22)の引退騒動が波紋を広げている。現在、教団側と所属事務所『レプロエンタテインメント』の意見が真っ向から対立し、今後、泥沼の法廷闘争突入が確実視されているからだ。 「清水は4本の映画に出演する予定だった。また、テレビやラジオのレギュラー番組、広告など多くの契約を抱えていた。仮に、これらすべてがNGになれば莫大な違約金が発生する。レプロサイドが必死になるのも当然です」(芸能事情通) 某大手広告代理店幹部が、違約金の詳細について解説する。 「ブレイク中の若手女優であれば、CM契約は1本3000万円〜が相場。スポンサーとの契約の際に重要視されるのが“宗教的思想”です。さらに途中で広告が出せなくなった場合、残り期間のギャラは返還しなければならない。それだけでなく、かかった製作費や差し替え用の費用まで、すべて負担する可能性も出てくる。いずれにせよ、責任は清水の雇用元であるレプロにあるとみなされるんです。管理及び確認作業を怠ったということで、代理店やスポンサーから損害賠償を求められたら、まず勝ち目はない。結果、レプロはこの損害を清水に請求するしかないわけです」 一説には、その損害額は安く見積もっても5億円オーバーになるという。 そんな中、清水の一件を受け、芸能界ではある調査が一斉に始まったという。 「宗教に関する聞き取りです。今さらながら、所属タレントに確認をしている事務所がわんさかあるそうです。優良なプロダクションは雇用契約書にこの種の一文を入れ込んでいるところもあるが、プライバシーの侵害を恐れ、ずっとグレーとしてきた部分。でも、今回の清水の莫大な損害額を知れば、皆が右往左往しますよ。ただでさえ明日の仕事は何も補償されず、人気だけが命の芸能人。ここだけの話、宗教に拠り所を求める芸能人はかなりいるんです」(芸能プロ幹部) 第二の清水が出てくる可能性は誰にも否定できない。
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