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スポーツ 2017年10月20日 18時43分
侍ジャパンの価値が下がる?清宮が稲葉監督の初陣をブッ飛ばす
プロ野球・ドラフト会議は26日に行われるが、16日、日本野球機構(以下=NPB)は、非公式ながら“侍ジャパンのスケジュール”を発表した。リハーサルというべきだろうか。稲葉篤紀監督(45)が、指揮官としての練習を行うという。 「稲葉監督に指導者経験がないのは分かっています。かといって、1試合か2試合やったところで、変わるわけじゃない。慎重になりすぎるのもいかがなものか…」(球界関係者) 稲葉監督が、指揮官のリハーサルを行うのは、25日と26日の2日間。現在、宮崎県下で二軍と若手を中心としたフェニックスリーグが開催されている。稲葉監督が、スポーツコミュニティーオフィサーの肩書で籍を置く日本ハムの二軍も参加しており、先の2日間の2試合を、稲葉監督が“リハーサル”で指揮を執ることになったのだ。 「本番で失敗してはならない」とする稲葉監督の気持ち、マジメさは分かるが、「慎重になりすぎ」というのが関係者の大半の意見だ。 「日本ハム二軍の指揮を執り、広島二軍や独立リーグ・四国アイランドリーグ選抜と対戦します。ヘンな負け方をしたら、本番で弱気になってしまうのでは」(前出・同) 広島二軍は今季、初のファーム日本一に輝いた。当然、若手は一軍昇格のチャンスに飢えており、必死になるだろう。独立リーグの選抜チームも同様だ。彼らは、プロに行きたい一心で、野球環境に厳しい独立リーグを選んだ。ドラフト指名のための自己アピールの場として、稲葉監督に襲いかかってくるだろう。 それ以上に問題なのは、独立リーグ選抜と試合を行う26日は“プロ野球の重大イベント”と重なっている。ドラフト会議である。注目の清宮幸太郎(早実)がどの球団に指名されるのか、史上最多となる9球団以上の入札があるかどうか、同日のスポーツメディアは、清宮一色となるのは確実だ。 そういった話題性で「稲葉監督<清宮」となれば、新生・侍ジャパンの船出にもキズがついてしまう。先の関係者がこう続ける。 「普通だったら、許しませんよ。前任の小久保監督だって、指揮官経験ゼロでスタートしたんですよ。こんな言い方は何ですが、侍ジャパンに広告出資している大手企業は、稲葉監督に懐疑的です。東京五輪の指揮官も務めるというのに、なぜ、お客を呼べるビッグネームを連れて来なかったのか、と」 言い換えれば、稲葉監督は「勝つ」以外に企業にアピールする方法はないのだ。 しかし、こんな意見も聞かれた。 「ドラフトの陰に隠れてしまうのは、むしろ幸いです。投手交代のタイミング、三塁コーチャーが本塁に突入させるべきなのかどうかを的確に判断できるのかなど、初めての采配なので、細かいミスが続出するのは確実。清宮フィーバーで稲葉采配を隠し、本番までに修正箇所を話し合えれば…」(ベテラン記者) 本番とは、11月16日開幕のアジアプロ野球チャンピオンシップのこと。韓国、台湾の選抜チームと戦うわけだが、出場選手の力量を発揮させる環境を作れば、決して負ける相手ではない。仮に、稲葉監督が、采配でも慎重になりすぎるようであれば、強く意見の言えるスコアラーをベンチ入りさせるなどの「修正」も間に合う。 在京球団スコアラーがこう反論していた。 「今年のドラフト会議ですが、清宮が話題の中心になるのは間違いありませんが、独立リーグは要注意ですよ。上位指名されそうな投手が何人かいますからね」 独立リーグからは過去50人が指名を受けた(育成を含む)。今年、51人目が誕生するのは確実だが、指名順位の最高は、2013年の又吉克樹の2位(現中日)。その指名順位に並ぶか、上回る可能性もあるとされる投手がいる。徳島の伊藤翔(横芝敬愛高)だ。 右腕・伊藤は、昨年もドラフト候補に入っていたが、指名されなかった。プロ志望の強い伊藤は「早くプロに行きたい」の一心で、独立リーグの門戸を叩き、急成長した。 その伊藤が、稲葉代表監督率いる日ハム二軍と対戦したら、どうなるか…しかも、ドラフト当日ということもあり、有事の際、NPB側は赤っ恥をかくことにもなりかねない。 「リハーサルで良かった」のひと言で済むだろうか。稲葉監督の慎重な性格も考えものである。
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芸能 2017年10月20日 18時06分
降板&移籍報道の宮根アナどうなる?
発売中の「週刊文春」(文芸春秋)で、メインキャスターを務める日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」の降板とフジテレビへの移籍を報じられていた、フリーの宮根誠司アナが、19日に放送された同番組で報道を否定した。 番組で、人間がAIの支配下に置かれてしまうのではないかという話題になると、宮根アナが突然、自身の降板報道に言及。 宮根アナは、「あ、考えたらさあ! 文春さん見たらさ、『ミヤネ屋』3月で降板させられるの僕? 3月で辞めさせられるって。ミヤネ屋がAI屋になるっていう、そうなの? 辞めさせられちゃうの?」と番組スタッフに問いかけた。 番組スタッフは手を振って否定。すると、宮根アナは、「(降板は)ないの? あなたに権限あるの? 社長に聞いてくれた?」と念押し。 スタッフが腕で大きくマルを作ると、それを見た宮根アナは、「私、4月以降もやらせていただきますので、ご愛顧のほどよろしくお願いします。しばらくは人間でやりたいと思いますので」と、改めて報道を否定。 宮根とともに司会進行を務める読売テレビの林マオアナウンサーは、「よかった。スタッフも家族もこれで一安心。みんなから電話かかってきましたから」と安堵の表情を浮かべていた。 同誌は、このところ宮根アナは、モチベーションが低下、日曜はフジテレビの情報番組「Mr.サンデー」の司会を務めていることもあり、来年4月から、同局の月〜金の夕方帯で放送される、新しい報道番組の司会を務めることが内定していると報じていたのだが…。 「同誌が何の根拠もなく、報道するはずがない。水面下で移籍話が進んでいたが、同誌が取材に動いたことで、話が流れてしまった可能性が高い。来年以降、宮根アナの動向が注目される」(テレビ局関係者) フジとしては、残念な結果になってしまったようだ。
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芸能 2017年10月20日 18時02分
吉岡里帆の“グラドル見下し発言”の裏にある払拭できないコンプレックス
今やすっかり売れっ子になった女優の吉岡里帆(24)。売れる前はグラビアの仕事もこなしていたが、先ごろ“グラドル見下し発言”をめぐりネット上でバッシングを浴びてしまった。 吉岡が問題発言をしたのは、女性向けのサイト「She is」に今月6日に掲載された対談企画。 もともと女優志望だったことを公言している吉岡だけに、「私は水着姿なんて絶対出したくなかった」とキッパリ。自分のグラビアについて「全国区の、ワンコインで買える週刊誌で披露して、1週間後には廃棄処分されて」とかなり辛口。 さらに、グラドルたち仕事を、「写真に写っている子たちは、一世一代の賭けをしているということ。消耗品になることを前提に脱いでいる」などと上から目線でぶった切ったのだ。 「彼女の性格の悪さは有名で、かなり我が強い。そのため、この記事を見たグラドルがどう思うかなどお構いなしで発言してしまったようだ」(出版業界関係者) その対談で一応は、「今となっては、グラビアは本当にやってよかったです」としているものの、あまりにも不用意な発言。しかし、その裏には現在も払拭できないコンプレックスがあったというのだ。 「吉岡は腰回りから下の下半身がムチムチしていることを異常なまでに気にしていました。ほとんどは修正してなんとかなっていたんですが、修正ばかりされているうちに嫌気が差してしまったようです。それが今や売れっ子女優となり、いわば自分に“辱め”を与えたグラビアという仕事への“復讐”から対談での発言が飛び出してしまったのでしょう」(同前) 吉岡といえば8月、芸能界でもトップクラスのモテ男である俳優の佐藤健(28)に濡れ髪のまま会いに行ったことが一部で報じられた。 「双方は男女の関係を否定。それもそのはずで、共にセフレの1人のようです。双方の事務所からしたら困ったもんです」(芸能プロ関係者) 仕事が好調の吉岡だが、現在は“下半身”も絶好調のようだ。
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社会 2017年10月20日 18時00分
神戸製鋼・日産の不祥事は氷山の一角か 不信渦巻く日本製造業の瓦解
神戸製鋼、日産の相次ぐ不祥事により、日本製造業の根幹が揺らぎ始めている。 「このデタラメぶりは氷山の一角なのではないか。国のチェック機能をさらに徹底しなければ、日本の製品が世界で総スカン状態になりかねない」(大手鉄鋼メーカー投資家) まずは神戸製鋼の“ごまかし”から。 「生産していたアルミ・銅製品、鉄粉までデータを偽装していた。例えば顧客が、この強度にして欲しいと10回の強度テストを依頼する。しかし実際は、6回しか行わない。それにテスト10回済みの検査証明書を添付し、納入していたわけです。中にはサイズをごまかしたものまであった。数値の偽装には数十人近い内部の人間がかかわっていたというから、会社ぐるみで行っていたも同然」(全国紙経済部記者) なぜ、こうした偽装が行われたのか。会見した神戸製鋼の梅原尚人副社長は「納期を守り、生産目標を達成するプレッシャーから、つい手を染めてしまった」と言い訳に終始していたが、業界誌記者は、こう明かす。 「苦情が来ない範囲で、ほどほどの品質管理をしておけば大丈夫という、契約内容より現場の判断を優先しても問題はないといった空気が強かった。言ってしまえば、数値よりもベテランの目を過信してしまう考え方から脱却できなかったということです」 データ改ざんは、栃木県真岡市の真岡製造所など4カ所で約1年間にわたって行われていたというが、部品によっては20年近くデータを偽装した疑いも残っている。 「データ偽装製品の納入先は国内外約200社。その中には、10月10日に鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた三菱重工のH2Aロケット、トヨタをはじめとする自動車メーカーの車のボンネット、JR東海、東日本、西日本なども車両の一部に使用している。三菱重工業などは、これから世界に売り出そうとしていた旅客ジェット機の『三菱リージョナルジェット』にも使っていた。ほかに、防衛省に納入された防衛装備品や米ボーイング社など、あまりに影響が大きすぎる」(航空業界関係者) 今後、偽装製品を渡されていた企業はどうするのか。企業トラブルなどにかかわる弁護士は言う。 「調査次第だが、車はリコール必至。神戸製鋼製品が使われた商品が売れなくなる可能性もある。ボーイング社などの海外大手企業は、訴訟を起こす可能性も否定できない。その場合、1社数兆円もの賠償が発生する懸念もあります」 神戸製鋼だけではない。ここ数年、日本を代表する企業に不祥事が連続して起きている。2015年には東洋ゴムの免振ゴム装置のデータ改ざん問題が発生して経営陣が一掃された。その建物数は154棟に及び、同社の経営を揺るがしている。同年には東芝の1500億円を超える粉飾決算が発覚。その後、買収した米原発大手のウエスチングハウスの不採算が明るみに出て存続の危機にさらされている。 「'16年4月には、三菱自動車で燃料試験のデータ改ざんが発覚した。軽自動車『ekワゴン』では燃費をリッター30.4㎞としていたが実際は26㎞程度で10%前後の水増し。これにより約62万台がリコール対象となり、結果的に日産自動車の傘下入りを余儀なくされた。そして最近では、その日産が無資格者による完成検査が発覚し、約116万台がリコール、追加費用が約250億円に達する騒ぎとなった」(自動車業界関係者) これまで日本製品を支えてきたのは“メイド・イン・ジャパン”の信用度。多少、価格は高くても、繊細な技術と完成度の高さが受け、中国などの安価な商品に勝ってきた最大の理由だ。 「いまやその信頼が揺らぎ始めている。神戸製鋼では'03年から'06年にかけ、大気汚染防止法で定められた基準値を超えるばい煙を排出し、このデータを改ざんしていた。基準値を超えそうになると担当者が自動記録装置の記録ペンを操作し印字できないようにしていたのです。つまり今回同様、周囲を含めた関係者同士で不正に手を染めていたということ」(前出・記者) この事態に、経営アナリストがこう指摘する。 「企業経営のためには、多少の悪事もOK、不正を繰り返してもバレなければ大丈夫だという安易な考えが常態化している。神戸製鋼のような創業1905年という歴史を持つ大企業などは、特にそう大事には至らないという妙な大船に乗った感覚がある。そのため、同様の企業が多い日本では、“今回の不正も氷山の一角”という見方が強い。このごまかしの悪習を阻止しなければ、日本のモノ作りが終わると同時に、ケタ外れの労働者が路頭に迷うことになりかねない。国が音頭を取って強固な監視システムを作るのも手です」 今度こそ、歯止めをかけられるか。
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スポーツ 2017年10月20日 17時00分
巨人が参戦する 広島退団 石井&河田コーチのダブル強奪
来季続投のお墨付きを得ている巨人・高橋由伸(42)監督だが、肝心の組閣が思うように進まず、新たな火種となっている。来季は3年契約の最終年。コーチに就任したところで優勝を逃せば、1年ぽっきりに終わる可能性が高く、誰もが“ドロ船”に乗ることに尻込みしているのだという。 「今季の巨人は2006年以来のBクラス(4位)。続投はもっけの幸いですが、ライバル広島の黄金期はしばらく続く。高橋監督に近い人ほど『来季も勝てない』とみており、ここは1年待って、次期監督の下で長期雇用を確保しようとしている」(巨人担当記者) 現在、内定しているのは、元二軍監督・吉村禎章氏の入閣のみ。高橋監督は村田真一ヘッドコーチ、今季途中で一軍投手コーチに配置転換された斎藤雅樹氏の続投を希望しているが、「V逸の責任をとりたい」と退任を申し出ているという。 さらに、尾花高夫投手コーチが編成本部アドバイザーに、村田善則バッテリーコーチが戦略室スコアラーに転任すると発表された。 背景にあるのは、巨人のお家芸ともいえる「大艦巨砲主義」だ。今季は総額30億円の超大型補強が機能しなかったにもかかわらず、今度は中日のゲレーロ、ヤクルトのバレンティンを狙っている。そして早実・清宮の1位指名を決めたことで、これまで各コーチが取り組んできた来季構想はご破算になる可能性が高い。 さらに話をややこしくしているのが原辰徳前監督の存在だ。侍ジャパン監督に稲葉篤紀氏が就いたことで、原氏の目標だった東京五輪監督の座も事実上消滅。そこで、生まれ育った神奈川が本拠地の横浜DeNA監督に方向転換しているのだ。 「巨人に競り勝ちCS進出を決めたDeNAは、今季2年契約が満了するラミレス監督の続投を決めたが、1年契約での更新にとどまった。同時に来オフに“原ベイスターズ”を始動させる準備も進めているからだ。その際、もれなくついてくるのが、原氏を信奉する斎藤氏と村田氏。そのため、巨人の主要ポストに就くことをためらっている。できれば浪人したいと。巨人に礼を尽くしたいのだろう」(巨人OBの野球解説者) 急務になったのがコーチのヘッドハンティングだが、さっそく動きが出てきた。リーグ2連覇に貢献した広島の石井琢朗打撃コーチと河田雄祐外野守備走塁コーチが、今季限りで退団する。「東京に残した家族との時間を大切にしたい」というのが理由だが、額面通りに受け取る人は少ない。 石井コーチは“ビッグレッドマシンガン打線”を作り出し、菊池涼介、丸佳浩を復活させ、鈴木誠也の成長をアシスト。今、打撃コーチとして最も評価が高い。河田コーチは三塁コーチとして抜群の判断力を発揮、機動力野球を復活させた。 巨人には江藤智打撃コーチ、内田順三二軍監督といったカープOBもおり、ここに緒方孝市監督を支えた両コーチが加われば、巨人の得点能力は格段に高まり、広島の痛手も大きい。 鯉カラー一色のコーチ陣に、高橋監督はどうする?
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芸能 2017年10月20日 16時40分
民放各局が恐れるテレ東の『ひよっこ』出演者起用ドラマ
制作費の低いバラティー番組で視聴率を稼ぐテレビ東京で、10月20日からスタートのドラマ『ユニバーサル広告社〜あなたの人生、売り込みます!〜』(金曜20時〜)が、民放各局を脅かしている。 テレ東では、不定期番組だった『出川哲朗の充電させてもらえませんか』を高視聴率のため4月からゴールデンタイムに昇格させ、同様に日曜日不定期だった『池の水ぜんぶ抜く大作戦』もゴールデンタイム枠で好調だったことから、レギュラー化の話が急浮上しているという。 「今や“バラエティーのテレ東”とも呼ばれ、ドラマでも金曜20時ドラマでファミリー層を獲得している。例えば、『三匹のおっさん』のようにシルバーエイジが主人公のものや、『釣りバカ日誌〜新入社員 浜崎伝助』のように大ヒット映画をドラマ化するなどといった発想は、視聴率至上主義の民放にはない」(放送作家) さらに2時間ドラマの“水曜ミステリー9”を3月いっぱいで終了した後も、同枠で4月にビートたけし主演のスペシャルドラマ『破獄』、9月に上川隆也主演の『テミスの剣』、10月5日には昨年放送した玉木宏主演の特別企画ドラマ『巨悪は眠らせない 特捜検事の逆襲』など重厚感のあるドラマを繰り出している。 「役者はギャラではなく、いい作品に出たがる。今やフジテレビのドラマに出演して視聴率の責任を取らされるよりも、テレ東に出たいという俳優が集まっています」(制作会社プロデューサー) そのため、各局はドラマ『ユニバーサル広告社』にも警戒しているのだが、驚くべきはそのキャスティング。 「主演は沢村一樹で、ほか和久井映見や三宅裕司と、NHK朝ドラ『ひよっこ』の出演者ばかり。脚本も『ひよっこ』の岡田惠和氏が担当する。もはやパクリですが、そこをあえて堂々とやってのけるのがテレ東。数字も期待できる」(同) それでも、テレ東のドラマスタッフは「キー局と違い目標視聴率はバラエティーで5%、ドラマは10%です」と謙虚。他局も見習うべき!?
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社会 2017年10月20日 16時00分
小池百合子代表が切る「橋下&小泉」Wカード
10月22日投開票の衆院総選挙は、最大の焦点だった小池百合子代表率いる希望の党が大苦戦。10日の公示後、各メディアが投票動向調査での失速ぶりを報じてからは、永田町界隈でも「小池の政治生命は終わった」との声が飛び交い、手のひらを返したようにバッシング一色となった。しかし一方で、その先を見据えた小池氏の水面下での動きがすでに始まっているという。 自民党関係者がこう不安を募らせる。 「自民が快勝したからといっても、安倍首相はまだまだ油断していない。小池氏も1回目の選挙ですべてがうまくいくと思っているわけがない。そもそも今回、なぜ解散総選挙を招くことになったのか。モリカケ(森友、加計学園)問題で内閣支持率が低下し、10月の補選で3連敗を食らうことを嫌った安倍首相が打って出た苦肉の策だった。その原点に返れば、小池氏が次に何を狙い、動いているかは明白だ」 つまり小池氏は、選挙前から希望の党の苦戦も織り込み済みで、第二幕、第三幕の展開を仕掛けるというのだ。 「その一つが、石破茂氏や野田聖子氏など、自民党内のアンチ安倍派の懐柔だ。“安倍一強”の状態が強まれば強まるほど、内部ではそれに危機感を覚える向きは強くなる。そこを小池氏は巧みに利用し、自民の分断、政界再編を狙ってくるだろう」(同) もう一つの小池氏の策が、森友・加計問題を突く“原点回帰”だ。加計学園獣医学部(愛媛県今治市)設置を巡る疑惑については、追及する市民団体などが、10月中に安倍首相と学園の加計孝太郎理事長、菅良二今治市長に対する詐欺や詐欺ほう助の容疑で告発状を提出するという。 「ポイントは、学園の建設費の水増し疑惑。市民団体の調べで算出した建築費は80億円程度で、学園側が市に補助金を申請した際の148億円とかけ離れている。一方で申請を受けた今治市議会は今年3月、建設費を含めた設置経費192億円の半額96億円の補助金支出を議決した。その経緯がまだ明らかにされていない」(全国紙政治部記者) 学園側は獣医学部の性質上、148億円は高くないとしているが、問題はゴルフや会食をする安倍首相と加計氏の仲だ。 「学園が国家戦略特区に獣医学部の新設を押し進める中、安倍首相は“腹心の友”という加計氏と'16年中に7回もゴルフへ通い、今年1月20日に新設が正式決定した。安倍首相は7月の国会で学園の特区申請を初めて知ったのが1月20日と証言しているが、あまりに胡散臭すぎて疑惑はまったく消えていない」(同) 小池氏はこれを横睨みしつつ、「選挙で負けても国会で疑惑を徹底追及せよ」と指示を出し、選挙中も“特別調査チーム”を編成、疑惑のキーマンとされる前川喜平前文科事務次官などにも接触しているという情報がある。 一方の森友学園問題。4月に開校する予定だった小学校建設地の国有地の相場が約9億5600万円だったところを、地中のゴミの撤去費として8億1900万円などを値引きした1億3400万円で売却されていた。しかも国は、売却前から地中にゴミが埋没していないことを把握しており、その流れ自体、森友学園名誉校長に安倍昭恵夫人が就任していたことなどへの“忖度”だったとの疑惑が燻っている。 「森友については、橋下徹前大阪市長が府知事時代に、私学新規参入の認可条件の緩和を実施しており、表に出ていない事実関係の詳細も知る立場。小池氏は日本維新の会と連携することで、橋下氏からその情報を手に入れている。安倍首相周辺も橋下氏の動向に神経を尖らせています」(同) さらに小池氏周辺関係者によれば、「モリカケ疑惑追及で、小池氏にとってポイントとなる橋下氏と同時に、重要な存在が小泉純一郎元首相」だという。 「小池氏は小泉氏と9月末、小池氏が打ち出す“原発ゼロ”の公約について会談し話題を呼んだが、実は10日の公示直前、2人は都内で再度、会話を交わしているという。そこでは、小池氏自身が出馬するかどうか、相談していたというのです。小泉氏は、“小池氏が出馬した場合は150議席が希望の党へ動き、出馬しなければ50前後にとどまって小池氏が方々から叩かれる”との予測を立てた上で、それでも出馬は避けるべきと説得したといいます」 さらに、出馬によって議席は獲得できても、早い段階で意見の違いなどから党はバラバラとなり、天下獲りまでは手が届かない。加えて、都政を投げ出したことによって都民の反発を生み、本当に政治生命が終わりとなることを重ねてアドバイスしたという。 「それよりも今回は出馬を見送り、少数精鋭で選挙直後から安倍首相を追及すれば、小池氏を推す声も自然に起きる。知事を1期まっとうした上で出馬しても遅くはないというアドバイスだった。仰天なのは、その間、小泉氏自身が党の顧問に就くことも考えているというのです」(同) 橋下・小泉氏の援護射撃に注目だ。
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レジャー 2017年10月20日 14時54分
富士S(GIII、東京芝1600メートル、21日) 藤川京子のクロスカウンター予想!
馬券に絡む京成杯AH組ですが、近年でこのレースの傾向を見ると、京成杯AHの時と斤量が同じか1kg軽くなっている馬でしたので、1着だったグランシルクが前走の時のように走れるか不安になりますが、3、4走前は重馬場で好成績だった事を考えると、雨予想の今回のレースは悪くないのかもしれません。 また、58kgを背負わされるイスラボニータの方が、不安を感じてしまいます。前走の安田記念は、58kgで辛そうにも見えました。それでも、タイムは好タイムだったので、有力馬であると思います。 エアスピネルは、イスラボニータと近走は戦う事があり、勝ったり負けたりで、少し近い存在なのかもしれません。 雨が予報以上に降れば、ペルシアンナイトも侮れません。斤量も2kg軽くなり重馬場も経験済みなので、大崩れはないと思いますが、雨次第では不良馬場に近い状態も考えられます。 雨が強ければ、騎手さんも流石に恐怖を感じるだろうし、無理な事はしたくない筈ですが、それほど強くない馬に乗っているのなら、チャンスなのかもしれません。大雨でも強引に行こうとする、強気に攻める騎手も狙い所かもしれません。内田騎手などは、気が強そうなので、攻めて来るかもしれないと勝手に想像しています。ワイドBOX11グランシルク、15イスラボニータ、6エアスピネル、1サトノアレスワイドBOX5ペルシアンナイト、13クルーガー、2レッドアンシェル、4ガリバルディ
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社会 2017年10月20日 14時00分
あの県議号泣の『城崎温泉』払拭! “外湯めぐり”で「関西の奥座敷」が復活
『城の崎にて』(志賀直哉作)は生と死を考えさせられる有名な文学だが、城崎温泉と言えば、“号泣議員”として名をとどろかせた野々村竜太郎元兵庫県議が思い起こされる。 兵庫県富岡市の2014年、政務活動費の不正使用を問われ当時、野々村県議が足しげく通っていた温泉地。その「関西の奥座敷」がいま、ようやく復活し始めているという。 「城崎温泉には外国人観光客が急増。問い合わせまで含めると今年は前年の3倍増で、15000人を突破しそうな勢いです。当初のままではインバウンド市場に取り残されるという危機感がありましたが、マーケティング調査をしっかり行った結果が実りました」(旅行会社関係者) 小規模な旅館やホテルが中心の城崎では、中国人観光客のような大所帯には対応しづらい面があった。 そこで個人や家族単位の旅行客に向け、各所の温泉をまわる「外湯めぐり」を積極的にアピール。これが体験型の観光を好む欧米人に受け入れられ、活況につながっているという。 「観光案内所には、外国語のパンフレットはもちろんのこと、アメリカ人女性を待機させ案内をするという徹底ぶり。少し前からは想像できないほど賑わっています」(地元記者) しかし、そこに至るまでには、インバウンドへの対応以上に、やはり野々村氏によるイメージダウンが大きく立ちはだかっていた。 「野々村氏が当時、政務活動費を使い日帰り出張で城崎温泉を訪れていたのが、なんと年106回。いいように取れば何回でも行きたくなるような街ということでしょうが、まったくそうはならなかった。テレビでは毎日のように号泣する野々村氏と城崎が交互に映し出され、志賀直哉の『城の崎にて』の舞台になった静かで文化的なイメージは吹っ飛んでしまった。影響はかなりのものでしたよ」(ある温泉旅館の関係者) 観光協会関係者もこう言う。 「痛かったのは観光客の落ち込みというよりも、実際に出張などで訪れるお客さんの利用が減ってしまったこと。本来は父親が出張で訪れて、その父親が自分の家族を連れてくるという流れがあったのですが、それも一時は減ってしまいましたからね」 そこでイメージを挽回すべく地道なキャンペーン活動を行って「外湯めぐり」を定着させ、現在の活況につながったという。 ただし、今もって「城崎の名前を出しただけで笑われる」ことがあるというから、まったく厄介な話だ。
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レジャー 2017年10月20日 13時48分
橋本千春の勝ち馬ピックアップ!(10/21) 富士S、秋嶺S、飛翼特別、室町S
4回東京競馬6日目(10月21日・土曜日)予想・橋本 千春東京11R「富士S」芝1600㍍◎5ペルシアンナイト○15イスラボニータ▲1サトノアレス△6エアスピネル、11グランシルク 皐月賞2着(クビ差)の、ペルシアンナイトに期待する。実力は紛れもなくGIレベルだし、得意のマイル戦なら歴戦の古馬勢が相手とはいえ、チャンスは十分ある。ダービー7着(0秒5差)も、不向きの2400㍍を考えれば評価できる。ここはそれ以来、約5か月ぶりの実戦になるが、「春より体高が伸びて」パワーアップしているだけに、ベストパフォーマンスを見せてくれるはず。皐月賞、ダービーより2㌔軽い斤量55㌔も強調材料だ。相手は昨年2着の、イスラボニータ。同じ3歳馬サトノアレスが逆転候補。東京10R「秋嶺S」ダ1600㍍◎6レッドオルバース○7クインズサターン▲3シャドウチェイサー△10オールマンリバー、14エネスク 本命は、ダートにシフトしてから3戦2勝、5着1回と高い適性を示しているレッドオルバース。「ポテンシャルは重賞レベル」と強調する佐藤助手。「道悪馬場で脚抜きが良くなればさらに良い」。ここが5か月ぶりのハンデを抱えているが、新馬勝ちしているように、仕上りが早く久々は苦にしないタイプだけに、いきなりエンジン全開だ。相手は、クインズサターン。持ちタイムはメンバー最速だ。台風の目は、障害を経験してパワーアップしたシャドウチェイサー。新潟11R「飛翼特別」芝直線1000㍍◎11ソレイユフルール○17マイアベーア▲10ファド△6ファイブフォース、15レッドラウダ 前走が圧巻だった、ソレイユフルールでもう一丁いける。外枠⑯番が奏功したとはいえ、最後は後ろを待つ余裕があり、2馬身突き放す圧勝劇だ。勝ちタイム54秒7も優秀で、千直競馬の適性は相当なもの。これからまだまだ強くなる3歳馬で、上積みは大きいし、ハンデ52㌔ならここは通過点に過ぎない。初の千直で小差4着と見せ場を作った、マイアベーアが相手になる。穴は、同じ上り馬ファド。京都11R「室町S」ダ1200㍍◎5エイシンローリン○3ウインオスカー▲6サイタスリーレッド△7ブルミラコロ、10ニットウスバル 休み明け2戦目で走り頃の、エイシンローリンが狙い目。その前走・NST賞は12着と失速しているが、これで見限るのは早計。スタートで出負け、ポジションを取るのに脚を使った上に、10か月のブランクが最後に大きく響いたからだ。昨年のNST賞を逃げ切っているように、実力は確か。放牧を挟み心身ともリフレッシュされた今回は本領発揮が期待できる。相手は、上り馬のウインオスカー。ハンデ頭(57㌔)の、サイタスリーレッドも実績から争覇圏内。
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社会
派遣法改正へ2500人デモ
2009年10月30日 15時00分
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スポーツ
虎が吠える 佐山サトル見参!!(9) 初代タイガーが支持されたワケ
2009年10月30日 15時00分
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スポーツ
健介オフィス 11・7熊谷GHCタッグ戦 健介 潮崎の2冠阻止へ
2009年10月30日 15時00分
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スポーツ
戦極 米国遠征決定 泉の“憂うつ”
2009年10月30日 15時00分
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スポーツ
戦極 光岡 横田の“嫌がらせ”切り抜けられる?
2009年10月30日 15時00分
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スポーツ
ノア KENTA 右ひざ負傷で31日欠場
2009年10月30日 15時00分
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スポーツ
全日本 世界最強タッグ11・21開幕 諏訪魔 金が欲しい!!
2009年10月30日 15時00分
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スポーツ
12・3新宿プロレス 3年ぶりに復活ダァー
2009年10月30日 15時00分
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佐々木希 早大生に投げキッス
2009年10月30日 15時00分
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「CRぱちんこ爽快美空ひばり不死鳥伝説」展示会にしずると椿鬼奴が登場
2009年10月30日 15時00分
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芸能
ハリウッド・スキャンダル ブリトニー・スピアーズ 代理人ジェイソンとの関係は?
2009年10月30日 15時00分
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芸能
ハリウッド・スキャンダル レニー・ゼルウィガー 製作予定のない映画のオファーがきた!?
2009年10月30日 15時00分
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芸能
ハリウッド・スキャンダル リンジー・ローハン 父親が厳罰要求!
2009年10月30日 15時00分
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芸能
漫才コンビ「ニックス」 アラフォー姉妹の挑戦
2009年10月30日 15時00分
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その他
SG第41回日本選手権オートレースオリジナルクオカードを10人にプレゼント
2009年10月30日 15時00分
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その他
幻覚ナビ
2009年10月30日 15時00分
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スポーツ
前代未聞10・29後楽園大会前日中止 ハッスル消滅危機
2009年10月29日 15時00分
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スポーツ
写真で見るハッスルの軌跡
2009年10月29日 15時00分
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スポーツ
伊原ヘッド解任 原巨人内部分裂へ
2009年10月29日 15時00分
特集
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岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
芸能
2025年08月05日 23時00分
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野球人生“燃え尽きた”元プロ野球選手・宮國椋丞氏 今後は「周りの人に頼られたり、笑顔にしたい」
スポーツ
2025年07月25日 23時30分
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豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
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宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
芸能
2025年07月14日 17時00分
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元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分