彼女に限らず、アイドルのプライベート写真流出は、なぜ絶えることがないのか。
「アイドルの流出写真といえば、かつては元恋人などが金銭目当てでマスコミに流すのが通例でした。わらべの高部知子や、奥菜恵と押尾学のベッド写真は有名ですね。前者は、元恋人が週刊誌へ持ち込み、バッシングを受けストレスから自殺する悲劇が起きています。後者は、フィルムを現像するラボから流出したと言われています」(アイドルライター)
田口の場合は、新規に開設されたTwitterアカウントに件の写真がアップされた。身内の人間が何らかの恨みを持って流出させたと見られる。しかし、近年はスマートフォンなどのデジタルガジェットの普及により、意図せずとも本人が流出させてしまうこともあるようだ。
「クラウドにアップした写真が、ウイルスに感染して流出してしまう、あるいは、間違った宛先に写真を送ってしまうといった例がありますね。また、スマホに、データ転送のソフトを仕込まれたり、不在の間に中身のデータを抜き取られることもあるでしょう。さらには、デジタルデータは無限に複製可能なのもやっかいです。スマホは個人情報の宝庫だけに、使用には万全のセキュリティ対策が必要ですね」(前出・同)
これからはアイドルの育成のカリキュラムのひとつに「情報リテラシー」を加える必要もありそうだ。