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芸能 2018年11月22日 12時00分
川崎麻世、愛人の存在発覚? カイヤは高額慰謝料請求のチャンスか
妻でタレントのカイヤに対して離婚裁判を起こし渦中の俳優の川崎麻世だが、愛人女性と極秘同棲中であることを、発売中の「フライデー」(講談社)が報じている。 同誌によると、相手はタレント活動も行う川崎よりも21歳年下で34歳の都内のバーで働くスレンダー美女。2年ほど前から関係が深まり、食事デートをする姿などが頻繁に目撃され、現在は同棲中。川崎が離婚訴訟を起こした背景にはこの女性の存在があるようだ。同誌の直撃に対し、川崎はあくまでも友人関係を強調した。 「先月末、川崎の長男はブログを更新。そこではカイヤを擁護した上で、『僕はこんな事が続くのはもう耐えられません。彼は皆さんに初めから私達について全て嘘をついてきています。自分の利益自分のイメージだけのために』と川崎を非難した。長男も長女も、今回報じられた愛人の存在を把握していると思われるだけに、出廷した上でカイヤを擁護する可能性が高そうだ」(芸能記者) 川崎がカイヤに離婚訴訟を起こしていることが報じられたのは10月初め。その後、カイヤは自身のブログで川崎に対して高額な慰謝料請求を行っているという報道などをことごとく否定。その時点では“防戦”一方で、長年、川崎と別居していることもあり、離婚訴訟では限りなく不利な立場に立たされていると思われていた。 しかし、ここに来て川崎の愛人スキャンダルが発覚。“追い風”が吹いているだけに、法廷でどんな主張をするかが注目される。 「基本、離婚訴訟の被告側は『離婚をしたくない』と主張することが多い。しかし、カイヤにしてみれば、川崎のスキャンダルを振りかざし、堂々と高額の慰謝料を請求できるチャンスです」(司法担当記者) 第1回口頭弁論は今月27日に開かれるというが、カイヤが選ぶのは夫婦愛かそれとも金か。
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芸能 2018年11月22日 11時53分
“今年最も輝いた男性”田中圭、「おっさんずラブ」を振り返る かっこ悪い一面も明かす
俳優の田中圭が21日、都内で行われた「『GQ』 MEN OF THE YEAR 2018」授賞式に出席。今年最も輝いた男性に贈られる同賞の「ブレイクスルー・オブ・ザ・イヤー賞」を受賞し、「僕がすごく大好きな小栗旬さん、吉田鋼太郎さんなども取った賞。まさか平成最後の年に自分が取れると思わなかったです。今年すごく楽しかったので、来年は今年以上に楽しみたい」と感慨深げな表情で語った。 田中といえば、今年は主演ドラマ「おっさんずラブ」(テレビ朝日系)が大ヒット。同ドラマについても振り返り、「『おっさんずラブ』でいろんな人がブレイクスルーしましたが、僕もその名に恥じないように頑張ります。僕自身も周囲の方々も一緒にブレイクスルーできるような俳優になっていきたい」としみじみとコメント。 「GQ」日本版が毎年選出している同賞の受賞者は、田中のほか、竹内涼真、リリー・フランキー、DA PUMP、お笑いコンビ千鳥、辻一弘、美輪明宏、是枝裕和監督、国枝慎吾、浅田真央(WOMAN OF THE YEAR賞)がいたが、イベント終盤には受賞者間での質問のやり取りも行われ、千鳥・ノブから田中に「かっこよくない意外な一面を教えてください」と質問も。 田中は千鳥からの質問に「いっぱいあるんですけど、結構漢字の読みを勘違いして覚えていることが多くて……」と切り出し、「『必殺仕事人』のシリーズがあるじゃないですか。藤田まことさんが演じた中村主水の読み方を、僕ずっと“なかむらぼんど”だと思い込んでいたんです」と漢字の読みに弱い一面をカミングアウト。 「ジェームズ・ボンドみたいな感じ。ボンドだと思っていて、今年の頭くらいに周りにその名をうっかり話したら、みんな、『はあ?』って」と苦笑い。同じ質問には同席した竹内涼真も回答。「考えたんですけど、見つからないです」と頭をかきながら答えると、千鳥の2人は大激怒。「やかましい!強めの水虫があるとかなんかあるやろ!」と突っ込んで会場を笑わせていた。(取材・文:名鹿祥史)
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芸能 2018年11月22日 11時45分
CMでお尻を大胆披露! 菜々緒、自身のヒップに辛口評価「65点」
女優の菜々緒が21日、都内で行われた「TRAINING GEAR SIXPAD」の新製品発表会に出席。お尻を強調した同商品のCMのためにトレーニングに励み、CMでは抜群のプロポーションを披露しているが、「自分のヒップに点数をつけるなら」と問われると、「全然」と謙遜。「65点くらい」とストイックな評価をして会場を驚かせた。 2年前に同商品を実際に使った写真をインスタグラムに上げたことが関係者の目に留まり、本CM出演が決まった菜々緒。同社のシリーズの大ファンであるといい、「今回の商品もわたし自身が待ち望んでいた製品。本当に嬉しい」と述べ、「今トレーニングブーム。その中でもずっと鍛えたいと思っているのがお尻。コンプレックスを払拭したいと思っているんです」と話してにっこり。 CMの出来映えについては、「自画自賛じゃないですけど、かなりかっこよくできたと思います」と自信たっぷり。「このCMに向けてシックスパッドステーションにも通わせていただいたんです。その成果が出てよかった」と述べ、「このCMに映っている揺れるお尻はわたしのお尻。筋肉がついていないと揺れないと言われていたので、通ったかいがありました」とホッとした表情。 最後は今年一年を振り返り、「今年でわたし、20代が終わって30代に。この一年は自分の体と心に向き合えた一年になったと思います。自分のメンタル的にまだまだ弱いところもあるけれど、そこを強くしていきたい。今後も自分の体と向き合っていきたい」と話していた。(取材・文:名鹿祥史)
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スポーツ 2018年11月22日 10時30分
楽天入りが決定的の浅村 一部西武ファンがグッズ燃やすなど“暴徒化”?
FA権を行使し、楽天へ移籍することが決定的となっていた埼玉西武・浅村栄斗。21日に楽天・石井一久GMから獲得が正式に発表され、各メディアによって大きく報じられた。 今シーズン「打率.310・32本塁打・127打点」で打点王に輝き、主将としても埼玉西武を牽引した浅村。2008年以来のリーグ優勝を果たしたチームにおいてMVP級の働きを見せた選手の1人だが、来シーズンは楽天のユニフォームに袖を通すこととなった。 今回の一件を受けたネット上には、「ファンとしては残念でならない」、「ある程度は覚悟してたけどやっぱりしんどい」、「もう浅村のこと応援できないのか…」といった埼玉西武ファンからの悲しみの声が数多く寄せられている。優勝球団の主力選手が同リーグの最下位球団への移籍を決断したという事実を考えると、ファンが大きな悲しみを抱くのも致し方ないといえるだろう。 ただ、ファンの中にはその悲しみが行き過ぎたのか、ネット上で“暴徒化”している人も。当事者の浅村や楽天に対し「タンパリングだろ」と根拠のない批判を浴びせたり、ファン感謝祭や来年の公式戦でのブーイングを呼び掛けたり、果ては浅村の写真を燃やしたりと、もはや何でもありの状況だ。 また、オークションサイトやフリマアプリには、浅村に愛想を尽かしたファンが大量に関連グッズを売りに出してもいる。あくまで個人的な印象だが、こうした状況は見ていてあまり気持ちのいいものではない。 そもそも、FAというのは所属球団で長年頑張った選手がもらえる真っ当な権利である。権利を行使するかは個々人の自由であり、どのような決断をするかももちろん自由だ。 心無い批判や反応に対しては「普通に権利行使しただけやろ、民度が低すぎる」、「多少の文句は仕方ないけどこれはやりすぎ」、「球団はこういう奴らを取り締まった方がいい」といった苦言のコメントも寄せられている。納得できないファンの気持ちも理解できるが、その決断をもう少し尊重してもいいのではないだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2018年11月22日 06時10分
ノックアウト12.9両国の試合順が決定!メインは石井対大崎、S-cup覇者 海人参戦
ブシロードグループのキックスロードは、12月9日に両国国技館で開催されるキックボクシングの『KING OF KNOCK OUT 2018 両国国技館』の試合順を発表した。 KING OF KNOCK OUTフライ級トーナメント決勝戦、ライト級アジアトーナメント一回戦など豪華カードが目白押しとなっている今大会は、KNOCK OUT史上最多の9試合。KNOCK OUTの木谷高明オーナーは「手売りをしている限りはプロとは言えない」というポリシーを持つ。格闘技業界では珍しく選手によるチケットの手売りを禁止しており、試合数は多くても7試合程度に収めてきた。しかし、今大会は2018年の総決算の意味合いがあり、自然と試合数も増えてしまったというのが実情のようだ。旗揚げから尽力をしてきた小野寺力プロデューサーにとっては嬉しい悲鳴と言ったところだろう。▼第1試合 (61.5kg契約 3分5R)“Mr.KNOCK OUT”森井洋介 対 “やんばる将軍”マサ佐藤 初代ライト級王者でKNOCK OUTの顔とも言える森井洋介が、なんと第1試合に登場する。現在ライト級アジアトーナメントに出場中の森井は「小林(聡会長)さんに行けと言われれば両国も出ます」と話していた。結局、ゴーサインが出た。年内最後の試合は昨年ベルトを獲得した両国のリングで行う。相手はパワフルな攻撃型の実力者・マサ佐藤。第1試合から激しい打ち合いで会場がヒートアップするのは間違いないだろう。▼第2試合 (48kg契約 2分5R)“渋谷小町”小林愛三 対 “ムエタイ才女”伊藤紗弥 KNOCK OUTの女子エース小林愛三(まなぞう)が、ジュニアタイトル4階級制覇を成し遂げた伊藤紗弥と対戦。愛三にとっては年内最後の試合をKOで飾りたいところ。ボーイッシュで親しみやすい愛三はメディア露出を強化すれば人気が出るのは間違いない。バレーボール出身でふくらはぎが自慢の“ふくらはぎ系女子”ブームを巻き起こしてもらいたい。熱望しているRENAとの対戦の行方も気になるところだ。▼第3試合 KING OF KNOCK OUTライト級アジアトーナメント一回戦(61.5kg契約 3分5R)“神撃キッカー”重森陽太 対 “SBの遊牧民族”ボルドバートル・アルタンドルグーン 一撃必殺の蹴りを持つ重森陽太が登場。過去に日本で大活躍したアマラ忍が推薦するボルドバートルとアジアトーナメント一回戦で激突。森井、ヨードレックペットの本命2人が順当に準決勝に進出しただけに、重森も期待に応えたい。▼第4試合 KING OF KNOCK OUTライト級アジアトーナメント一回戦(61.5kg契約 3分5R)“コリアンデビル”チャンヒョン・リー 対 “居合いパンチャー”町田光 RISEスーパーフェザー級王者のチャンヒョン・リーがKNOCK OUTに初登場する。KNOCK OUTにレギュラー参戦中の町田光は再戦を制して準決勝進出となるのか?相手を失神させる恐怖のハードパンチャーのリーは、RISEでも狙われる立場にあるが、見るたびに強さが増している。町田は新日本プロレスの永田裕志と取り組んだ特訓の成果が出せるか注目である。▼第5試合 (58.5kg契約 3分5R)“鉄腕燃焼中”駿太 対 “逆境スピリット”村田裕俊 ベテランながら、常にトップ戦線を張る正真正銘の鉄人・駿太。昨年2月に森井洋介相手に一歩も引かず、大応援団の声援をバックに引き分けた村田裕俊との一戦はどんな結末を迎えるのか?▼第6試合 (55.5kg契約 3分5R)“SPEED ACTOR”小笠原瑛作 対 “凶暴三兄弟・次男”髙橋亮 旗揚げ大会からレギュラー参戦し一躍、軽量級の代表選手となった小笠原瑛作が、半年ぶりにKNOCK OUTのリングに復帰。華があるのだから、来年はもっとKNOCK OUTにも参戦してほしいところ。1年前には、同じく両国で髙橋亮と対戦している。瑛作が勝てば悲願の那須川天心戦実現へ大きく前進した試合だったが、髙橋は後半に盛り返しなんとか引き分けている。ここは両選手による激闘に期待したい。▼第7試合 (65kg契約 3分5R)“ボルケーノ”水落洋祐 対 “シュートボクシングの若きエース”海人 18日に両国で行われたシュートボクシングの大会で、S-cupトーナメントを制し優勝した海人が、KNOCK OUT初参戦!小野寺プロデューサーが「ベストな選手を考えている」と話していた対戦相手には、名勝負製造機・水落洋祐が選ばれた。水落は「勝ったら自分の名を上げるチャンス」と話している。超絶イケメンで色気もあり人気急上昇中の海人だが、やっかいな選手と当たった。▼第8試合 (65kg契約 3分5R)“ギラギラ系激闘派”不可思 対 “マッドピエロ”山口侑馬 KING OF KNOCK OUT初代スーパーライト級王者・不可思が王座戴冠後初登場。相手は4年前にTKO負けを喫している山口侑馬だ。この4年間で両選手ともに大きく成長している。両選手ともにKNOCK OUT旗揚げ時は前半に出場していた。今回セミファイナルでこのカードが組まれた意味は大きい。不可思にはチャンピオンとして、負けたらベルトを返上するぐらいの覚悟で臨んでもらいたい。▼メインイベント KING OF KNOCK OUTフライ級王座決定トーナメント決勝戦(51kg契約 3分5R)“SUNRISE PRINCE”石井一成 対 “ワンダーボーイ”大﨑一貴 10月の後楽園ホール大会の試合後、「両国のメインは僕に任せてもらいたい」と訴えていた“キック界のプリンス”石井一成。これを聞いた小野寺プロデューサーは「その思いも受け止めた上で考えたい」と話していたが、この一成の願いが通った。今年6月に開幕したKING OF KNOCK OUTフライ級王座決定トーナメントの決勝戦が、両国大会のメインに組まれた。 両者は、過去に2度対戦し引き分けている。お互いに「手の内は分かっている」と話していたが、3度目の対戦に最高の舞台が用意された。フライ級がビッグマッチのメインを飾るのはチャレンジだが、フライ級の素晴らしさを広めるには絶好のチャンス。一成も一貴もスター性がある。このチャンスを活かし、フライ級の黒いベルトを巻いてもらいたい。 現在ブシロードグループでは、山手線を中心としたJRの主要駅に巨大ポスターを掲示している。これは新日本プロレスの『G1クライマックス』『レッスルキングダム in 東京ドーム』と同様のプロモーションだ。RISE、シュートボクシングに続くキック両国3大ビッグマッチの大トリとして、KNOCK OUTにかかる期待は大きい。最後に大会を締めるのは石井一成か?大崎一貴か?格闘技界の注目が高まっている。写真 / cキックスロード【どら増田のプロレス・格闘技aID vol.32】
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社会 2018年11月22日 06時00分
田中角栄「名勝負物語」 第二番 福田赳夫(10)
長かった「角福戦争」に、ようやく幕が下りるときがきた。昭和47年(1972年)の「角福総裁選」から8年後に、田中角栄の「盟友」である大平正芳が急死したのだ。 大平は福田赳夫ら自民党内反主流派との熾烈な党内抗争「40日間抗争」を、田中の全面バックアップでしのぎ政権2期目を手にしたが、その後も抗争の後遺症を引きずり、政権運営は盤石とはほど遠いものだった。ときに、昭和55年(1980年)6月、大平は政権基盤強化を策し、前回総選挙からまだ9カ月の中で再び総選挙に打って出た。 ここでも田中の“知恵”が出た。田中はこの衆院選と参院選を同時にやれば、野党の選挙戦略が崩れることから、「絶対勝てる」として「衆参ダブル選挙」の強行を大平に迫った。史上初のダブル選である。その選挙期間中、大平は狭心症を発症し、急死したのだった。選挙結果は、田中の思惑通り野党の選挙戦略が崩れた一方で、大平急死という「弔い選挙」での“同情票”も重なり、衆参とも自民党が圧勝した。福田をはじめとする反主流派からは、「田中にしてやられた」の声が出たものである。 しかし、自民党にとっての次なる課題は、大平亡き後の総裁を誰にするかであった。すでに、意気消沈の反主流派に候補を立てるエネルギーはなく、結局、党実力者による話し合いでの選定となった。そこで挙がった名前は、すでに総裁選出馬歴のある中曽根康弘、河本敏夫、そして大平派の幹部で「プリンス」と呼ばれた宮澤喜一であった。 このうち最有力とされた中曽根は、先の大平内閣不信任案採決時に寝返ったとして福田が難色を示し、宮澤については田中が断固拒否した。河本はすでに三木派を継いでいたが、先代となる三木武夫にはさんざん痛い目に遭わされている田中、福田ともにノーであった。ちなみに、田中と宮澤は性格、政治手法すべてが異なり、「犬猿の仲」として知られていた。こんな元田中派担当記者の証言が残っている。「“秀才”として知られた宮澤は酒が入ると青くなり、相手を理論で追い詰めるヘキがあった。田中と宮澤はたった一度だけ酒席をともにする機会があったが、その後、田中は言っていた。『アイツは秘書官なら一級だが、食えん奴だ。政治家としてはダメだ』と。以後、二度と酒席をともにすることはなかった」 結局、総裁の座に座ったのは、宮澤と同じく大平派の幹部でもあった鈴木善幸だった。鈴木の後継は、「本籍・田中派、現住所・大平派」と揶揄されたように田中に近く、「闇将軍」の強い影響力によるものであった。 しかし、この鈴木は国民の知名度も低く、海外メディアから「ゼンコー・フー(誰)?」の声も出た。鈴木自らも総裁に選出されたときの挨拶で、「もとより私は総裁としての力量に欠けていることを自覚しております」としたくらいだから、2年ちょっとで“お払い箱”となっている。政権がしっかりしてくれなければ、自らの影響力低下につながることを危惧した田中に、「早く芝居の幕を上げないと客は帰ってしまうぞ」と尻を叩かれたが、結局、何ら実績を残すことなく、田中に見限られたということだった。★落日の「闇将軍」 田中はなお、「闇将軍」として君臨、鈴木のあとは中曽根を推した。中曽根は田中への恩を返すべく、初の組閣では田中派からじつに7人の閣僚を迎え入れ、しかも自派から出すのが通例とされる官房長官のポストに田中の腹心中の腹心、後藤田正晴を登用したものである。かくて、田中の影響力があまりに露骨だったことから「田中曽根内閣」「直角内閣」と揶揄されたのであった。 しかし、中曽根内閣は当初はさんざんの世評だったが、ジワリ持ち味の「風見鶏」、すなわち絶妙のバランス感覚を発揮し、「戦後政治の総決算」という大テーマの中で約5年の長期政権をまっとうしたのだった。 一方で、この中曽根政権の誕生は、同時に首相退陣から時間の経っていた福田赳夫の存在感を薄めるものとなった。なぜなら、福田と中曽根は〈旧群馬3区〉で選挙のたびにしのぎを削ってきた仲であり、中曽根政権のやがての“円熟”が、福田の影をより薄めていったことにほかならなかった。 かくて、福田が精彩を欠く一方で、さしもの田中も「闇将軍」「キングメーカー」としての力量発揮に落日が訪れた。ロッキード裁判で一審有罪のダメージを受ける中、田中派の竹下登が『創政会』を結成して派閥は分裂状態となり、そのさなかの昭和60年(1985年)2月27日、田中は重度の脳梗塞を発症、再起の道を閉ざされることになった。それから約8年後の平成5年(1993年)12月16日、裁判上告審の渦中で死を迎えることになる。享年75であった。 田中にとって、終生のライバルだった福田の存在とは何だったのか。反骨精神を秘め、お人好し、恬淡とした性格、私生活も浮いた話ひとつなく、そして何より旧大蔵省出身のエリート中のエリートだった福田。田中にとっては、この自分には手の届かぬ対極の人、「敵」を向こうに、権力闘争はしたものの、自ら人生の山の高みを目指すための“道標”でもあった気がする。福田は田中の死後2年にして、追い駆けるように泉下の人となっている。(文中敬称略/次回は石原慎太郎)***********************************************小林吉弥(こばやしきちや)早大卒。永田町取材49年のベテラン政治評論家。抜群の政局・選挙分析で定評がある。著書に『愛蔵版 角栄一代』(セブン&アイ出版)、『高度経済成長に挑んだ男たち』(ビジネス社)、『21世紀リーダー候補の真贋』(読売新聞社)など多数。
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社会 2018年11月22日 06時00分
64歳男、30円のトイレットペーパーを盗み罰金20万 高すぎる金額なのか?
20日、島根県隠岐の島町の病院で30円のトイレットペーパーを盗んだとして逮捕された64歳の男に罰金20万円の判決が出た事が判明。その金額に驚きの声が上がっている。 逮捕された男は今年9月、隠岐の島町の病院の男子トイレに置いてあったトイレットペーパー1個(30円相当)を盗み、逮捕された。1個にしてはかなり重い措置に思えるが、余罪もある模様で、20万円の求刑となった。 男がなぜ30円程度のトイレットペーパーを自分で盗んだのかは不明だが、その代償は大きなものに。その事実にネットユーザーからは「20万円って凄すぎる」「30円が20万って万馬券でも無理なレベル」など驚きの声が。 また、「30円が20万円って、トイレットペーパー6000個くらい買えるじゃないか」というツッコミも。いずれにしても64歳男の「出来心」は、痛いしっぺ返しを喰らったことになる。文字通り「臭い飯」を食わなかっただけ良かったという見方もできるのだが。 トイレからトイレットペーパーを盗む人間は、少なからずこの世の中に存在している様子。そのような行為は犯罪であり、積み重なれば高額な罰金を科せられ、前科がついてしまうことにもなる。また、万引きについても同様で、軽く考える人間も存在するが、こちらも重大な犯罪である。 物を盗むという行為が重大犯罪であるということを再認識させられた事件といえるだろう。
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芸能 2018年11月21日 23時00分
野球選手より人気? 高城亜樹のように、なぜ“サッカー選手”は女性芸能人人気が高いのか
元AKB48で女優の高城亜樹が、サッカーJ1・サガン鳥栖のDF・高橋祐治選手と交際中であることを、一部スポーツ紙が報じた。 記事によると、きっかけは数年前、知人の紹介で知り合い、高城が高橋の誠実な人柄に好意を寄せて真剣交際に発展。交際期間は1年以上だとしている。 今季、高城は何度もスタジアムで観戦。高城がサッカースタジアムへ応援に訪れている姿は、しばしばサポーターたちに目撃されていたという。高城は仕事のない時には佐賀・鳥栖市内に滞在し、高橋をサポート。市内では、2人が食事デートをする姿が目撃されていたというのだ。高城の所属事務所は交際を認めている。 高城は08年にAKB48の6期生となり、11年の「AKB48選抜総選挙」では自己最高の第12位に入った。2016年にグループを卒業し晴れて恋愛解禁に。卒業後は、女優として活動している。 一方の高橋は、モデル・女優の高橋メアリージュンとモデルの高橋ユウを姉に持つ、身長187㎝のイケメンJリーガー。今季は34試合に先発出場するなど活躍。姉のユウは先ごろ、K-1ファイターの卜部弘嵩と結婚していた。 「現在女優として活動はしているものの、それほど目立った活動をしていない。交際報道で今後、注目を浴びそうだ」(芸能記者) 芸能人とJリーガーのカップルといえば、昨年9月にモデルの泉里香が川崎フロンターレのMF・谷口彰悟と交際が発覚。日本代表のイレブンでは長友佑都が平愛梨と、柴崎岳が真野恵里菜と、槙野智章が高梨臨とそれぞれ結婚。野球選手に比べサッカー選手が女性芸能人たちに人気だ。 「かつてはJリーガーといえばチャラいイメージだったが、今はかなりストイックじゃないとチーム内の生き残り競争に勝てず。おまけに、海外志向の選手が多い。それに比べ、野球選手は練習が緩いので遊び歩いている選手が多く、そこがサッカーに比べ芸能人人気が低い理由では」(サッカー担当記者) Jリーグで活躍すれば芸能人と交際するチャンスがありそうだ。
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芸能 2018年11月21日 22時00分
まだデビュー5年なのに…大原櫻子が若くして芸能界の“渡り鳥”になった理由
歌舞伎俳優の尾上松也主演の舞台「新感線☆RS『メタルマクベス』disc2」が先月まで都内で上演された。 同舞台は、シェークスピアの「マクベス」をアレンジした、3作連続上演の第2弾。脚本家・宮藤官九郎氏が脚本を担当し、松也は歌手で女優の大原櫻子と夫婦役を演じた。 「キャストによってアレンジが変わることで知られる同舞台。松也は歌舞伎テイストたっぷりで、大原は持ち前の歌唱力を生かし好演。客席の観客をうならせていました」(演劇担当記者) 大原といえば、9月30日をもって所属事務所との専属マネジメント契約を終了。契約満了に伴い、公式サイトとスタッフの公式ツイッター、大原の公式フェイスブックは9月30日に閉鎖。大原のファンクラブとオフィシャルウェブショップは9月28日午後4時をもって閉鎖していた。 所属レコード会社の公式アーティストサイトによると、10月1日から大原のオフィシャルサイトがプレオープン。公式ファンクラブが12月3日にオープンすることが決定したというが、新しい所属事務所については触れられていない。 「大原は13年公開の映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』のヒロインオーディションを勝ち抜き芸能界入りしましたが、それから5年でもう3社目の事務所を退社。まだ22歳なのに、すっかり芸能界の“渡り鳥”になってしまいました」(レコード会社関係社) 気になるのがそうなってしまった理由だが、発売中の「週刊女性」(主婦と生活社)によると、原因は「報道ステーション」(テレビ朝日系)や「行列のできる法律相談所」(日本テレビ系)など多数のナレーションを担当する大御所声優である父親の林田尚親。 同誌によると、最初に所属した事務所とは大原のギャラの取り分や条件面で何度も衝突し、周囲に相談して次の事務所に移籍。 また、デビュー作にして出世作となった映画「カノジョは嘘を愛しすぎてる」の続編が企画されたが、ほかのキャストが快諾した中、大原は父親の一存でオファーを蹴り企画が頓挫してしまったというのだ。 ほかにも“ステージパパ”はかなり暴走しているようで、大原の将来が危惧される。
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芸能 2018年11月21日 21時45分
夫の“愛人”を駆逐して芸能活動に専念する長渕剛の猛妻
歌手・長渕剛(62)の妻で元女優の志穂美悦子さん(63)が、21日放送のフジテレビ系「梅沢富美男のズバッと聞きます!」に出演。30年ぶりのバラエティー番組出演を果たした。 もともと、志穂美さんは、俳優・千葉真一(79)が創設した「ジャパンアクションクラブ(JAC)」に入り、日本初のアクション女優として18歳でデビュー。 TBS系ドラマ「親子ゲーム」(86年)で共演した長渕と87年9月に結婚。それを機に芸能界からは退き、引退状態となった。番組では、現在フラワーアーティストとして活躍する志穂美さんの、転職の理由などに迫るとともに、貴重な私生活も公開している。 「もともと、フラワーアーティストとして活動しており、あくまでもその活動ぶりを紹介するならば、とテレビ出演は受けていた。しかし、今回のように私生活までカメラを入れるのはなかったこと。おそらく、今後、本格的にタレント活動再開を視野に入れているようです」(テレビ局関係者) 志穗美さんが心変わりした背景には、夫・長渕をめぐる問題がすっぱり片付いたからだというのだ。 「長渕といえば、15年3月、当時長渕に心酔していたモデルの冨永愛との不倫疑惑を報じられた。当然、志穗美は激怒。なんとか冨永を長渕から離れさせようとあれこれ画策したところ冨永の駆逐に成功。夫の身辺がすっかり穏やかになったので、今度は自分の活動に力を入れることにしたようだ」(芸能記者) 腕っ節の強さでしられる志穗美さんだが、メンタルの強さも常人離れしていたようだ。
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TKO・木下、篠宮との一件を明かす 目標は「タイと日本のハブ」 挑戦に対する厳しい声には「どうでもいい」
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2025年09月26日 18時00分
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元ボーイフレンド・宮川英二、最大の挫折は「M-1グランプリ」 セカンドキャリアは、芸人やお笑いサークルの学生の就職支援 芸人の給料も赤裸々に語る
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2025年09月18日 17時00分
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岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
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2025年08月05日 23時00分
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misono、家族について「マジで気持ち悪い家族」 「⼦ども⾃然にできると思っていたけど……」と不妊治療の再開、明かす
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2025年09月16日 11時00分
