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ハッシーの中央競馬新馬セレクション(8/12新潟・8/11小倉)

 先週紹介した2頭。新潟デビューのサブラタは、スタートはややひと息で、気合を入れると少しかかってしまうが、早めに折り合いがついて道中は4、5番手を追走。4コーナーから仕掛け、馬群の外を回っていくも、じりじりとしか伸びず5着。3番手までにいた3頭が1着〜3着までを独占したように、前残りの競馬となった。本馬も前目につけて流れ込んだ結果だったので、今回だけでは芝でどこまでやれるのか判断が難しいところ。次走ダートで出てくるようなら狙い目。小倉デビューのファインスカイは、まずまずのスタートを切り、道中2、3番手を追走し、3、4コーナーを馬なりのまま上がってくるも、追われてから伸びず7着。追われるまでの手応えを考えると、今回は実力を発揮できなかったとみる。次走での変わり身を期待したい。

 今週の新潟デビューの注目馬は、8月12日(日)新潟6R芝1400m戦でデビュー予定のレーヴドプランス。牡、美浦・栗田博憲厩舎。父アドマイヤムーン、母ユウサンポリッシュ、母父エルセニョール。生産は浦河町・ガーベラパークスタッド、馬主は岡田牧雄氏。昨年のセレクトセールで1785万円で落札され、半兄には2008年京王杯SC(GII)や毎日王冠(GII)などGII4勝を挙げ、マイルCS(GI)や安田記念(GI)を2着し、全10勝を挙げたスーパーホーネットがいる。本馬は胴が詰まった体型をしており、兄同様マイルくらいがベストとなりそうだ。体に幅があり、トモの筋肉も良質。脚元もすっきりしている。瞬発力を活かした走りに期待したい。鞍上には蛯名正義騎手を予定している。

 小倉デビューの注目馬は、8月11日(土)小倉5R芝1200m戦でデビュー予定のゴールデンハンター。牡、栗東・加用正厩舎。父アドマイヤボス、母セントクリスマス、母父コマンダーインチーフ。生産は日高町・タバタファーム、馬主は(株)協栄。祖母は1994年サンスポ4歳牝馬特別(GII)や報知杯4歳牝馬特別(GII)(共にレース名は当時)を勝ち、オークス(GI)を2着したゴールデンジャック。近親には2002年交流GI・JBCスプリントを含む重賞6勝を挙げたスターリングローズや2005年関屋記念(GIII)を含む重賞3勝を挙げたサイドワインダーがいる。本馬の血統構成は超一流で、サンデーサイレンス、トニービン、Northern Dancer、Lyphard、Roberto、Mr.Prospector、Danzigが入っている。芝がダメということではないが、ダートに適性があると思われるので、今回というよりはダートでの走りに注目してみたい。なお、鞍上には酒井学騎手を予定している。

※出走予定競走には、馬の体調、抽選非当選により出走しない場合があります。

〈プロフィール〉
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」も担当している。

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