大相撲
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スポーツ 2022年11月15日 15時30分
大関・貴景勝、琴ノ若戦勝利に「改心したのか」と驚き? 過去対戦では格下相手の“暴力相撲”が問題に
14日に行われた大相撲11月場所2日目。今場所2勝目を挙げた大関・貴景勝の相撲内容がネット上で話題となっている。 前日まで「1勝0敗」の貴景勝はこの日、「0勝1敗」の平幕・琴ノ若と対戦。立ち合い貴景勝は体勢低く琴ノ若の胸にぶつかると、回転のいい突っ張りで上体を起こしにかかる。琴ノ若は下からあてがいながら防戦したが、意に介さず懐に潜り込んだ貴景勝は一気に土俵際へ押し込んだ。 押し込まれた際に右を差していた琴ノ若は逆転を狙いすくい投げを試みたが、貴景勝は体勢を崩しながらも、琴ノ若に体を預けるように最後まで押しきって勝利。2021年11月場所以来となる初日からの連勝スタートを決めた。 >>大関・貴景勝に貴闘力氏が「大して強くない」と酷評 過去には白鵬も苦言、突き押し一本のスタイルはもはや限界か<< 格下相手に正攻法で完勝した貴景勝だが、ネット上には称賛の声と共に「ここ最近の対戦では一番まともな相撲内容だな」、「琴ノ若戦で顔面張り手しなかったのは久しぶりじゃないか」、「もしかしてみっともないって批判を聞いて改心したのか?」といった取り口に注目するコメントも少なからず見られた。 「貴景勝は2022年7月場所から今場所まで3場所連続で琴ノ若戦に勝利していますが、7月場所の対戦では顔面に右フックのような強烈な張り手を見舞った上、押し出しで勝利した直後に琴ノ若の胸を強く突いてダメ押し。9月場所でも顔面への張り手を5回以上繰り出した後にのど輪で土俵下に押し出しと、乱暴な相撲が続いたことで批判を受けています。理由については貴景勝にとって琴ノ若は埼玉栄高校時代の1年後輩で番付上でも格下であること、その琴ノ若が2022年3、5月場所の対戦で、格下が格上相手に行うのは好ましくないとされる顔面張り手を繰り出してきたことが理由ではという見方もされていました。ただ、今回は相手の上体を起こして押すというセオリー通りの相撲内容だったため驚いたファンもいたようです」(相撲ライター) 取組後は「しっかり準備してきた。あすもしっかり準備したい」と、特に感想は語らず次戦に目を向けたという貴景勝。過去2場所とは違う勝ち方を本人はどのように感じたのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年11月14日 19時30分
大相撲解説・舞の海氏、優勝予想にファンからクレーム? 放送席笑わせた暴露が話題、照ノ富士も餌食になった“ジンクス”は
13日に行われた大相撲11月場所初日。NHK中継解説・舞の海秀平氏(元小結)が、平幕・若元春対平幕・翠富士戦後に口にしたコメントがネット上で話題となっている。 若元春は翠富士を寄り切りで下したが、取組終了後に実況アナウンサーは「今場所への期待どうでしょう、若元春も」と向正面解説の舞の海氏に話を振る。舞の海氏は「しっかりした左四つの型を持ってますしね。上手さえ取れれば大関、横綱とも十分に渡り合えますから、ひょっとしたらひょっとするかもしれないですね」と、優勝争いに絡んでくる可能性はあると若元春に期待を寄せた。 注目が集まったのはこの直後のコメント。舞の海氏は「それとあの、話がちょっとそれますけど」と前置きした上で、場所初日の中継では恒例となっている優勝候補力士の予想について、あるファンから「(平幕・)阿炎の名前絶対挙げないでください」、「名前挙がった人は大体失速していくから」と直接クレームを受けたという話を披露。話を聞いていた実況や正面解説・北の富士勝昭氏(元横綱)の笑いを誘った。 >>大相撲、舞の海氏に「失礼極まりない」と批判 錦富士戦の解説、ベテラン力士への暴言に実況も苦笑<< 舞の海氏の発言を受け、ネット上には「疫病神扱いされてて可哀想」と同情の声が上がったが、中には「舞の海に期待された力士が今一つに終わるっていうのはなんか分かる」、「多分たまたまなんだろうが、舞の海氏が推した力士が順当に優勝する方が珍しい印象」、「過去には複数人の名前を出して全員低迷ってこともあったしな」とファン側の言い分に理解を示す声も見られた。 場所初日中継での舞の海氏の優勝候補予想が不発に終わることは少なからずあり、直近では2022年3月場所で横綱・照ノ富士、大関・貴景勝を有力候補に挙げたところ、照ノ富士が「3勝3敗9休」、貴景勝も「8勝7敗」とどちらも振るわなかったケースがある。こうした過去例もあり、舞の海氏の予想は縁起が悪いと捉えているファンも少なからずいるようだ。 不吉なジンクスのような扱いを受けている舞の海氏の優勝予想だが、一部からは「今場所予想ももう怪しくなってきてる」という指摘も上がっている。舞の海氏は今場所の優勝候補として中継内で関脇・若隆景の名を挙げた。ただ、若隆景はこの日平幕・高安に完敗し初日黒星スタートとなってしまっている。 舞の海氏の予想が外れがちな理由としてはコロナ禍もあり稽古を満足に視察できていないことや、想像以上に幕内力士たちの実力差が詰まっていることなどが考えられる。今場所優勝候補に挙がった若隆景もこのまま苦戦し続けるのか、それとも予想通りに優勝争いに絡んでくるのかは要注目だ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年11月14日 15時30分
大相撲、平幕・高安に早くも休場危機? 取組後に右足かばい「飛んだ時に痛めたか」、故障再発の心配も
13日に行われた大相撲11月場所初日。今場所1勝目を挙げた平幕・高安の取組後の様子がネット上で物議を醸している。 この日関脇・若隆景と対戦した高安は立ち合い強烈な右のかち上げを見舞うと、間髪入れずに激しい突き押しを見せる。若隆景は右に動きながら攻めをいなそうとしたが、高安は動じずに圧力をかけ続け土俵外に押し出した。 格上相手に快勝した形の高安だったが、取組終了直後に両手を膝につき一時その場にうなだれると、西の徳俵前に戻る際に右足を引きずる。また、土俵を降りた後も、かかとを少し浮かせる動作を何度か繰り返すなど右足を気にするそぶりを見せた。 >>平幕・逸ノ城の暴力疑惑「暴露された通りだ」 貴闘力氏の1か月前の動画に注目、厳重処分の可能性も?<< 取組後の高安の姿を受け、ネット上には「高安いい相撲だったけど足大丈夫?」、「勝ったのはいいけど、足の状態が気になって素直に喜べない」、「最後ちょっと飛んで土俵外に出た時に痛めたんだろうか」、「もしかして場所前の故障が再発した可能性もあるのでは」といった心配の声が相次いだ。 「高安は若隆景を押し出しで下す際、左腕を手繰って引いてきた若隆景の攻めを俵に足をかけこらえた後、少しジャンプするように両足で土俵外に着地。この直後にうなだれる様子を見せたため、着地の際に何らかのアクシデントが発生した可能性はあるのでは。また、高安は今場所前に行われた秋巡業(10月8~28日)中に右足親指を負傷し最終日を休場していますが、この故障が今回の取組中に再発したのではという見方も上がっています。高安は立ち合い強く当たり相手の上体を起こし、そこからの突き押しで主導権を握るという取り口が持ち味の力士ですが、下半身を故障するとその取り口の威力が半減します。負傷の程度によっては残り14日間の苦戦はもちろん、途中休場に追い込まれる可能性もゼロではないでしょう」(相撲ライター) 取組後の報道によると、高安は『前へ出られた。考えていた相撲が取れました』と勝利に手応えをにじませており、取組後に不穏な様子を見せたことについては特に言及せず。14日の2日目も出場予定だが、コンディション面を心配しているファンは少なくないようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年11月11日 18時50分
平幕・逸ノ城の暴力疑惑「暴露された通りだ」 貴闘力氏の1か月前の動画に注目、厳重処分の可能性も?
13日初日の大相撲11月場所(27日まで)に出場予定の平幕・逸ノ城。11日に報じられた暴力疑惑がネット上で物議を醸している。 同日の『サンケイスポーツ』(産経新聞社/電子版)の記事によると、逸ノ城はかねて過度な飲酒が問題視されており、時期は不明だが所属部屋のおかみに手を上げる、飲食店で一般人と一触即発の事態になるといったトラブルも頻発。周囲の注意もあり一時は禁酒に取り組んだが、今年2月ごろから飲酒の影響で稽古をしばしば無断欠席するようになったという。 部屋の師匠・湊親方(元幕内・湊富士)は、今年3月に相撲協会にこの現状を報告。協会もこれまでに逸ノ城、湊親方をそれぞれ個別に呼び出し事情聴取を複数回行っているといい、今後は協会コンプライアンス委員会が何らかの処分をまとめる可能性もあるという。 >>大相撲、危険な“暴力相撲”が増加? 力士の首が折れかけた一番も、今場所も物議醸す取組頻発<< 2014年1月場所で初土俵を踏んだ逸ノ城は幕下、十両をそれぞれ2場所でスピード通過すると、新入幕した同年9月場所でも「13勝2敗」と驚異的な成績を残した。翌11月場所~2022年9月場所は2ケタ勝利7回(幕内44場所中)と一転して苦戦が続いているが、今年は2022年7月場所で「12勝3敗」をマークし悲願の初優勝を果たすなど新入幕当初の勢いを取り戻しつつあった。 その逸ノ城の暴力疑惑報道を受け、ネット上には「酒に飲まれてこんなことやらかすのは言語道断」などと厳しい声が上がった。また、中には「おいおい、あの貴闘力の暴露は本当だったのかよ」、「ちょっと前にアップされてた貴闘力動画内で暴露された通りだったな」、「貴闘力の話が合ってたとは…絶対話盛ってるだろと思ってたが」といった、元大相撲力士・貴闘力氏(元関脇)を引き合いに出し驚くファンも見られた。 貴闘力氏は10月1日に自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画の中で、自身の知人で湊部屋に近しい人物から聞いた話として「最近逸ノ城はお酒を飲んで暴れる」、「一般の人にも手を出す」、「おかみさんに手を出す」と、泥酔した逸ノ城が周囲に暴力を振るっていることを暴露。真偽は分からないとしつつも「もしそれが本当だったらどう? 一般の人はこれを聞いていて許される? アウトだよね、すぐクビだよね」、「『すみません、酔っぱらって』で済まされる問題じゃない」と、事実なら進退に関わる問題だと厳しい見解を示した。ただ、協会側が問題を認識しているのか、何らかの対応に動いているのかについては言及していなかった。 逸ノ城は温厚な性格の持ち主で、これまでは特に不祥事を起こしたこともなかった。これもあり、動画公開当初は信ぴょう性に欠けると貴闘力氏を疑う声も少なくなかったが、今回の報道を受け事実だったのかと驚いたファンも少なからずいたようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について貴闘力氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCNxyWUfEIBTV4I1C9E4OyCg
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スポーツ 2022年11月03日 11時00分
正代を酷評の八角理事長、それでも大関昇進させたワケ 上位総崩れ以外にも深刻事情アリ?
新型コロナの影響による2年間の延期を経て、10月23日に行われた大関・正代の大関昇進披露祝賀会。出席した相撲協会・八角理事長(元横綱・北勝海)のコメントはネット上で物議を醸した。 報道によると、八角理事長は2020年9月場所後の昇進以降優勝0回、カド番5回とほとんど結果を残せていない正代を「大関には責任感と緊張感を忘れずにいてほしい。しかし、今の正代がその境地に達しているとは思いません」、「もっと自分自身を追い込み、大関の地位の責任と誇りを実感してほしい」と叱咤激励。これを受けネット上にも同調の声が上がったが、中には「だったら最初から上げなきゃよかっただろ」といった批判も見られた。 >>大関・正代、キャリア終焉の危機到来? 稽古後に漏らした不安が物議、ファンが恐れる最悪の展開は<< 2014年3月場所で初土俵を踏んだ正代は、2015年9月場所で新十両、2016年1月場所で新入幕と初土俵から約2年で幕内まで昇進。その後は約4年間関脇~平幕中位を行ったり来たりしていた中、2020年9月場所で自身初優勝(13勝2敗)。これを受け、協会審判部は大関昇進を諮る臨時理事会の招集を八角理事長に要請。同理事長も応じたことで場所後の大関昇進が決まった。ただ、この昇進については当初からファン・親方の間で疑問の声も上がっていた。 「大関昇進は“三役以上で直近3場所33勝以上”の成績が目安とされていますが、正代は2020年9月場所終了時点で3場所32勝(8勝、11勝、13勝/いずれも関脇)とわずかに届かず。また、大関とりの起点となった2020年3月場所が勝ち越しギリギリの8勝だったこと、優勝した2020年9月場所は当時横綱の白鵬(現宮城野親方)、鶴竜(現鶴竜親方)がどちらもけがで全休していたこともあり、昇進判断は本当に妥当なのか首をかしげるファンは少なからずいました。また、当時の報道では複数の親方からも『もう1場所待ってもいいのでは』という声が上がっていたことも伝えられています」(相撲ライター) 八角理事長や審判部が正代を大関に上げた理由について、当時の報道では2020年9月場所までの直近5場所で2ケタ勝利4回と成績に安定感があったことを評価したからと伝えられている。ただ、昇進の背景にはこれ以外にも、土俵内外の様々な事情があったのではとみる向きもある。 2020年9月場所当時、幕内の最上位層である横綱・大関陣は横綱が白鵬・鶴竜、大関が朝乃山(現幕下)・貴景勝という顔ぶれ。ただ、白鵬は直近6場所で休場が4場所(途中休場含む)、鶴竜も6場所中5場所休場とどちらもいつ引退してもおかしくないような状況だったため、両大関には横綱不在場所の優勝争いを牽引し土俵を盛り上げること、ひいては自らが横綱にのし上がることが求められていた。 ただ、朝乃山は直近6場所全てで2ケタクリア、貴景勝も6場所中5場所で勝ち越し(うち2ケタ3回)とある程度安定感はあったものの、どちらもこの間優勝はゼロと停滞気味。こうした状況を打破するために、正代を新大関にして3名での競争を促す狙いがあったという見方はある。 また、9月場所を終えた次の場所は熊本出身の正代にとってご当地場所となる11月・九州場所だったが、2020年はコロナ禍の影響で東京開催に。現地観戦の機会が失われた九州のファンの興味をつなぎ止めるため、同地と縁が深い正代を大関昇進させて話題を作りたい思惑があった可能性も決してゼロではないだろう。 ただ、正代は新大関として臨んだ11月場所で負傷休場・カド番転落と多くのファンを裏切ってしまうと、その後も2022年9月場所まで優勝には縁がないまま低迷している。また、先輩大関の貴景勝も同期間は優勝1回のみ。朝乃山に至っては2021年5月場所前にコロナ感染予防の協会ガイドラインに違反し複数回キャバクラに通っていたこと、この不祥事で6場所出場停止処分を受けたことで大関から転落している。 八角理事長の正代昇進判断は、現時点では成功とはいえない状況となっている。これを覆すには何よりも正代自身の奮起が必要だが、晴れの舞台での叱咤激励は本人にどこまで響いたのか。次の11月場所は要注目だ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年10月30日 11時00分
大関・正代、若手叱責し驚きの声「1年前とは真逆だな」 親方がブチ切れた稽古中の大失態から成長?
5度目のカド番として臨む大相撲11月場所(同月13~27日)に向け調整に励んでいる大関・正代。10月26日に伝えられた稽古中の叱責がネット上で話題となった。 報道によると正代はこの日の稽古中、土俵周りにいた若い衆2人を「しゃべるのなら、出て行っていいよ」と叱責。稽古後も「できれば視界に入れたくなかった。しゃべるんだったら、見えないところでしゃべってほしい」と怒りをあらわにした。 これを受けネット上には、普段温厚な正代が怒るのは珍しいと驚きの声が上がったが、中には「1年前とは真逆だな、ちゃんと成長してるんだな」、「合同稽古で親方キレさせた反省を活かしてる」といった称賛のコメントも見られた。 >>大相撲、また正代戦でミス「わざとやってんのか」厳しい指摘も 八角理事長も苦言、相次ぐ差し違え・接触に引退待望論も<< 若手力士の態度を問題視しカミナリを落とした正代だが、昨年は今回の若い衆と同様の態度を見せたことで、春日野親方(元関脇・栃乃和歌)に激怒されるという失態を演じている。 正代が春日野親方の逆鱗に触れたのは、2021年9月場所に向け、両国国技館内の相撲教習所で行われた合同稽古(同年8月23~26日)の初日。この日参加した関取衆13人の中で最高位だった正代は幕下力士のぶつかり稽古で胸を出したり、関脇・高安(現平幕)と三番稽古を行ったりして汗を流した。 ただ、正代は幕下相手のぶつかり稽古では他の関取衆とは異なり、押しをこらえずに簡単に土俵を割る姿も目立った。すると、合同稽古を見守っていた春日野親方はやる気が感じられないと判断したのか、胸を出し終えた直後の正代に「そんな胸(の出し方)だったら、大関が胸を出す必要ないんじゃないか。どれだけやるのかと思ったら、なんじゃそりゃ。なめてんのかお前、それが大関か、おい!」とカミナリを落とした。 さらに、春日野親方は「ぺらぺらぺらぺらおしゃべりするなら来るな!」となおも正代を叱責。正代はこの日の稽古前、他の関取衆や親方を相手に談笑する時間が多かったというが、春日野親方はこのような態度で臨むくらいなら来ない方がマシだと一喝した。 正代は、この稽古後に応じた取材の中で「ぶつかりが、ちょっと軽かった。初日だったので自分もそこまで、ちゃんと引き締められていなかった」と反省。ただ、ネット上には「最高位として1番のお手本にならなきゃいけない力士が何をやってるんだ」、「真面目に稽古に来てる他力士にとっても迷惑極まりない」といった呆れ声が上がった。 正代が失態を犯した初日を含め計4日間行われた合同稽古だったが、正代は2日目以降の稽古を欠席。報道では初日に行った高安との三番稽古中に左肘を痛めたことが理由と伝えられたが、一部ファンの間では春日野親方に怒られたショックや、他力士に対する気まずさも理由に含まれているのではと勘繰る声も少なからず上がっていた。 正代は2014年に初土俵、2020年9月場所後に大関昇進と番付は着実に上がる一方、稽古量や熱意に物足りない面があるとファン・親方衆からたびたび指摘されていた力士。加えて、当時は新型コロナの影響で出稽古が行えないストレスもあったようで、2021年9月には「コロナの環境で他の部屋の人としゃべる機会がだいぶ少なくなって、しゃべり込んじゃって。ちょっと緩んでいた、たるんでいたという部分があった」と合同稽古で長く談笑してしまった理由を明かしたことも伝えられた。 春日野親方やファンを呆れさせた合同稽古から約1年、今度は自分が注意する側になった正代。この間の本場所成績は勝ち越し4回(うち2ケタ1回)、負け越し3回と今ひとつだが、春日野親方からの叱責で猛省したのか、稽古に臨む姿勢については成長しているようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年10月19日 19時30分
関脇・豊昇龍、叔父・朝青龍氏にクレーム?『さんま御殿』で悩み吐露、指導に不満爆発で連絡NGにした過去も
18日放送の『踊る! さんま御殿!!』(日本テレビ系)に、大相撲の関脇・豊昇龍が登場。番組内での発言がネット上で話題となっている。 番組には豊昇龍をはじめ11名のゲストが登場。「私がどうしても苦手な事」、「コイツは信用できない!と思った時」などのテーマでトークが展開された。 注目が集まったのは、「私がどうしても苦手な事」のトーク中に飛び出た豊昇龍の発言。番組MC・明石家さんまから「関取は苦手なものはない?」と話を振られた豊昇龍は「トレーニングとかはすぐまねすることはできる」と、稽古内容に関する周囲の助言はおおむね理解できていると説明。 その一方で「叔父さんのアドバイス真似することが一番できないんですよ」、「叔父さんがもう天才過ぎて…」と、自身の叔父である朝青龍氏(元横綱)の助言はうまく取り入れることができないと苦笑い交じりに明かした。 >>元横綱・朝青龍氏が甥・豊昇龍に激怒!「バカやろ」「若いのに恥ずかしい」 千秋楽で勝ち越しも、逃げ腰の相撲にファンも失望<< 豊昇龍の発言を受け、ネット上には「朝青龍のアドバイスに苦悩してるのは知らなかった」、「幕内上位の実力持ってても実践しきれないってどんな内容なんだ」、「幕下時代に苦しんだ話は前にしてたけど関脇になっても100%理解はできてないのか」といった驚きの声が寄せられた。 豊昇龍は2018年1月場所の初土俵を踏むと、2019年11月場所で新十両、2020年9月場所で新入幕と出世街道を快走。今年も3月場所で新小結、9月場所で新関脇と順調に番付を上げている。こうした実力をもってしても、現役時代(1999年1月場所~2010年1月場所)に優勝25回(歴代4位)、年6場所完全制覇(2005年/史上唯一)など数々の記録を残した叔父の助言を全て理解・実践することはできていないようだ。 また、豊昇龍は今年3月6日放送の『ジャンクSPORTS』(フジテレビ系)に出演した際、朝青龍氏の助言が厳しすぎるあまりに一時連絡を遮断したことがあることを明かしている。番組内で豊昇龍は「僕に関しては本当に厳しい。幕下の時、怒られたり重圧かけられてたから連絡先全部ブロックしちゃった」と暴露しているが、今も厳しい口調や雰囲気に手を焼いている可能性はありそうだ。 一部からは「理解しきれてないのに関脇、じゃあ理解したら一体どうなるんだ」と期待の声も上がっている豊昇龍。朝青龍氏のアドバイスを完璧に実践し、大関・横綱へと駆け上がる未来は果たして訪れるのか。次の11月場所以降も要注目だ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年10月10日 11時00分
大相撲、危険な“暴力相撲”が増加? 力士の首が折れかけた一番も、今場所も物議醸す取組頻発
9月11〜25日にかけて行われた大相撲9月場所。「13勝2敗」をマークした平幕・玉鷲が、年6場所制定着(1958年)以降では史上最年長となる37歳10カ月での優勝を果たす結果となった。 横綱・照ノ富士(5勝5敗5休)、大関の御嶽海(4勝11敗)、正代(4勝11敗)ら上位陣が誤算だったこともあり、玉鷲、高安(11勝4敗)、北勝富士(10勝5敗)ら平幕力士が優勝争いの中心だった今場所。下位力士の奮闘はファンを大いに盛り上げる中、一部からは「今場所はやけに取り口が荒い力士が目につくな」といったコメントも見られた。 相撲では力士の勝敗はそっちのけで取り口が荒く、危険と内容面が問題視される取組は少なからずある。先場所は大関・貴景勝が平幕・琴ノ若相手に顔面張り手・ダメ押しを見せた一番が話題となったが、今場所もこうした物議を醸す取組があった。 >>大相撲、大関・貴景勝に「みっともない」「失望した」批判相次ぐ 格下相手に顔面張り手・ダメ押し連発、過去対戦の仕返しか<< 4日目の大関・貴景勝対平幕・琴ノ若戦では、貴景勝が見せた攻めが物議を醸した。貴景勝は立ち合いもろ手突きで琴ノ若に圧力をかけると、左に動きながら顔面に張り手を一発見舞う。さらに、その後も5回以上顔面張り手を連発した。 これで琴ノ若の体勢がぐらついた隙に懐に潜りこむと、最後は右のど輪で土俵下に押し出し勝利した貴景勝。先場所に続き琴ノ若相手に暴力相撲を見せたが、本人は取組について「あんまり覚えてない」と詳細は語らなかったという。 6日目の十両・天空海対十両・炎鵬戦では、天空海のつっかけが物議を醸した。立ち合い腰を下ろした両名は天空海が左手、炎鵬が右手を突き呼吸を合わせようとしたが、天空海は炎鵬が左手を地面に置こうと動かした瞬間に立つ。行司は即座に待ったをかけたが、その時点で既に炎鵬の目前まで踏み込んでいた天空海は、勢いのまま思い切りもろ手突きを見舞った。 ほぼ棒立ちの状態で突かれた炎鵬は、転倒こそしなかったものの土俵下まで後退。炎鵬が土俵上に戻った後、天空海は正面の勝負審判に頭を下げ、つっかけたことを謝罪した。だが炎鵬がバランスを崩し転倒・故障というリスクも低くはなかったといえる。 10日目の十両・千代の国対炎鵬戦では、千代の国が極めて危険な取り口を見せたとしてファンの怒りを買った。千代の国は立ち合いから炎鵬の顔面に張り手やかちあげを連発と荒い相撲を見せると、体勢が崩れた炎鵬をはたこうとする。ただ、炎鵬ははたきに乗じて前に突っ込み、逆に千代の国を土俵外に押し出そうとした。 すると、千代の国は炎鵬の体を先に地面に落としたかったのか、押し出されて土俵下に落ちる際に、炎鵬の首に左足をかけのしかかろうとする。足はすぐに外れ先に土俵下に転落した千代の国が負けとなったが、炎鵬の首に足をかけたまま転落したなら命に関わる大惨事となった可能性もゼロではなかっただろう。 「今場所、問題視された暴力相撲の数はここ数年でいうと特段多いわけではありませんが、一昔前に比べると増加傾向にあることは否めないのでは。角界では事前に勝敗を打ち合わせ最低限の動きで取組を終わらせる、いわゆる八百長相撲が一部力士の間で行われていた時代もありましたが、20名以上の力士・親方が角界を去る事態となった2011年の大相撲八百長問題を機に撲滅に至ったとされています。その影響もあり、力士たちは白星を得るためには常に全力を出す、いわゆるガチンコ相撲を行う以外にないわけですが、こうした時代の流れも荒い取組が増えてきている要因の一つでしょう」(相撲ライター) 相撲は闘志や気合いといったメンタル的な部分も勝敗を左右する大事な要素の一つだが、あまり前面に出し過ぎるのも考えものといえそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年10月08日 11時00分
9月場所で変化頻発し物議も、貴景勝に批判が集中?「応援する気失せた」明暗分けた原因は番付以外にも
9月11~25日にかけ行われた大相撲9月場所。玉鷲(13勝2敗/優勝)、高安(11勝4敗)、北勝富士(10勝5敗)といった平幕力士がし烈な優勝争いを繰り広げる終盤戦、ネット上で物議を醸したのが“立ち合い変化”だった。 今場所では12日目の大関・貴景勝(7勝4敗)対北勝富士戦(9勝2敗)で貴景勝が左に変化しながらのたたきを見せ、ぶちかましを狙った北勝富士は成すすべなく敗戦。貴景勝は勝ち越し、北勝富士は優勝争いトップタイがかかる大一番だっただけに、まさかの展開に場内はどよめきに包まれた。 これだけにはとどまらず、翌13日目は関脇・若隆景(8勝4敗)が貴景勝(8勝4敗)相手に立ち合い左に変わり、バタリと落ちた貴景勝は5敗目で優勝の可能性が消滅。また、千秋楽にも小結・豊昇龍(7勝7敗)が立ち合い右に動き、体勢が崩れた平幕・遠藤(7勝7敗)を押し倒しで下すという一番があった。 >>元横綱・朝青龍氏が甥・豊昇龍に激怒!「バカやろ」「若いのに恥ずかしい」 千秋楽で勝ち越しも、逃げ腰の相撲にファンも失望<< 立ち合い変化は決まれば相手の体勢を大きく崩すことが可能だが、成功・失敗にかかわらず早期決着であっけない相撲になることが多いことなどからあまり好まれない戦法の一つ。前述の3名に対しても、ネット上のファンからは少なからず批判や苦言が寄せられた。 ただ、この3名の中では貴景勝への批判が際立って多く、若隆景に変化を食らった13日目に至っては「若隆景、よくぞ貴景勝にお仕置きしてくれた!」、「昨日くだらない相撲したからだよ、自業自得だ」と“被害者”であるにもかかわらずバッシングが噴出。一部からは「なんか貴景勝に当たり強い人多すぎない?」と疑問の声も少なからず上がった。 「立ち合い変化は意表を突いた動きで相手を揺さぶる奇襲であるという特性上、格下が格上相手に仕掛けた場合、格上が格下相手に繰り出した場合では後者の方が厳しい見方をされます。貴景勝は今場所物議を醸した3名の中では最も番付が高い上、変化を食らわせた相手も平幕中位とかなり格下だったことから批判が集中したのでは。この他には、場所の序盤でファンの好感度を下げるような取組があったことも影響している可能性も考えられます」(相撲ライター) 貴景勝は今場所4日目に平幕・琴ノ若と対戦した際、立ち合いから5回以上顔面張り手を連発した後、最後は右のど輪で土俵下に押し出すという荒い取り口で勝利。琴ノ若相手には7月場所の対戦でも顔面張り手やダメ押しを繰り出していたこともあり、ネット上では「相手を痛めつけたいだけにしか見えない」、「取り口が暴力的すぎて今後応援する気が失せた」と問題視されたが、これも終盤の注文相撲への批判を強めた一因といえそうだ。 9月場所は「10勝5敗」と一応2ケタ勝利はクリアしたものの、「2ケタがやっとで取り口も汚い大関なんて到底認められらない」という厳しい意見も寄せられている貴景勝。次の11月場所(同月13~27日)では、ファンの評価を覆すような相撲を見せることはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年10月03日 15時30分
大相撲、酔った逸ノ城が一般人を殴った?「事実ならクビ」貴闘力氏の暴露に驚きの声、信ぴょう性に欠けると指摘も
元大相撲力士の貴闘力氏(元関脇)が1日、自身の公式YouTubeチャンネルに動画を投稿。小結・逸ノ城にまつわる発言がネット上で物議を醸している。 貴闘力氏は動画冒頭、自身の現役時代(1983-2002)からの知人で、逸ノ城が所属する湊部屋に近しい人物から「こういう話があるんだけど、YouTubeでしてくれないか?」と頼まれた旨を説明。そこから現役時代の湊部屋・現湊親方(元幕内・湊富士)との関係を前置きとして話した後、知人から聞いた逸ノ城の裏情報を暴露した。 >>大関・貴景勝に貴闘力氏が「大して強くない」と酷評 過去には白鵬も苦言、突き押し一本のスタイルはもはや限界か<< 具体的日時は不明だが、貴闘力氏は知人から「最近逸ノ城はお酒を飲んで暴れる」と、最近の逸ノ城は酒乱が目に余ると聞かされたとのこと。また、「一般の人にも手を出す」、「おかみさんに手を出す」と、酔った勢いで周囲に暴力を振るっていることも打ち明けられたという。 この情報について貴闘力氏は「実際に逸ノ城本人から聞いてないから俺は(真偽は)分からない」としつつも、「もしそれが本当だったらどう? 一般の人はこれを聞いていて許される? アウトだよね、すぐクビだよね」、「『すみません、酔っぱらって』で済まされる問題じゃない」と事実なら進退に関わる問題だと厳しい見解を示した。 また、貴闘力氏は「湊親方とかおかみさんっていうのは師匠だから。どんなことがあっても、言われても手を出したりとか(はダメ)」、「今まで何百年って続いた相撲の歴史の中ではこれはアウト」とも指摘。土俵外で世話になっているおかみさんに手を上げることは、厳しい上下関係・師弟関係を元に成り立っている角界においては到底看過できない行為と主張した。 この貴闘力氏の発言を受け、ネット上には「逸ノ城が周囲に暴力振るってるって本当なのか」「酒に飲まれておかみさんや無関係の人に手を上げてるなんて相当ショックだ」、「事実ならクビは待ったなしだな、最近の角界は暴力沙汰にはかなり厳しいし」といった驚きの声が相次いだ。 貴闘力氏の暴露内容に多くのファンが衝撃を受けているが、一部からは信ぴょう性を疑うコメントも寄せられている。2014年に初土俵を踏んだ逸ノ城は温厚で素直な性格の持ち主で、これまでに不祥事を起こしたこともない。ネット上には「気の優しい逸ノ城が暴力振るうのは考えにくい」、「そんな大事やらかしたなら既にニュースになってると思うんだが…」といった意見も散見される。 今年は7月場所で悲願の初優勝(12勝3敗)を果たすなど飛躍を果たしつつある逸ノ城。貴闘力氏の暴露を受け、今後何らかの対応をとることはあるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について貴闘力氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCNxyWUfEIBTV4I1C9E4OyCg
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