大相撲
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スポーツ 2022年07月11日 18時30分
大相撲、平幕・佐田の海が審判に抗議?「出てなかったか」際どい判定に本音を漏らし話題
10日に行われた大相撲7月場所初日。平幕・碧山に敗れた平幕・佐田の海の取組後コメントがネット上で話題となっている。 佐田の海は立ち合いから積極的に前に出たが、土俵際を反時計回りに動きながら引いた碧山についていけず地面にバタリ。行司軍配は碧山に上がったが、佐田の海の体が落ちる直前に碧山の左足つま先が土俵外についていたのではと勝負審判から物言いがついた。 NHK中継では審判が協議する間に取組のスロー映像が流されたが、碧山のつま先がついているのかどうか、映像でもはっきりとは確認できず。結局、1分半ほど協議した審判は「協議した結果、足は残っていました。軍配通り碧山の勝ちといたします」として判定は覆さなかった。 その後、次の取組で戦う力士(平幕・若元春、平幕・遠藤)が土俵に上がったところで、花道担当アナウンサーが佐田の海の取組後コメントを伝える。それによると、佐田の海は当初は「相手の足が残っていたと思いましたので仕方ありません。前に出ていましたし足の感覚もいいので、これを明日以降につなげていきたい」と判定に納得した口ぶりだったというが、取組終了後に中継で再度流されたスロー映像を確認した後に「ん? これは碧山関(のつま先が)出てなかったですか?」と一転して未練をにじませたという。 >>大相撲、大関・貴景勝戦で大誤審?「誰1人気付かないのはおかしい」取組中の映像が物議、朝青龍氏も疑問<< この佐田の海の取組後コメントを受け、ネット上には「リプレーでも分からないほど際どかったから異議を唱えたくなる気持ちは分かる」、「内容だけを見るなら完勝といって過言じゃないくらいの相撲だったからなあ」、「三役の座が久しぶりに見えて来てるだけに、本人としても簡単には負けを認めたくないんだろうな」と同情の声が多数寄せられた。 「佐田の海は2003年3月場所で初土俵を踏んだ35歳のベテランで、かねて父の先代・佐田の海(元小結)のように三役力士となることを目標に掲げている力士。現時点での最高位は西前頭筆頭(2015年7月場所)とわずかに目標に届いておらず、近年は十両から平幕中位~下位の間を行き来していました。ただ、先場所は『11勝4敗』と優勝争いに絡む好成績をマークし、今場所は2015年11月場所以来となる西前頭5枚目に在位。他上位力士の成績にもよりますが、場合によっては悲願の三役昇進も射程圏内となっています。目標実現に向けて先場所と同程度の成績が欲しいだけに、際どい判定に未練をにじませたのもある意味では当然といえるのではないでしょうか」(相撲ライター) 立ち合いから出足鋭く碧山を引かせるなど、相撲内容自体は勝っていたといえる佐田の海。敗戦を引きずらずに切り替えられるかどうかが残り14日間の成績を大きく左右しそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年07月11日 15時30分
大相撲、大関・正代に「最悪の負け方」解説の北の富士氏が酷評 格下相手の“自滅”は苦手意識も影響か
10日に行われた大相撲7月場所初日。黒星スタートとなった大関・正代の相撲内容がネット上で物議を醸している。 先場所「5勝10敗」でカド番に転落した正代はこの日、「9勝6敗」と勝ち越した平幕・琴ノ若と対戦。今場所も負け越しなら関脇転落となる正代としては、取りこぼしをせず順当に勝利したい一番だった。 ところが正代は立ち合い、胸でぶつかった直後に突然引きに転じ、これを機とみた琴ノ若に押し出されあえなく敗戦。わずか4秒ほどで決着となった取組終了後、この日NHK中継で正面解説を務めた北の富士勝昭氏(元横綱)は「最悪の負け方だね。(本人も)あんまり悔しそうでもないね」と格下相手に引いて自滅した相撲内容を酷評した。 >>大関・正代に「もう言うだけ無駄」OBから酷評相次ぐ カド番転落の5月場所、露呈した“悪癖”は改善するか<< 正代の相撲を受け、ネット上にも「どっちが大関か分からないレベルの酷すぎる負け方」、「出足はまずまずだったのになんですぐに引いてしまったのか」、「土俵際でもほとんど粘れてなかったし先が思いやられるな」、「番付考えたら普通に勝たなきゃいけない相手なのに…苦手意識が強すぎたのか?」といった苦言が多数寄せられた。 「正代は過去に琴ノ若と3度(2021年9月、2022年3、5月)対戦経験がありますが、それぞれ上手投げ、寄り切り、突き落としで敗れ3連敗を喫しています。今場所の敗戦で連敗は4に伸びましたが、正代が琴ノ若に対して苦手意識を持ち、それが相撲に影響したのではというファンの見方も散見されます。また、今回の取組は1度目の立ち合いで琴ノ若がつっかけ不成立となっているのですが、これにより正代は2度目の不成立は避けよう、しっかりと呼吸を合わせようという意識が働き、その分立ち合いで立ち遅れてしまったという可能性も考えられそうです」(相撲ライター) 取組後の報道では「初日ということもあってちょっと硬かった。対応できてなかった」と敗戦を振り返ったことが伝えられている正代。ファン・OBから苦言を呈された初日の反省を2日目以降に活かすことはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年07月10日 11時00分
大関・正代に「もう言うだけ無駄」OBから酷評相次ぐ カド番転落の5月場所、露呈した“悪癖”は改善するか
10日の初日が間近に迫った大相撲7月場所(24日まで)。先場所を「12勝3敗」で制した横綱照ノ富士の連覇と共に注目されているのが、貴景勝、御嶽海、正代の3大関の調子だ。 先場所は貴景勝が「8勝7敗」、御嶽海が「6勝9敗」、正代が「5勝10敗」と誰も優勝争いに絡めず多くのファンを失望させた大関陣。中でも唯一2ケタ敗戦を喫した正代にはファンのみならず、複数の角界OBからも厳しい指摘が寄せられた。 >>大関・正代の悩み吐露に「何の対策もしてないのか」厳しい声 稽古後に明かした体重減が物議、課題を放置?<< NHK大相撲専属解説者・北の富士勝昭氏(元横綱)は、5月10日の3日目・小結大栄翔戦の相撲内容を問題視した。正代は立ち合いから大栄翔にのど輪で上体を起こされると、ほとんど何も抵抗できないまま土俵外へ。取組時間わずか4秒のスピード敗戦を喫した。 この相撲について北の富士氏は、翌11日の『中日スポーツ』(中日新聞社/電子版)の記事内で「何度、同じ負け方をすれば気が済むのかと理解に苦しんでしまう。もう言うだけ無駄である。どうぞ好きにやってもらった方が良い。期待をした方がバカを見るだけ」とコメント。立ち合いから上体を起こされての敗戦を何度繰り返しているのかと痛烈に批判した。 陸奥部屋を率いる陸奥親方(元大関霧島)は、5月17日の10日目・関脇若隆景戦を受けて苦言を呈した。若隆景に懐に潜り込まれた正代は左を差して応戦しようとしたが、右おっつけを合わされ差せないまま一気に土俵際へ後退。逆転を狙い、俵に足をかけながらの小手投げを狙ったが不発に終わりそのまま寄り切られた。 この日NHK中継で解説を務めていた陸奥親方は、立ち合いから押されなすすべなく敗れた正代に対し「正代がもう…(若隆景の当たりを)まともに受けてるだけですから」、「このおっつけ(を食らって)、全く差せませんよね。差すにはもっと強く当たらないと差せないですよね」と発言。立ち合いの踏み込みが甘く、そのせいで相手に完全に当たり負けしていたと見解を述べた。 相撲協会・八角理事長(元横綱北勝海)は、5月場所負け越しが決まった13日目・御嶽海戦の内容に不満をにじませた。正代は立ち合いこそ御嶽海に勢いよくぶつかったものの、そこからズルズルと土俵際に後退。左上手を引きながらなんとかこらえようとしたが、最後まで御嶽海を押し返せないまま寄り切られた。 八角理事長は取組終了後に応じた取材の中で、敗れた正代について「番数を増やさないと、立ち合いの重さが出てこない」とコメント。立ち合いから劣勢を強いられたのは稽古不足によるものだと指摘したことが伝えられた。 稽古不足により立ち合いから腰が高くなっている上、腰が高い分出足も鈍っていると角界OBから問題視されている正代。2年ぶりに出稽古が解禁された今場所前は、高安、逸ノ城、錦木ら他部屋の幕内力士と精力的に稽古を行ったことが伝えられているが、ここでどれだけ腰高の悪癖を修正できたかが今場所の成績を大きく左右することになりそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年07月09日 11時00分
CM出演の元横綱・白鵬、なぜまだちょんまげ姿? 引退力士の断髪事情、3年近く待たされたケースも
5日から全国で放映されている『本麒麟』(キリンビール)の新CMに、タレントのタモリ、俳優の江口洋介と共に出演している元横綱の白鵬(現間垣親方)。同CMにネット上から疑問の声が上がっている。 CMは白鵬がタモリ、江口に「ネクタイを外した後のお酒はおいしいですね」と笑顔で語った後にグラスを傾けるという内容だが、注目が集まったのは白鵬のまげ姿。「あれ? 白鵬って確かもう引退したはずでは?」、「相撲に疎いからよく分からんが、現役退いたのに何でまだちょんまげなんだ?」と、まだまげを結っていることを不思議に思う視聴者が少なからず見受けられた。 >>横綱・白鵬に貴乃花親方が激怒「一番後ろに行け!」 大麻解雇・貴源治が巡業中のトラブルを暴露、その後も遺恨は残り続けた?<< 「相撲ファン以外の方はほとんど聞きなじみがないとは思われますが、引退力士は自身の家族や所属部屋の師匠・関係者などに鋏(はさみ)を入れてもらってまげを落とす『断髪式』を行うことが慣例で、式を迎えるまではまげをそのままにしておくことが一般的。今回注目を集めた白鵬も引退・親方転向自体は2021年9月場所後でしたが、まだ断髪式を終えていないためまげ姿のままということになります」(相撲ライター) 大正時代から慣例になったとされる断髪式だが、式を行うこと自体に基準や条件などは特に設けられていない。ただ、不祥事で引退を余儀なくされた力士の場合は、式自体を行わずに自主的に断髪を行うケースもある。 一方、白鵬のように関取として長く活躍した力士、具体的には関取(幕内・十両)を30場所以上務めた力士は、断髪式に横綱の綱締め実演や力士の取組といったプログラムを加えた「引退相撲」を両国国技館で行うことが可能となる。 東京場所(1、5、9月)後の土日に行うことが原則とされる国技館での引退相撲は、入場料などの収入が全て引退力士の懐に入るため、引退後に親方に転身する力士にとっては今後の活動資金を確保する意味でも重要度が高いとされている。それゆえ、通常は引退から半年~1年以内とそこまで時間を空けずに行われることがほとんどだ。 ただ、2020年から続く新型コロナ禍により、昨今は引退力士が引退相撲を行うまでに1年以上かかるケースが続出している。直近では5月場所後の同月28日に元関脇・豊ノ島(現井筒親方)、翌29日に元関脇・安美錦(現安治川親方)がそれぞれ国技館で引退相撲を行っているが、2020年4月引退の豊ノ島は約2年、2019年7月引退の安美錦は約3年の期間を要した。 開催日時の原則や世情も絡み、日程調整に苦労する元関取が相次いでいる引退相撲。今回注目を集めた白鵬も現時点では日程は決まっておらず、一部報道では2024年までずれ込むのではないかという見方もある。“まげ付き親方”からの脱却はもうしばらく先の話になりそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年07月08日 19時30分
大関・御嶽海、今場所の関脇転落は避けられない?「力士生命にも関わる」稽古後に明かした右肩不安に心配相次ぐ
5月場所で「6勝9敗」と負け越しを喫し、7月場所は負け越しなら関脇転落のカド番として迎える大関・御嶽海。8日に伝えられたコメントがネット上で物議を醸している。 報道によると、御嶽海は場所初日を2日後に控えた8日の稽古後に取材に対応。その中で「(故障で稽古を)全然やっていない」、「正直、初日、2日目と取ってみないと分からない。未知です、未知。ぶっつけなので」と不安要素を口にしたという。 御嶽海は5月場所初日(8日)で土俵下に転落しながら平幕・高安を押し出しで破った際、転落の衝撃で右肩を負傷していたことを6月下旬に明かしたと伝えられている。取組からは2か月が経過しているが、患部の状態は思わしくなくあまり稽古も積めていないようだ。 >>大相撲、大関・御嶽海戦で行司が大失態!「引退考えた方がいい」取組中の接触・土俵下転落に怒りの声相次ぐ<< この御嶽海のコメントを受け、ネット上には「未だに稽古に支障が出てるってそんなに重い怪我だったのか」といった驚きの声と共に、「カド番だから休みにくい状況だけど勇気をもって休んでほしい、怪我前の状態に戻れば再復帰も十分可能だろうし」、「そこまで状態悪いなら今からでも休場を決断するべき、力士生命にも関わるリスクもゼロじゃないんだぞ」と休場を勧めるコメントも少なからず見られた。 「御嶽海は今場所で8勝以上をマークできなければ関脇転落となり、来場所は特例での大関復帰条件となる10勝以上が求められる状況となります。普通ならまず休場は選択肢に入らない状況ではあるのですが、ファンの間では故障で調整ができない中で出場しても勝ち越しは望めないとして、今場所は休場して回復に努めた方がいいという意見も散見されます。御嶽海はけがをした5月場所前までは3場所連続で2ケタ勝利をクリアしており、2022年1月場所では『13勝2敗』で優勝を果たしてもいますので、けがが癒えれば復帰条件の10勝は十分にクリア可能と思われます。逆に、もし強行出場で右肩悪化、別箇所故障ということになれば途中休場に追い込まれ関脇に転落する展開はあり得ますし、来場所以降も引きずり最悪、二度と大関に戻れなくなる可能性もゼロではありません」(相撲ライター) 8日の報道では「勝ち越すというか、10勝できれば」と2ケタ勝利を目標に掲げたことも伝えられている御嶽海。目標実現なら文句なしでカド番脱出となるが、コンディション不良を抱える中、白星を積み重ねることはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年07月05日 20時30分
平幕・宇良の戦略に「力士生命に響きかねない」心配の声 古傷再発のリスクも? 稽古後に明かした増量継続が物議
5月場所で「9勝5敗1休」と勝ち越しを収め、7月場所は西前頭3枚目へ番付を上げて臨む平幕・宇良。5日に伝えられたコメントがネット上で物議を醸している。 報道によると、宇良は同日の稽古後に報道陣の取材に対応。その中で、先場所前計量で自己最重量となる148キロ(身長173センチ)を記録している体重について「重たい方が有利」、「だから限りなく増やす方向に持っていきながらですね」とさらなる増量をめざしている旨を明かしたという。 宇良は入門当時の2015年3月は体重113キロ(身長172センチ)。その後もおおむね130キロほどとそこまで体重は増えていなかったが、ここ1年間は徐々に体重が増え148キロまで到達した。これにより持ち味とする低い体勢からの押しに力強さが増した影響からか、ここ1年は勝ち越し4回(うち2ケタ2回)、負け越し2回と成績も安定してきているが、本人は150キロ、160キロとさらに体重を増やし本場所の好成績につなげていきたいと考えているようだ。 >>平幕・宇良、照ノ富士戦の撃沈シーンが「かめはめ波くらった?」「赤ちゃんみたい」と話題に 白鵬との“リプレイ検証”では笑顔も<< この宇良のコメントを受け、ネット上には「宇良は昔から体重増えにくい体質らしいけど、それでも地道に増やそうと頑張ってるのは立派」と向上心を評価する声が寄せられたが、中には「宇良は下半身が古傷だらけだから、力士生命に響きかねない事態を招くのが怖いな」、「先場所も足の怪我で休場してるのに、このまま体重増やし続けて大丈夫なのか」と心配するコメントも少なからず見られた。 「宇良は低い体勢から押しを中心に多彩な攻めを仕掛けるという取り口で一定の地位を築いていますが、その一方で右膝前十字靭帯断裂(2017,2019)、左膝半月板損傷(2017)、左ふくらはぎ肉離れ(2021)、左足関節捻挫(2022)と下半身の故障に泣かされ続けている力士。大柄な力士と相撲を取ることでの負担に加え、増量による負担も故障が相次ぐ一因だとされていますが、このこともあり過度な増量は重大なアクシデントにつながる恐れもあるのではと今後を不安視しているファンもいるようです」(相撲ライター) 先月22日に30歳を迎えるなど、力士としてはもう若くはない年齢の宇良。今後体重増を進める上では、下半身のコンディションに細心の注意を払う必要もありそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年07月05日 15時30分
大関・正代の悩み吐露に「何の対策もしてないのか」厳しい声 稽古後に明かした体重減が物議、課題を放置?
5月場所(同月8~22日/東京・両国国技館)で「5勝10敗」と負け越しを喫し、7月場所(同月10~24日/愛知・ドルフィンズアリーナ)をカド番として迎える大関・正代。4日に伝えられたコメントがネット上で物議を醸している。 報道によると、正代はこの日の稽古後に応じた取材の中で「(本場所中は)名古屋に限らず常に心が休まらない。食べても、食べても身にならない感じ」と体重減に悩んでいることを吐露。1場所の間に5キロほど体重が減ってしまうといい、それを踏まえて「(場所の)後半になると疲れが出やすく、厳しくなる。なるべく元気なうちに」と中盤戦までの勝ち越しを誓ったという。 先場所の正代は中盤戦を終えた10日目終了時点で「3勝7敗」と大きく黒星が先行し、そこから2つ星を戻すも13日目の大関・御嶽海戦に敗れ負け越しが決定している。先場所の反省も踏まえ、気力・体力が十分な中盤戦までに勝ち越しを決めてしまいたいと考えているようだ。 >>大相撲、また正代戦でミス「わざとやってんのか」厳しい指摘も 八角理事長も苦言、相次ぐ差し違え・接触に引退待望論も<< 正代のコメントを受け、ネット上には「半月で5キロも体重落ちるほど重圧を抱えてるのか」と驚きの声が挙がったが、中には「食べても身にならないって去年も同じこと言ってなかったか?」、「結構前から自覚してる課題なのに何の対策もしていないのか」と指摘するコメントも少なからず見られた。 「体重減に悩んでいるコメントが伝えられた正代ですが、昨年12月にも稽古後の取材中『今年1年間、去年に比べて体重というか、体の張りが落ちたような気が。体重も10キロくらい落ちてますし』、『ストレスとか、精神的なものもあるんで、食べても身にならないというか』と体重減に苦しんでいると明かしたことが報じられています。今回のコメントと合わせると、かれこれ1年半ほど悩みが続いている計算になることもあり、ファンの間ではこれほどの期間悩みを払しょくできていないのは進歩がなさすぎるという呆れ声も散見されます」(相撲ライター) 今場所は負け越しなら関脇に転落という非常に重要な場所。食事の量や回数の増加といった取り組みで対策可能なのか、体質的な問題で厳しいのかは不明だが、体重減をどこまで食い止められるかも今場所のカギとなりそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年07月03日 11時00分
大相撲5月場所で起こっていた「あり得ない失態」 行司の致命的ミスにファン激怒、無礼と批判された力士も
10日の初日が1週間後に迫った大相撲7月場所(24日まで)。賜杯の行方はもちろん、協会ガイドラインに違反したキャバクラ通いで6場所出場停止処分(2021年7月場所~2022年5月場所)を受けた元大関・朝乃山(現三段目)の土俵復帰にも注目が集まっている。 先場所の5月場所(同月8〜22日)は中日を終え「5勝3敗」と低調だった横綱・照ノ富士が、翌9日目から千秋楽まで全勝し「12勝3敗」で優勝。その横綱を中心に多くの熱戦が繰り広げられたが、中には勝敗以外の部分が思わぬ形で物議を醸した取組もあった。 >>大相撲、大関・貴景勝戦で大誤審?「誰1人気付かないのはおかしい」取組中の映像が物議、朝青龍氏も疑問<< 初日の大関・御嶽海対平幕・高安戦では、行司・式守伊之助が起こした取組中のアクシデントが物議を醸した。立ち合いから積極的に圧力をかける高安に対し、御嶽海は防戦の途中で少し体を引いてしまう。これを見た高安から押しを見舞われ万事休すと思われた直後、御嶽海の後方で取組を裁いていた伊之助が押された御嶽海とぶつかり、吹き飛ばされるように土俵下に転落した。 場内からは「あぁ~」とどよめきが上がる中、御嶽海は体を入れ替え逆に高安を土俵際に追い込むと、最後は土俵下へ押し出し逆転勝利。伊之助の衝突を機に戦況が一変したということもあり、ネット上には「取組結果を狂わせるあり得ない失態」と批判が相次いだ。 8日目の大関・正代対小結・豊昇龍戦では、敗れた豊昇龍の態度が問題となった。豊昇龍は立ち合いから正代に押され苦戦するも、土俵際に追い込まれたところで投げを合わせ、両者はほぼ同時に地面に落下。これを見た行司は正代に軍配を上げ物言いもつかなかった。 すると、豊昇龍は正代勝利の判定が不服だったのか、取組後の一礼の場面で、首をわずかに傾けただけで終え土俵を降りる。豊昇龍は2021年9月場所4日目の大関・貴景勝戦で一礼をせず行司に注意された過去もあることから、態度面が成長していないと呆れるファンは少なくなかった。 12日目の平幕・翔猿対平幕・王鵬戦では、両名が演じた“けんか相撲”に場内・ネット上がざわついた。王鵬は立ち合いもろ手突きから、翔猿の顔面を押すように何度も突っ張る。しかし、翔猿も王鵬の突っ張りを下からあてがいつつ、王鵬の顔面に頭突きするように頭をつけ懐に入ろうとする動きを繰り返して応戦した。 激しい取り口に場内から幾度となくどよめきが上がった一番は、土俵際に追い込まれたところから体勢低く押し返した翔猿が逆に王鵬を押し出し決着。ファンの間からはお互いに気迫十分だった両者を称賛する声の一方で、故障リスクが高すぎると指摘するコメントも散見された。 勝敗以外の部分が思わぬ物議を醸したこの3番。中でも御嶽海戦は行司が勝負に水を差すという最悪の内容だったが、1週間後の7月場所ではこのような取組が出ないことを願うばかりだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年05月28日 11時00分
大関・貴景勝戦の審判に「大誤審だ」批判殺到 大相撲5月場所、ネット上をざわつかせた怪しい判定の数々
5月8〜22日にかけ行われた大相撲5月場所。「11勝4敗」の好成績を挙げた小結・大栄翔、平幕・隆の勝、平幕・佐田の海の3力士を、横綱・照ノ富士が「12勝3敗」でわずかに上回り自身7度目の優勝を決めた。 照ノ富士が千秋楽の大関・御嶽海戦で敗れていれば、4力士による優勝決定戦に突入していた5月場所。最後まで優勝争いが盛り上がる中、それ以上に話題となったのが疑惑の判定の数々だった。 >>大相撲・優勝決定の取組、解説が「こんなもんか」敗れた御嶽海を北の富士氏が酷評し物議<< 8日目の大関・正代対小結・豊昇龍戦では、正代勝利の判定が物議を醸した。同戦は立ち合いから前に出た正代に豊昇龍が土俵際で投げを合わせ、両者ほぼ同時に地面につく。ただ、行司は正代に軍配を上げて物言いもつかなかった。 NHK中継では取組終了後にリプレー映像が流されたが、この映像でもはっきりとは分からないほど両者が地面についたタイミングは同時。これを受け、中継解説の舞の海秀平氏(元小結)や相撲協会・八角理事長(元横綱・北勝海)が「物言いはつけた方がいい」と土俵下の勝負審判に苦言。ネット上にも同様の意見が多数寄せられた。 翌9日目の大関・貴景勝対関脇・若隆景戦では、5月場所中にファンの間で最も問題視された判定が飛び出した。同戦は貴景勝の引きをこらえた若隆景が逆にはたき込みを見せ勝利。ただ、取組後のリプレー映像では、若隆景が引きをこらえる際に右手の先でわずかに土俵を触ったような様子が映っていた。 しかし、勝負審判が物言いをつけなかったため、若隆景の怪しい手つきは見逃される形に。これを受け、ネット上には「貴景勝の勝利を台無しにする大誤審だ」、「4人も審判いるのに誰も若隆景の手の動きに気づかないのはおかしいだろ」と批判が噴出。また、一部からは前日の正代戦とは違い、協会側から判定を問題視する声が上がらなかったことへの不満も寄せられた。 12日目の正代対平幕・翔猿戦では、物言い後の協議の結果が不当だとしてネット上がざわついた。同戦は両者がほぼ同時に地面につき、行司は翔猿に軍配を上げるも、勝負審判が物言いをつけ協議に。中継では協議の間に取組のリプレー映像が流されたが、この映像では正代の右膝が翔猿の左肘よりわずかながら早く地面につくような様子が映っていた。 しかし、審判は協議の結果、両者同体と判断し取り直しを決定。取り直しの一番は正代が勝利したが、ネット上には協議の結果はおかしいとする批判が続出した。ただ、この取り直し判定については正代の右膝と同じタイミングで翔猿の左足つま先が返って地面についていたことや、翔猿本人が敗戦後に「取り直しだと思った」と語ったことなどから妥当だったのではという見方も少なからず寄せられている。 白熱した優勝争いのかたわら、ネット上で物議を醸す判定が頻発した5月場所。近年では珍しいレベルで怪しい判定が相次いだが、次の7月場所ではこのような判定がなるべく出ないことを願うばかりだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年05月24日 19時30分
大相撲、横審委員長に「照ノ富士に喧嘩売ってる?」大関陣への苦言が物議、直前の訴えを無視?
22日まで行われた大相撲5月場所でほぼ総崩れとなってしまった御嶽海、貴景勝、正代の3大関。23日に伝えられた横綱審議委員会・高村正彦委員長のコメントがネット上で話題となっている。 今場所の大関陣は御嶽海が「6勝9敗」、正代が「5勝10敗」で負け越してカド番に転落し、唯一勝ち越した貴景勝も「8勝7敗」とギリギリ。横綱に次ぐ地位として優勝争いに絡むことが求められる大関の責任を誰一人として果たせなかった。 その大関陣について、高村委員長は23日に行われた横審定例会後の会見の中で「勝ち越したのが1人だったというのは残念だ。あれでよかったということは、力士に相当同情的な私もそうは言えない」、「今、クンロク大関(2ケタ勝利に届かなかった大関をやゆする表現)が、いい大関になってしまっている」とコメント。貴景勝がマークした勝ち越しギリギリの8勝が大関トップの成績になってしまったのは残念と苦言を呈した。 >>大相撲、大関・貴景勝戦で大誤審?「誰1人気付かないのはおかしい」取組中の映像が物議、朝青龍氏も疑問<< 高村委員長のコメントを受け、ネット上には「横審が不満げなのも当然なくらい今場所の大関陣は酷かった」、「ギリギリ勝ち越しが1人、余裕の負け越しが2人は話にならん」、「横綱と平幕が場所を盛り上げる中、大関連中はほとんど空気だったな」と同調の声が寄せられている。 一方、「直前の照ノ富士コメントを踏まえるとなんか意味深に聞こえるな」、「照ノ富士が直前に釘刺した大関批判やってるじゃん」、「批判し過ぎって訴えてた照ノ富士に喧嘩売ってる?」、と、横綱・照ノ富士の発言を引き合いに出したコメントも多数見られた。 「今場所『12勝3敗』で自身7度目の優勝を果たした照ノ富士は、23日午前に優勝一夜明け会見を開催。その中で『いいときも悪いときもありますし。だからといって、いいときに褒めて悪い時にたたいちゃうのはよくはないと思う』と、成績不振を理由とした大関陣への批判がいき過ぎていないかと苦言を呈したことが伝えられています。照ノ富士は故障・病気の影響もあり一時序二段に転落していた時期に『力士としてはもう終わりだな』といった冷ややかな声を少なからず浴びせられており、その経験もあって大関陣をかばったものと思われますが、このこともあり同じ23日午後に飛び出た高村委員長の大関批判が照ノ富士への当てつけのように聞こえたというファンも少なからずいたようです」(相撲ライター) 会合後会見では、今場所の照ノ富士については「休場明けで心身ともに大変な状況の中で、最初は不安はあったけれども、最後はきっちり横綱として、しかるべき成績を残してくれた」と絶賛している高村委員長。ただ、タイミングのせいで邪推するような見方をされてしまったようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ
横綱・白鵬、休場中「いいね」が物議? アントニオ猪木氏・田村淳らの投稿に反応「協会がSNS使用禁止してるんじゃ…」の指摘も
2020年01月21日 17時00分
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スポーツ
今場所に新入幕を期す力士も? 大鵬、琴櫻、朝青龍…横綱の血を引く“サラブレッド力士”たち
2020年01月18日 11時00分
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スポーツ
大相撲、協会の対応にファン激怒 力士が首から土俵下へ落下、退場シーンに「悪化したらどうする」批判の声
2020年01月17日 20時15分
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スポーツ
横綱・白鵬の休場に心無い批判も 稀勢の里とは正反対の逆風、“ヒール横綱”に仕立て上げられているワケは
2020年01月15日 19時30分
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スポーツ
大相撲、石浦の処遇に「フェアじゃない」と批判の声 貴ノ富士・拓郎とは対照的、軽度な処分の理由は
2020年01月10日 19時03分
特集
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少年隊・錦織、東山ジャニーズ新社長就任に意味深投稿? 植草とのYouTubeもストップ、現在の活動は
芸能ネタ
2023年09月18日 12時00分
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ジャニーズ最大のタブー? 嵐メンバー4人と“男女の仲”報道、セクシー女優の死【芸能界、別れた二人の真相】
芸能ネタ
2023年09月17日 12時00分
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Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月16日 12時00分
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一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
芸能ニュース
2023年09月13日 18時00分
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株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月10日 17時00分