大相撲
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スポーツ 2022年05月23日 19時00分
大相撲・優勝決定の取組、解説が「こんなもんか」敗れた御嶽海を北の富士氏が酷評し物議
22日に行われた大相撲5月場所千秋楽。NHK中継に解説として出演した北の富士勝昭氏(元横綱)のコメントがネット上で物議を醸している。 問題となっているのは、横綱・照ノ富士対大関・御嶽海戦の終了後に飛び出た発言。照ノ富士が勝てば自身7回目の優勝、御嶽海が勝てば4名(照ノ富士、小結・大栄翔、平幕・隆の勝、平幕・佐田の海)での優勝決定戦に突入という大一番だったが、立ち合いすぐに両まわしを得た照ノ富士が危なげなく御嶽海を寄り切り優勝を決めた。 取組終了直後、北の富士氏は完敗を喫した御嶽海に対し「こんなもんか。気迫が違ったね」と笑い混じりにコメント。また、この後中継でリプレー映像が流された際にも「反対だね形が。大関がこうならなきゃいかん。(照ノ富士が)絶対負けないっちゅう体勢だ」と、何としても横綱を倒すというような気迫が全く見えなかったと苦言を呈した。 >>大相撲、大関・御嶽海戦で行司が大失態!「引退考えた方がいい」取組中の接触・土俵下転落に怒りの声相次ぐ<< 北の富士氏のコメントを受け、ネット上には「御嶽海へのリスペクトに欠ける発言に聞こえた」、「いくら不満でも『こんなもんか』なんて言い方はないだろ」、「御嶽海のことをあからさまに馬鹿にしてて不快」と批判が寄せられた。 一方、「北の富士だけじゃなく、結構な数のファンが『こんなもんか』って思っただろうな」、「カド番に転落した理由がよく分かる覇気のない相撲だった」、「鼻で笑われるのも当然、それくらい今場所は今日も含めて酷かった」といった同調の声も多数見られた。 「今場所の御嶽海は前半8日間で『4勝4敗』と苦戦すると、その後も調子は上がらず14日目に8敗目を喫し負け越し・カド番転落。横綱相手に大関としての意地を見せられるかに注目が集まった千秋楽も、立ち合いから簡単に回しをつかまれ、そのままなすすべなく敗戦しました。不振の理由としては“早々に優勝争いから脱落したことでモチベーションが失われた”、“表に出ていない故障を抱えている”などが考えられますが、いずれの理由にせよ場所を通じてほとんどいいところがなかったという事実から、北の富士氏以外にも『こんなもんか』とため息をついたファンは少なくなかったようです」(相撲ライター) 先場所(11勝4敗)、先々場所(13勝2敗)からは一転して不振にあえいだ今場所の御嶽海。負け越しなら関脇転落となる次の7月場所(同月10~24日)で、カド番脱出のために適切な策を打つことはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年05月22日 11時00分
大関・貴景勝、協会からの扱いに「明らかにおかしい」ファン激怒 今場所最大の誤審以前にもあった不幸エピソード
16日の大相撲5月場所9日目。この日行われた大関・貴景勝対関脇・若隆景戦の判定がネット上で物議を醸した。 同戦は貴景勝の引きをこらえた若隆景が逆にはたき込みを見せ勝利。取組後のリプレー映像では、若隆景が引きをこらえる際に右手の先でわずかに土俵を触ったような様子が映っていたが、勝負審判から物言いはつかなかった。 これを受けネット上では、最低でも物言いはつけるべきだったと審判への批判が噴出。また、前日にも物議を醸した大関・正代対小結・豊昇龍戦とは違い、八角理事長ら協会側から物言いがつかなかったことを疑問視する声が挙がらなかったことにも「前日の正代戦は問題視したのになぜ貴景勝の時は何も言わないのか」、「先輩親方から何も言ってもらえない貴景勝はかわいそう」など不満の声が寄せられた。 >>大相撲、大関・貴景勝戦で大誤審?「誰1人気付かないのはおかしい」取組中の映像が物議、朝青龍氏も疑問<< 貴景勝は、今回の誤審騒動以外にも不幸なエピソードが多い力士。特に、2019年は初っぱなの1月場所から土俵内外で数々の不運に見舞われている。 当時関脇だった同場所で優勝次点となる「11勝4敗」をマークした貴景勝は、2018年11月場所(小結/13勝2敗/優勝)、同年9月場所(小結/9勝6敗)を合わせた3場所成績が「33勝12敗」となり、“三役で直近3場所33勝以上”という大関昇進目安をクリア。優勝1回、優勝次点1回と内容面も伴っていることから昇進は確実視されていた。 ところが、昇進を預かる審判部は起点の2018年9月場所が1ケタ9勝だったこと、2019年1月場所千秋楽で大関・豪栄道(現武隈親方)に敗れたことなどを理由に「もう1場所見せていただきたい」と昇進を見送り。これを受けたネット上には理解を示す声以上に、「勝ち星は十分で、2場所連続優勝争いもしてるのに昇進見送りは明らかにおかしい」、「稀勢の里(元横綱/現二所ノ関親方)や豪栄道は32勝で昇進させてるのに」といった不満が噴出した。 また、当時は貴景勝の元々の師匠だった貴乃花親方(元横綱)が協会とのあつれきを理由に退職(2018年10月)して間もなかったことから、このことも影響したのではと勘繰る見方も。ただ、貴景勝は自身の処遇が騒がれる状況にも乱されることなく、次場所の2019年3月場所で「10勝5敗」と2ケタ勝利をマークし大関の座を射止めた。 しかし、貴景勝は新大関として迎えた翌5月場所で右膝靭帯を痛め途中休場すると、この影響で続く7月場所も全休し関脇に転落。2ケタ10勝以上で大関再復帰が可能な9月場所で「12勝3敗」を挙げ何とか地位を取り戻したものの、1ケタ以下なら再び昇進目安を達成しなければいけない状況に陥っていた。 また、同場所では5連勝して迎えた6日目の小結・遠藤戦で行司と接触したことで、爆弾を抱える右足が滑り自爆する形で敗戦(決まり手はつき膝)。さらに、千秋楽の優勝決定戦で関脇・御嶽海に敗れた際に左大胸筋肉離れのけがをするなど、立て続けにアクシデントに襲われたことから、「あまりにも不幸なことが続き過ぎじゃないか」と心配を寄せるファンも少なくなかった。 その後も幾度となくけがに襲われながらも、今場所まで大関の座を維持している貴景勝。今回の誤審騒動については何かコメントしたとは特に伝えられていないが、新たに見舞われた不運な出来事を不憫に思うファンも少なくないようだ。 文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年05月21日 11時00分
朝青龍の甥・豊昇龍、態度が悪く行司も怒り? 正代戦以前にもあった、問題行動の数々
15日に行われた大相撲5月場所8日目。この日、今場所3敗目を喫した小結・豊昇龍が土俵上で見せた態度がネット上で物議を醸した。 大関・正代と対戦した豊昇龍は、ほぼ同時に地面についたように見えたが、行司は正代に軍配。物言いもつかなかったが、豊昇龍は判定が不服だったのか、取組後の一礼を首をわずかに傾けただけで終え土俵を降りた。 これを受けネット上には豊昇龍に同情の声も挙がったが、それ以上に「礼を欠く行動で見てて不快だった」、「去年も同じようなことやってたのに…いつになったら態度良くなるのか」と無礼な態度だと批判するコメントが相次いだ。 >>大相撲、小結・豊昇龍の取組後の表情に「見てて不快」と批判 解説も疑問、不可解判定に不満抑えられず?<< 豊昇龍が土俵上で見せた態度が問題視されたのはこれが初めてではない。2021年9月場所4日目の大関・貴景勝戦では、行司から注意も受けている。 貴景勝に突き落としで敗れた取組後の一礼で、豊昇龍は前方の貴景勝を見ないまま首をわずかに縦に振るとすぐに土俵を降りようとした。すると、これを見た行司は軍配を持っていた右手を振りながら豊昇龍を呼び止めると、そのまま徳俵の前に戻し再度一礼をさせる。この光景に「負けて悔しいのか知らんが不貞腐れるのはよくない」などとネットでは苦言が相次いだ。 同場所の豊昇龍は、8日目の小結・逸ノ城戦でも取組後の振る舞いが問題となった。立ち合い直後に左に回り込み右下手をつかんだ豊昇龍は、同時に左上手を得た逸ノ城から強引な上手投げを食らう。それでも体を密着させてこらえると、下から突き上げるような寄せで逆襲し逸ノ城を寄り切った。 ただ、豊昇龍は土俵外に出た逸ノ城にさらに諸手突きを見舞うと、その直後には右手を小さく、鋭く前に突き上げるような仕草を見せる。一連の振る舞いに対し、ネット上には「ダメ押しした上にガッツポーズするとはなんて奴だ」などと失望の声が寄せられた。 2021年11月場所11日目の平幕・翔猿戦では、豊昇龍が取組後に見せた表情が物議を醸している。豊昇龍は翔猿の引き押しをいなしつつ両まわしをつかむと、そこから一気に翔猿を土俵外へ寄り切り勝利。寄り切られた翔猿はその勢いで土俵下に落下し、伊勢ケ濱審判部長(元横綱・旭富士)に覆いかぶさるようにぶつかった。 すると、豊昇龍は転落した翔猿を土俵上で3秒ほどにらむように凝視。ネット上には「土俵下に落とした相手をさらににらみつけるなんて」と驚きの声が挙がったが、中には「翔猿や伊勢ケ濱親方のことを心配してたのでは」と心配のまなざしだったのではという指摘も散見された。 歴代4位の優勝25回をはじめ数々の記録を打ち立てた一方、取組後のダメ押しやガッツポーズなどで度々物議を醸した朝青龍氏(元横綱)を叔父に持つ豊昇龍。良くも悪くも叔父の血筋を色濃く受け継いでいるともいえるが、今後めざしていく横綱は、実力はもちろん品格も重要視される地位であるため、22歳とまだ若い今のうちに態度を改めておく必要もありそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年05月20日 15時30分
大相撲、大関・正代戦でまた誤審? 取り直し判定に「どう考えてもおかしい」と批判、当事者コメントから冷静な見方も
19日に行われた大相撲5月場所12日目。大関・正代対平幕・翔猿戦の判定がネット上で物議を醸している。 同戦は立ち合い右に変化し正代の左足をとった翔猿が一気に土俵外へ寄り倒そうとしたが、正代も左すくい投げで逆転を狙い、両者はほぼ同時に地面に倒れる。これを見た行司は翔猿に軍配を上げるも、勝負審判から物言いがつき協議に入った。 NHK中継では協議の間に取組のリプレー映像が流されたが、この映像では正代の右膝が翔猿の左肘よりわずかながら早く地面につく様子が映っていた。ただ、審判は協議の結果、両者同体と判断し取り直しを決定。取り直しの一番は立ち合い強く当たり翔猿を引かせた正代が押し出しで勝利した。 >>大相撲、小結・豊昇龍の取組後の表情に「見てて不快」と批判 解説も疑問、不可解判定に不満抑えられず?<< 同体取り直しの判定を受け、ネット上には「正代の方が先に落ちてるのに取り直しはどう考えてもおかしい」、「リプレー映像を見る限りでは翔猿有利に見えたんだけど」、「8日目(正代対豊昇龍戦)、9日目(貴景勝対若隆景戦)に続いてまた誤審かよ、いい加減にしてくれ」と批判の声が寄せられた。 一方、「同体判断が明らかにおかしいというわけではないと思う」、「正代の落下と同時に、裏返った翔猿の足が土俵についてるようにも見えるから妥当じゃないか?」、「怒ってる人たちはちょっと冷静になろう、本人も納得してるんだし」と批判にくぎを刺すコメントも多数見られた。 「物議を醸している取り直し判定ですが、リプレー映像には正代の右膝が地面につくのとほぼ同時に、翔猿の左足つま先が返って地面についているような様子も映っています。加えて、中継では取り直しの一番が終了した後に『取り直しだと思った。(2戦目は)思い切り行こうと思ったけど負けだった』と自身も取り直しを予想していたという翔猿のコメントが伝えられていることから、今回の取り直し判定はそれほどおかしくはなかったと冷静に見ているファンも少なからずいるようです」(相撲ライター) 今場所は8日目の正代対小結・豊昇龍戦で両者ほぼ同時に転落も物言いがつかず、翌9日目の大関・貴景勝対関脇・若隆景戦では取組中、土俵に右手をついたように見えた若隆景の動きが見逃されるなど疑惑の判定が相次いでいる。このことも今回の判定が物議を醸した一因といえそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年05月19日 19時30分
大相撲、元大関・高安に「雑なんですよね」舞の海氏が酷評 弱気な相撲を問題視、意図的な戦略と指摘の声も
18日に行われた大相撲5月場所11日目。NHK中継に解説として出演した舞の海秀平氏(元小結)のコメントがネット上で物議を醸している。 問題となっているのは、平幕・高安対平幕・北勝富士の取組終了後に飛び出た発言。この一番は立ち合い直後に後方に引いた高安が土俵外に押し出されそうになりつつも左足を俵にかけ、こらえながらはたき込みを見せ、北勝富士を先に地面にはわせる。行司は高安に軍配を上げ、物言いがつくも判定は変わらなかった。 ただ、舞の海氏は勝った高安に対し「勝つには勝ったんですけど、力強さもないし雑なんですよね」と、引き技で辛勝した相撲内容に苦言。続けて、「(北勝富士に)あと一歩、二歩ついてこられてたら負けてましたからね」と、北勝富士がもう少し粘っていれば負けていたのではと指摘した。 >>大相撲、大関・貴景勝戦で大誤審?「誰1人気付かないのはおかしい」取組中の映像が物議、朝青龍氏も疑問<< 舞の海氏のコメントを受け、ネット上には「勝ったのは高安だけど、積極的に攻めてたのは北勝富士の方だった」、「立ち合い当たってすぐに引いたのはちょっと弱気に見えたな」、「物言いもついてたし、危なっかしい内容だったのは確か」と同調する声が寄せられた。 一方、「自分は逆に今日の高安は考えて相撲とってたと思うけどなあ」、「雑なんてそんな言い方は酷だろ、昨日までは前に出て負け続けてたのに」、「立ち合いから攻める相撲で3連敗してたから、今日はあえて引いてみようと思ったのでは?」と、高安は意図的に引く相撲を選択したのではとする指摘も多数見られた。 「高安は8~10日目にかけ3連敗を喫し今場所の負け越しが決まりましたが、この3戦はいずれも立ち合い鋭く前に出る相撲を見せています。ただ、8日目の関脇・阿炎戦は相手に押し負け、9日目の小結・豊昇龍戦、10日目の小結・大栄翔戦ではどちらも押し込んだ相手から引き技を食らい敗れています。このこともあり、立ち合いで前に出ず引いた11日目の相撲を雑と評した舞の海氏に対し、直近の3連敗を踏まえ本人なりに考えた相撲ではないのかと疑問を抱いているファンも少なからずいるようです」(相撲ライター) 取組後の報道で高安が、北勝富士戦の内容について何かコメントしたとは特に伝えられていない。引く相撲を見せた真相は果たしてどこにあるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年05月18日 19時30分
大相撲、大関・正代に陸奥親方から厳しい指摘「強く当たらないと」 本人は自覚も対策はせず?
17日に行われた大相撲5月場所10日目。今場所7敗目を喫した大関・正代に対する陸奥親方(元大関・霧島)のコメントがネット上で話題となっている。 前日まで「3勝6敗」の正代はこの日、「4勝5敗」の関脇・若隆景と対戦。立ち合い低く当たってきた若隆景に対し左を差そうとするも、右おっつけを合わされ差せないまま土俵際へ後退。ここで俵に足をかけながら強引な小手投げを狙ったが、不発に終わりそのまま寄り切られた。 取組終了後、この日NHK中継で解説を務めていた陸奥親方は「正代がもう…(若隆景の当たりを)まともに受けてるだけですから」と、正代は若隆景にいいようにやられていたとバッサリ。続けて、「このおっつけ(を食らって)、全く差せませんよね。差すにはもっと強く当たらないと差せないですよね」と、立ち合いの当たりの弱さが左を差せず劣勢に陥った原因だと指摘した。 >>大相撲、大関・貴景勝戦で大誤審?「誰1人気付かないのはおかしい」取組中の映像が物議、朝青龍氏も疑問<< 陸奥親方のコメントを受け、ネット上には「確かに今日は立ち合い全く足が出てなかった」、「若隆景は腰を下げて鋭く当たって向かってきてるのに、それを呑気に胸で受けてたらそりゃ苦しむよね」、「おっつけられた後もほとんど抵抗できてなかったし、そもそもどんな戦略をとるのか考えてなかったんじゃないか」と同調する声が寄せられた。 一方、「もう言っても無駄だよ、本人何も変える気ないみたいだし」、「この指摘が正代に響けばいいんだが、敗戦の弁を見るにそれは無さそう」、「周囲の意見は聞いてないらしいし、今日の陸奥親方のコメントも多分本人には届かないだろうな…」と、本人の取組後コメントを引き合いに出した諦めの声も多数見られた。 「角界では立ち合いは低い体勢から相手を両腕で突き上げるように当たるのが基本とされていますが、正代は腰高で両脇を締め胸から当たるスタイルをとっている力士。このスタイルは上体をそらせて相手の圧力をいなせる、腕を差されにくいといったメリットがある一方、立ち遅れると挽回が難しいというリスクもあります。実際、18日の報道によると正代は取組後に応じた取材の中で『立ち合いもそうですけど、立ち合いからの2歩目、3歩目がちょっと思ったように出ない』と、立ち遅れたことが敗戦理由と自己分析したといいますが、その一方で『あとがないので、変に考えることはない』と今場所残り5日間に向けスタイルを変える意向はない旨を語ったことが伝えられています。加えて、正代はこの取材の中で周囲からの叱咤激励をあえて耳に入れていないということも明かしていることから、今回の陸奥親方の指摘は本人には届かないのではとみているファンも少なからずいるようです」(相撲ライター) 残り5日間は順当に行けば、1横綱・2大関との対戦が予定されている正代。ここから負け無し5連勝で勝ち越し達成は無理と既に諦めてしまっている可能性もゼロではなさそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年05月17日 15時30分
大相撲、大関・貴景勝戦で大誤審?「誰1人気付かないのはおかしい」取組中の映像が物議、朝青龍氏も疑問
16日に行われた大相撲5月場所9日目。大関・貴景勝対関脇・若隆景戦のリプレー映像を見たネットユーザーから疑問の声が噴出している。 同戦は立ち合いから出足鋭く前に出る若隆景に、貴景勝が引き押しを繰り出しながら応戦。その途中貴景勝は左に動きながらの引きを見せたが、若隆景は体勢を崩しながらも地面には落ちず、これを好機とみて前に出てきた貴景勝に逆にはたき込み、土俵にはわせた。 若隆景が勝利した取組後、中継では取組のリプレー映像が流される。ただ、この映像には貴景勝から左に動きながらの引きを食らった若隆景が、体勢を崩して前方に倒れかかった際に右手の先でほんのわずかに土俵を触ったような様子が映っていた。 >>大相撲、大関・御嶽海戦で行司が大失態!「引退考えた方がいい」取組中の接触・土俵下転落に怒りの声相次ぐ<< このリプレー映像を受け、ネット上には「え? 若隆景先に手ついてない?」、「完全に誤審だろこれ、何回見ても土俵に指先が触れてるようにしか見えん」、「手がついた瞬間にほんの少し砂も舞ってるんだが、行司は一体どこを見てたのか」と行司の誤審を疑う声が相次いだ。 同時に、「行司だけじゃなく勝負審判にもどこ見てんだよと言いたい」、「審判5人もいるのに誰1人気付かないのはおかしいのでは」、「昨日も同じこと言ったけど、せめて物言いくらいはつけてほしかった」と、取組を判定する勝負審判への批判も多数見られた。 「大相撲の取組は土俵上の行司1名、土俵下に配置された勝負審判5名(正面・東・西に各1名、行司溜に2名)の計6名が判定に携わっており、審判は行司の軍配に異議を感じた場合は物言いをつけ判定を協議することが可能。また、協議の際にはビデオ室で取組をチェックしている親方に意見を求めることもできます。ただ、今回は誰も物言いをつけずに若隆景の怪しい手つきが見逃された形となったため、物言いをつけ慎重に判定をしてもらいたかったと審判に不満を抱いているファンは少なくないようです。また、前日8日目の大関・正代対小結・豊昇龍戦で、両者がほぼ同時に地面に落ちながらも物言いをつけなかった(結果は正代勝利)ことも審判への風当たりが強まっている一因となっているようです」(相撲ライター) ファンだけでなく、朝青龍氏(元横綱)も16日に自身の公式ツイッターに「大関関脇戦手? 早かったな」と投稿するなど物議を醸している今回の一番。勝った若隆景は「4勝5敗」で2ケタ勝利へ望みをつないだ一方、敗れた貴景勝は「5勝4敗」と2敗力士がトップに立つ優勝争いから大きく後退している。 文 / 柴田雅人記事内の引用について朝青龍氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/Asashoryu
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スポーツ 2022年05月16日 19時30分
大相撲、小結・豊昇龍の取組後の表情に「見てて不快」と批判 解説も疑問、不可解判定に不満抑えられず?
15日に行われた大相撲5月場所8日目。今場所3敗目を喫した小結・豊昇龍の取組後の態度がネット上で物議を醸している。 前日まで「5勝2敗」の豊昇龍はこの日、「1勝6敗」の大関・正代と対戦。立ち合い、豊昇龍はもろ手突きで正代の出足を止めようとしたが、正代は止まらずに豊昇龍を抱え込みながら土俵際に寄り倒す。ただこの際、豊昇龍は左に体をねじりながらの投げを合わせており、両者はほぼ同時に地面についたが、行司は正代に軍配を上げ物言いもつかなかった。 問題視されたのは、取組終了後に豊昇龍が見せた態度。相撲では取組前後にお互いが東西の徳俵の前方に立ち一礼を交わす作法が重んじられているが、この日の豊昇龍は首をわずかに傾けただけでほとんど礼をしないまま土俵を降りた。 >>大相撲、取組後の力士が「後味悪い」と大激怒!御嶽海戦で物議の行司、過去にも大失態の数々<< この豊昇龍の態度に、ネット上では「何だ今の豊昇龍、態度悪すぎだろ」、「体どころか首もほとんど傾けなかったのは見てて不快だった」、「負けて悔しい気持ちはわかる、でもそれは礼を欠いていい理由にはならない」と批判が寄せられた。 一方、「今日の態度に関しては、判定が判定だからあまり責められない」、「物言いもないまま負けたわけだからイラつくのも仕方ないのでは」、「解説も物言いつけてほしかったって不満げだったしなあ」と、判定内容から豊昇龍を擁護するコメントも多数見られた。 「この日のNHK中継では同戦終了後にリプレー映像が流されましたが、この映像でもはっきりとは分からないほど、豊昇龍の体が地面に落ちるのと正代の左肘がつくタイミングは同時。土俵下で見守る勝負審判は正代有利と見て物言いをつけなかったようですが、中継解説を務めた舞の海秀平氏(元小結)は『これスローで見ると豊昇龍の方が有利ですね。軍配は正代に上がってしまいましたけども、物言いはつけるべきだったですね』と物言いをつけて慎重に勝敗を判断するべきだったのではと指摘。また、取組後の報道では八角理事長(元横綱・北勝海)も『物言いはつけた方がいい』などと審判に苦言を呈したことが伝えられています。そのため、元力士からも疑問の声が上がった際どい相撲で敗れた以上、多少ふて腐れた態度をとるのも仕方ないと考えているファンも少なからずいるようです」(相撲ライター) この日の敗戦で、2敗がトップの優勝争いからは一歩後退した豊昇龍。残りの取組で、敗戦を引きずらずに気持ちを切り替えることはできるだろうか。 文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年05月14日 11時00分
大相撲、取組後の力士が「後味悪い」と大激怒! 御嶽海戦で物議の行司、過去にも大失態の数々
8日に行われた大相撲5月場所初日。力士たちが熱戦を繰り広げる中で物議を醸したのが、大関・御嶽海対平幕・高安戦で起こったアクシデントだった。 高安が立ち合いから圧力をかけ御嶽海を土俵際に追い込んだが、この際に御嶽海の後方で取組を裁いていた立行司・式守伊之助が押された御嶽海とぶつかり、吹き飛ばされるように土俵下に転落。御嶽海はここから体を入れ替え、逆に高安を土俵下へ押し出し勝利した。 この日NHK解説を務めた舞の海秀平氏(元小結)は「これ(接触)にも助けられてるように見えますよね」と接触が御嶽海に有利に働いたのではと指摘。ネット上にも伊之助が取組結果を狂わせたと批判するコメントが相次いだ。 >>大相撲、大関・御嶽海戦で行司が大失態!「引退考えた方がいい」取組中の接触・土俵下転落に怒りの声相次ぐ<< 伊之助が力士との接触で問題となったのはこれが初めてではない。2021年1月場所千秋楽の大関・正代対大関・朝乃山戦では、正代が朝乃山の押しを右方向に動きながらいなそうとした際、土俵を4分の1周ほど回ったところで回避が遅れていた伊之助と接触。一瞬気を取られた正代は、動きが鈍った影響からか朝乃山の押しをこらえられず土俵下に押し出された。 取組直後、正代は「は?」と言わんばかりのぶぜんとした表情を浮かべながら伊之助を数秒ほど凝視。また、その後の報道では名指しはしていないものの「後味の悪い内容」と不満をにじませたコメントが伝えられ、ネット上には正代への同情と共に「行司が力士の動きを妨害するなんて酷すぎる」といった伊之助への非難が噴出した。 また、伊之助は同年3月場所千秋楽・正代対朝乃山戦でも正代と接触し物議を醸している。この一番は熾烈な上手争いを制し左上手をつかんだ朝乃山が左上手投げで正代を強引に投げ倒したが、正代が投げられた方向に位置を取っていた伊之助は正代を避けきれずに土俵隅で接触。さらに、この接触でバランスを崩し背中から土俵下へ転落した。 転落後しばらくその場にうずくまった後、呼び出しらの肩を借りながら退場した伊之助。その後の報道では特に大きなけがはなかったと伝えられたが、ネット上には「あまりにも位置取りが悪すぎる、自業自得だ」、「2場所連続で正代と接触してて開いた口が塞がらない」と呆れ声が多数寄せられた。 62歳という年齢もあり、一部からは「判断能力や反射神経が限界を迎えているのでは」といった見方もされている伊之助。定年となる65歳まではまだもう少し時間があるが、これ以上の失態を防ぐことはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年05月13日 19時30分
大相撲、格上下した力士に「期待外れ」解説が苦言のワケ わずか4秒で勝利も、逃げ腰の相撲にファンも失望
12日に行われた大相撲5月場所5日目。今場所3勝目を挙げた小結・豊昇龍の相撲内容がネット上で物議を醸している。 前日まで「2勝2敗」の豊昇龍はこの日、同じく「2勝2敗」の関脇・若隆景と対戦。同じ勝敗の三役同士がぶつかるとあり、ネット上には「手に汗握る真っ向勝負が見たい」と熱戦を期待する声も挙がっていた。 ところが、迎えた一番は立ち合い直後に右に変化した豊昇龍が、出足をすかされ体勢を崩した若隆景を送り出しで下すというあっけない結果に。わずか4秒ほどで取組が終わった後、この日NHK中継で正面解説を務めた北の富士勝昭氏(元横綱)は「ちょっと期待外れですね」と立ち合いまともに当たらなかった豊昇龍に厳しくコメント。直後には向正面解説・西岩親方(元関脇・若の里)も「残念ですね。勝ちたい気持ちは分かるんですけど」と豊昇龍に苦言を呈した。 >>大相撲、大関・御嶽海戦で行司が大失態!「引退考えた方がいい」取組中の接触・土俵下転落に怒りの声相次ぐ<< 豊昇龍の相撲を受けて、ネット上にも「上位力士同士の熱いぶつかりあいを期待してたから残念」、「変化は反則じゃないし勝ちは勝ちなんだが、やっぱりなんか拍子抜けだな」、「こうやって楽して勝っても今後には繋がらないんじゃないか」と失望の声が寄せられた。 一方、「何度も変化食らう若隆景の方が問題では」、「簡単にすかされた若隆景も悪い、この日までに2回変化で負けてるのに」、「若隆景はここまでの2敗から何も学んでないように見えたな」と、若隆景側にも問題があったと指摘するコメントも多数見られた。 「今場所の若隆景は2日目の平幕・玉鷲戦、4日目の小結・大栄翔戦で黒星を喫していますが、玉鷲戦は突き押しの攻防中に右に変化されそのまま地面にバタリ。大栄翔戦は立ち合いから土俵際に追い込まれた直後に後ろに動かれ敗戦しています。このこともあり、5日目の取組については変化を仕掛けた豊昇龍ではなく、今場所既に2度変化で負けているにもかかわらずまともに食らった若隆景の方が悪いとみているファンも少なからずいるようです。加えて、豊昇龍は幕内力士の中では比較的立ち合い変化を多用する部類の力士という点も、対応できなかった方が悪いと意見が若隆景に寄せられる一因になっているものと思われます」(相撲ライター) 先場所を「12勝3敗」で制した若隆景にとって、今場所は大関とりへの足固めを狙う大事な場所。変化に弱いままならここから星も伸びないことが予想されるが、ここまでの3敗を反省し今後星を持ち直すことはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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2020年02月03日 20時00分
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38年ぶり出現の「横綱大関」、前回の経緯は波乱万丈? 千代の富士、北の湖ら往年の大横綱も巻き添えに
2020年02月02日 11時30分
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二子山親方、大関豪栄道の引退に無念さを吐露 「次男が亡くなった時も真っ先に…」土俵外での秘話も明かす
2020年01月28日 19時13分
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2020年01月27日 17時00分
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スポーツ
日大ラグビーはほんの一例? スノボ、相撲、プロ野球…4人が解雇されたケースも、スポーツ界に激震が走った大麻問題
2020年01月25日 11時00分
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スポーツ
大相撲、土俵下で審判と力士が激突 「審判席が近すぎる」ファン苦言、浅香山親方の負傷退場後の状況は
2020年01月23日 19時15分
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スポーツ
横綱・白鵬、休場中「いいね」が物議? アントニオ猪木氏・田村淳らの投稿に反応「協会がSNS使用禁止してるんじゃ…」の指摘も
2020年01月21日 17時00分
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スポーツ
今場所に新入幕を期す力士も? 大鵬、琴櫻、朝青龍…横綱の血を引く“サラブレッド力士”たち
2020年01月18日 11時00分
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スポーツ
大相撲、協会の対応にファン激怒 力士が首から土俵下へ落下、退場シーンに「悪化したらどうする」批判の声
2020年01月17日 20時15分
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スポーツ
横綱・白鵬の休場に心無い批判も 稀勢の里とは正反対の逆風、“ヒール横綱”に仕立て上げられているワケは
2020年01月15日 19時30分
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スポーツ
大相撲、石浦の処遇に「フェアじゃない」と批判の声 貴ノ富士・拓郎とは対照的、軽度な処分の理由は
2020年01月10日 19時03分
特集
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少年隊・錦織、東山ジャニーズ新社長就任に意味深投稿? 植草とのYouTubeもストップ、現在の活動は
芸能ネタ
2023年09月18日 12時00分
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ジャニーズ最大のタブー? 嵐メンバー4人と“男女の仲”報道、セクシー女優の死【芸能界、別れた二人の真相】
芸能ネタ
2023年09月17日 12時00分
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Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月16日 12時00分
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一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
芸能ニュース
2023年09月13日 18時00分
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株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月10日 17時00分