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元大関・高安、1月場所全休決定も「逆にラッキー」の声 所属部屋がクラスター危機もデメリットばかりではない?

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 9日から開催予定の大相撲1月場所(9~23日/東京・両国国技館)に、東前頭7枚目として出場予定だった元大関・高安。4日、所属する田子ノ浦部屋から新型コロナ感染者が出たため全休が決まったと日本相撲協会が発表した。

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 協会公式サイトはこの日、師匠・田子ノ浦親方(元幕内・隆の鶴)、力士養成員2名、床山1名の計4名が新型コロナに感染したことを発表。同時に、「陽性者及び濃厚接触の可能性がある協会員の休場」として、高安を含む部屋所属力士14名全員が1月場所を全休する旨も掲載している。

 高安は直近の2021年11月場所は「6勝9敗」と振るわなかったが、翌12月下旬に行われた合同稽古では関取衆相手に計39番取り「30勝9敗」と好調をアピール。稽古最終日の同月23日には「気持ちを新たに本当にいい年にしたい。(来年は)結果残したいですね」と2022年への意気込みを語ったことも伝えられていたが、年明け早々に出鼻をくじかれる形となった。

 新型コロナの影響による高安の全休を受け、ネット上には「1年最初の場所でいきなり全休は残念過ぎる」、「年末の稽古で好調だったから期待してたのに…」と落胆する声があった一方、「コンディションのこと考えたら逆にラッキーなのでは」、「調整期間が2か月増えたわけだから、3月場所からは好調が続くんじゃないか」と全休にはメリットもあるとするコメントも多数挙がる。

 高安は昨年7月に急性腰痛症、同9月に右大殿筋筋挫傷と故障が続発。この影響もあってか、同9~11月場所は「7勝6敗2休」、「4勝8敗3休」、「6勝9敗」と3場所連続で負け越しを喫し、番付も東関脇から東前頭7枚目と急落している。

 「昨年の後半3場所は故障もあり苦戦が続いていた高安ですが、故障前までの1~5月場所は『9勝6敗』、『10勝5敗』、『10勝5敗』と3場所連続で勝ち越し。そのため、体調さえ万全なら三役・大関復帰を狙えるほどの勝ち星は十分計算できます。昨年末の合同稽古の時点で既にある程度状態は上がってきているようですが、今回の全休で空いた時間をさらに身体のケア・調整に費やせば、復帰予定の3月場所以降は好成績が続くのではと期待しているファンも少なからずいるようです。ただ、全休の影響で相撲勘が鈍る可能性も考えられるので、期待通りの結果につながるかは実戦形式の稽古に今後どれだけ時間を割けるかもカギとなりそうです」(相撲ライター)

 新型コロナの影響で全休となった力士の番付は基本的には据え置かれるため、復帰予定の3月場所も東前頭7枚目で臨むことが濃厚の高安。同場所から番付を上位に戻せるかは、今回の全休で空いた時間をどのように使うのかにも左右されそうだ。

文 / 柴田雅人

記事内の引用について
日本相撲協会の公式サイトより
https://sumo.or.jp/

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