佐々木朗希
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スポーツ 2023年05月09日 15時45分
ロッテ・佐々木朗希、WBCで激変?「これだけ頼れる投手いない」首脳陣も感心、“投手4冠”の裏でメンタルが進化か
とんねるず・石橋貴明が9日に自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画に、ロッテの黒木知宏・一軍投手コーチが登場。ロッテのプロ4年目・21歳の佐々木朗希にまつわる発言が話題となっている。 動画では石橋が5月5日・ロッテ対ソフトバンク戦の試合前練習中、黒木コーチをはじめとした両チーム選手・首脳陣に今季の現状や展望を聞いた。その中で、黒木コーチは佐々木がWBCを経て精神的にたくましくなったという話を明かした。 佐々木は今年3月8~22日に行われたWBCに参加し、「2登板・1勝0敗・防御率3.52」といった数字をマークし優勝に貢献した。その後迎えたシーズンでは、9日試合前時点で「5登板・3勝0敗・防御率0.84」と好成績をマークしている。 >>ロッテ・佐々木朗希、松川の致命的欠点をズバリ「あいつ指見えない」 他投手も苦しむ問題点、特番で漏らす<< 最多勝、最優秀防御率、最高勝率(1.000)、最多奪三振(50個)の4部門でリーグトップの数字を残す佐々木について、黒木コーチは「(今季は)『多分12球で終わるな』、『7回まで100球かからないだろうな』って感覚で見てる。となると、何も不具合起きなければブルペン用意しなくていいので。これだけ頼れる投手いないですよ」と、毎試合期待通りに試合を作ってくれていると称賛した。 これを聞いた石橋が「(WBCから)帰ってきて、何が変わったって感じてます?」とWBCの影響があるのか質問したところ、黒木コーチは「(これまでは)ちょっと体に不具合起きたら『僕今日止めときます』って言うようなイメージを持ってた」、「でも(WBC後は)そうじゃなくて、『僕は頑張ります。まだ行きます!』とファイティングポーズをとるような。少し大人になった、男になった感覚を僕は感じる」と回答。WBC後の佐々木は、主戦投手としてチームを牽引するような言動が目立つようになったと明かした。 試合中、佐々木の続投可否は吉井理人監督と黒木コーチがやりとりした上で決めているというが、今季は佐々木が「行きます!」と力強く続投を志願することが多く、首脳陣側も「じゃあ行かそうか」と自信を持ってマウンドに送り出せているという。黒木コーチは「そういうたくましさみたいなものは感じますよね」と一皮むけたような姿を見せる佐々木に目を細めていた。 黒木コーチの発言を受け、ネット上には「今季の佐々木にはそんなWBC効果が出てるのか」、「行けるとこまで行くって姿勢は頼もしすぎる」、「ダル(ビッシュ有)、大谷(翔平)みたいな一流投手に感化された面もあるんだろうか」「佐々木に関してはWBC後遺症って言葉は全く関係ないんだな」、といった驚きの声が寄せられた。 WBCでは優勝という最高の結果を手にした侍ジャパンの面々だが、大会終了後に迎えた今季はヤクルト・村上宗隆(打率.196)、西武・山川穂高(右ふくらはぎの張りで約20日離脱)など故障・不振に苦しむ選手も相次いでいる。そんな中、佐々木にはWBCの好影響が出ているという話を興味深く聞いたファンも多かったようだ。 9日試合前時点ではチームトップ、リーグ全体でも7位タイとなる32イニングを投げている佐々木。WBCで芽生えた自覚を胸に自身初の規定投球回到達や、個人タイトル獲得を果たすことはできるだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について石橋貴明の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/@user-ke1fy5cc4y
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スポーツ 2023年04月07日 11時30分
ロッテ・佐々木朗希、ダル直伝のスライダーはまだ使えない? 本拠地特有の強風が好投をアシストか
強風の中での奪三振ショー。4月6日、ZOZOマリンスタジアムで行われた日本ハム戦で、佐々木朗希投手が勝利を収めた。同日の最速は164キロ、「2ストライクまで追い込んだらフォークボール」という配球パターンで11奪三振を奪い、ファンを沸かせた。しかし、「新たな武器」は“チラ見せ”程度だった。 新たな武器とは、WBC中にダルビッシュ有投手に教わった「縦軌道のスライダー」のことだ。「80球くらいじゃないの?」 試合前、投手担当の黒木知宏コーチを始め、複数の関係者たちが「80球をメドに佐々木を交代させる」ゲームプランを語っていた。 >>ロッテ首脳陣、佐々木朗希ドラフト抽選に「頼むから来ないで」と懇願していた? 前コーチが暴露、指名直前の本音に驚きの声<< そのゲームプランを指して、こんな指摘も聞かれた。 「1回裏、先頭バッターが出塁すると、吉井理人監督は送りバントのサインを出しました。佐々木は1回表のマウンドで20球を投じており、先制点を挙げてラクにさせてやりたいと思ったのでしょう」(プロ野球解説者) その送りバントから「1点先取」につながり、佐々木の投球が良い意味で変化した。 精神的にラクになったのか、「攻めのピッチング」に変わった。2ストライクまで追い込んだら、ウイニングショットのフォークボール。大半のプロ野球投手は2ストライク後、意図的にボールカウントになる投球を挟んでから、勝負球を投じている。 しかし、佐々木は成長過程にあるため、「80球メドで降板させる」といった風に、ロッテ首脳陣は絶対に無理をさせない。そのため、2ストライク後の“遊び球”は投じないのだ。 「ダルビッシュに教わった縦スライダーは、4、5球しか投げていません。本人の中でまだ自信がないのかな」(前出・同) 2月下旬に教わった変化球である。 「80球以上を投じる予定」であれば、テスト投球の機会も増えたのだが…。 しかし、同日の“省エネ投球”で改めてクローズアップされた話もある。ZOZOマリン名物、「強風」だ。 球団スタッフたちは「いつもと変わらないよ~」と笑っていたが、バックスクリーンに表示された最大で風速14メートル。常に10メートル近い風が吹いている状態で、捕手のサインを伺う佐々木のユニフォームは揺れていた。その強風がフォークボールの落下軌道に“ブレ”を与え、好投をアシストした。 「今年1月、球団の仕事始めで球団社長が、球場所有者である千葉市がZOZOマリンの老朽化問題について本格的な検討に入ったことを明かしています。現時点では、改修なのか、市内の別箇所に移転させるのかも決まっていませんが」(地元メディア) 海岸近くにあるため、水分と塩分を含んだ強風が老朽化を加速させたとの見方もある。とは言え、佐々木の好投をアシストしたことを考えると、この球場の特徴を失うのはもったいない気もする。 また、同日は14時試合開始のデーゲームだった。千葉市内の公立小学校の春休みは前日5日までだったが、それを上回る2万6169人が球場に詰め掛けた(主催者発表)。「佐々木人気」に尽きる。 縦スライダーで三振を奪うシーンも見たい。しかし、佐々木がZOZOマリンの強風を味方に好投を続ければ、地元行政にも影響を与えそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2023年03月25日 11時00分
WBC優勝帰国の侍ジャパン、無愛想目立つ中“神対応”選手も 出迎えに1200人集結、サッカーW杯の約2倍?
22日に行われたWBC決勝・アメリカ戦に「3-2」で勝利し、2009年以来3度目の大会制覇を成し遂げた侍ジャパン。翌23日の“凱旋帰国”は大きな話題となった。 報道によると、メジャー組を除く侍ジャパン選手や首脳陣は23日にアメリカのマイアミ空港を出発し、同日昼過ぎに成田空港に到着。そのチームを出迎えようと空港には約1200人のファンが集まり、到着ロビーには祝福の声が飛び交ったという。 帰国の様子はTV中継も行われており、選手では決勝で同点ソロを放った村上宗隆、準決勝・メキシコ戦で4回3失点と粘りの投球を見せた佐々木朗希の2名がひときわ大きな歓声が。また、この2名には及ばずも、他の選手たちもまんべんなく歓声を浴びていた。 >>元巨人・上原氏、WBC優勝の侍ジャパンへ忠告「僕は失敗した」 大会後に待ち受ける問題指摘、自身もキャリア最悪級の不振に<< ただ、大会の疲労がたまっているからか、それとも人数の多さに気おされたからか、軽く会釈するのみで到着ロビーを通り過ぎる選手もちらほら。空港で出迎えたファンの中にもこの点が引っ掛かった人はいたようで、ネット上には「遠目で選手たち見てたけど塩対応の人多いな」、「せっかくみんな出迎えてるのに愛想悪すぎない?」といった不満の声も散見された。 一方、中盤に登場した宮城大弥は、規制のロープから身を乗り出しグータッチを求めるファンに左手を差し出しタッチを交わすという太っ腹なファンサービスを披露。他選手とは一線を画す振る舞いは、ネット上でも「宮城くんニコニコでファンサしてて可愛い」、「宮城とグータッチとか死ぬほど羨ましい…」と大きな話題となった。 空港が大フィーバーとなった侍ジャパンの帰国だが、今回集まった1200人という数字は前回優勝した2009年大会後の帰国時と同数。新型コロナの影響がまだ続いていることを考慮すると、2009年を上回るフィーバーぶりだといえるだろう。 また、直近で行われたスポーツの世界的大会・カタールW杯で16強入りしたサッカー日本代表の帰国時(650人)と比較しても2倍近く差がついている。日本は古くから“野球の国”と呼ばれるほど野球が国民の間に浸透しているが、このことを改めて感じたファンも少なからずいたことだろう。 今回のWBCでは優勝という最高の結果を残したこともあり熱烈な出迎えを受けた侍ジャパンだが、準決勝で敗退した前回2017年大会の帰国時は成田空港に約200人しか集まらず。さらに、同じく準決勝敗退だった2013年の帰国時はその半分の100人しか同空港に集まらなかった。 2013年の100人は過去5大会ではワーストの数字だったが、同年大会のチームは出場を要請したメジャー組6名(岩隈久志、黒田博樹、ダルビッシュ有、青木宣親、イチロー、川崎宗則)を一人も招集できず国内組だけでの編成を余儀なくされたため、大会前から大会3連覇は厳しいという見方が多かった。 まだ、同年大会に臨んだチームは当初NPBがソフトバンク・秋山幸二監督(当時)を後任と見込むも説得できず、再考の末2012年10月にようやく山本浩二監督(元広島監督)が就任と監督人事が難航。さらに、山本監督は広島監督を退いた2005年を最後に7年監督業から離れていたこと、過去大会で代表を率いた王貞治監督(当時ソフトバンク監督)、原辰徳監督(巨人監督)に比べ監督実績、知名度が低かったことからそもそも期待されていなかった面もあった。 それでも迎えた大会では1次ラウンドを2勝1敗、2次ラウンドで台湾、オランダを下し準決勝に進出したが、準決勝でプエルトリコに「1-3」で敗れあえなく終戦。準決勝では8回裏に1点を返しなおも1死一、二塁のチャンスで山本監督が重盗のサインを出した結果、一走・内川が走塁死しチャンスがついえるという最悪の事態を招いたが、負け方が悪かったことも出迎えの人数に響いた可能性はあるだろう。 その10年前と比較すると、実に12倍のファンから空港で祝福を受けた今回の侍ジャパン。選手たちは1週間後に迫るシーズン開幕へ向け息つく間もないが、ファンの間では14年ぶり世界一の余韻はしばらく続きそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年03月17日 00時00分
WBCでも活躍の佐々木朗希選手、今度は『から揚げ弁当』差し入れ! 子どもたちの前にサプライズ登場、練習風景を描いた新CM完成
千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希選手が、17日より全国で放映開始のお弁当チェーン店『ほっともっと』新CMに出演する。 >>全ての画像を見る<< 佐々木は、2019年に千葉ロッテマリーンズからドラフト1位指名を受け入団。2022年には日本プロ野球史上最年少での完全試合を達成し、日本プロ野球記録かつ世界記録となる 13者連続奪三振、プロ野球タイ記録の1試合19奪三振の記録を持っている。現在は、侍ジャパンとしてWBCでも活躍中。 同CMでは、背番号17のユニフォームを着用した佐々木選手が、野球の練習をしている子どもたちの前にサプライズで登場。本人も好きなおかずだという『から揚げ弁当』を差し入れする様子が描かれている。突然の登場に驚く子どもたちのリアルな反応や、憧れの佐々木選手とキャッチボールやノックなどで一緒に汗を流すシーンなど、見どころ満載の映像に。ラストは、子どもたち一人ひとりへ佐々木選手から『から揚げ弁当』が手渡され、一緒にお弁当を食べるシーンで締めくくられている。 今回の撮影は、子どもたちに佐々木選手の登場を知らせずにサプライズで実施。佐々木選手が子どもたちの前に現れると、驚きの表情を見せる子や思わず固まってしまう子も。「佐々木朗希です」という本人からの挨拶をきっかけに、小学生たちの緊張も解けるとキャッチボールやノックなどの練習を一緒に行い、子どもたちにとっては夢のような時間に。練習の最後には、佐々木選手がキャッチボールを披露。投げるボールの勢いに大興奮の子どもたちが投げてほしい球種を叫ぶなど盛り上がっていた。 同CMは、ほっともっと公式YouTubeチャンネルでも公開予定。ほっともっと公式YouTubeチャンネルhttps://www.youtube.com/channel/UCuaRQWwjV2es9usB6In2EWg
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芸能ニュース 2023年03月16日 21時00分
マツコ、侍JAPANメンバーとばったり 佐々木朗希に「可愛かった〜」自身の最高選手を更新
マツコ・デラックスが15日、都内で行われた北海道米「史上最高ゆめぴりか」新CM発表会に出席した。 >>全ての画像を見る<< 北海道米アンバサダー10年目のマツコはこの日、着物を着て壇上に登場。「着物が似合っています」と声を掛けられると、「よく着付けの先生にも言われるんだけど、着物って似合わない人はどんなに綺麗な人でも似合わないみたいね。私の場合は着物の方が吸い付いてくる感じ」とご機嫌な表情で答える。一方で、「(私の着物に対するコメントをパソコンに)打ち込んでる記者さん、少ないわね。私のファッションの話なんて誰も興味ないんでしょ」とも口を尖らせて笑わせる。 昨年は北海道米が豊作であったことにも触れ、「お米がすごい穫れたの。お米ってたくさん取れた時が一番美味しいの。品質は量とは関係ないと思うでしょ。実は違うの。いっぱい取れた時が美味しいんだって。北海道は最近、毎年災難があって不作が続いたけど、たくさん取れて……。だから美味しいの」と北海道米の味にも太鼓判を押す。 昨年50歳になったことが話題に挙がると、「どうにもしょうがない年齢の壁みたいなものって毎年のように更新するの。自分の限界と言うか、全力疾走できる時間も限られてくるなって。若い時よりももっとやれることはやっておこうって思います」と途端にしんみりとした表情を見せる。「一個一個いただいた仕事を今できる全力でやろうって、仕事を前よりも大事に思うようになりました」と話し、「こんな話するようになったの〜。なんでこんな丸くなったの。昔のアグレッシブマツコさんじゃないの」と苦笑い。 50代になり、「今までされたお仕事で、史上最高のお仕事は?」と聞かれると、答えに困っていたが、突然関係ない野球の話を始めたマツコ。「そう言えば先日、佐々木朗希さんにばったり会ったの。ホテルで打ち合わせして帰ろうとしたら、そこがWBCのメンバーの宿舎になっていたみたいで」と千葉ロッテマリーンズの投手で現在、侍JAPANの代表メンバーとして活躍する佐々木朗希の名を挙げる。 マツコは佐々木について、「可愛かった〜」と乙女のような表情でコメント。「私にとって最高の野球選手は(広島カープの)高橋慶彦だったの。それを超えたかもしれない」と述べ、「私のナンバー1だった高橋慶彦を佐々木朗希さんが……」とニヤニヤ。その後も野球談義は止まらず、記者席の記者に「あんたはどこファン?阪神?じゃあ、掛布(雅之)さんの背番号言ってみて」と絡んで会場を盛り上げていた。(取材・文:名鹿祥史)
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スポーツ 2023年03月11日 11時00分
WBC強化試合、大谷翔平と談笑の審判に「人によって態度変えるのか」の指摘 “詰め寄り騒動”と真逆対応のワケは
7日に行われ、侍ジャパンが「9-1」で勝利したWBC強化試合・オリックス戦。「3番・指名打者」で先発した大谷翔平(ロサンゼルス・エンゼルス)と、一塁塁審・白井一行審判のやりとりが話題となった。 「4-0」と侍ジャパン4点リードの2回裏2死一、二塁。四球を選んだ大谷は一塁へ歩くと、ベースの近くにいた白井審判と何か言葉を交わす。同審判とは日本ハム時代の2017年シーズン以来の再会だったというが、これを喜ぶかのように胸を両手握り拳で軽く突くようなジェスチャーも見せ、同審判もニコニコとした表情を浮かべていた。 >>大谷翔平、開幕前に同僚を一喝?「優勝できるわけない」 球界OBも驚愕、栗山監督が明かした日本ハム時代の裏話が話題<< 2人のやりとりが複数メディアによって大きく報じられたこともあり、ネット上にも数多くの反応が寄せられた。談笑を意外に思ったり、面白がったりといった内容のコメントがほとんどだったが、中には昨季の騒動と違い過ぎると白井審判の態度を疑問視する声もみられた。 白井審判は昨年4月24日のロッテ対オリックス戦で、今回の侍ジャパンにも選出されている佐々木朗希(ロッテ)に突然詰め寄るという騒動を起こしている。同戦2回裏、佐々木は球審を務めた白井審判からボール判定を受けた直後に苦笑いを浮かべる。すると、白井審判は佐々木の表情を問題視したのか、マスクを外しながらマウンド上の佐々木に詰め寄った。 これを見た捕手・松川虎生がすぐに制止に入ったこともありそれ以上の事態にはならなかったが、ファンの間ではパワハラまがいの行動だと批判が噴出。同月26日にはNPB・井原敦事務局長が処分は考えていないとしつつも、審判部内では白井審判への注意があった旨を説明したことが伝えられた。 白井審判は詰め寄った際に目を見開いたような表情で佐々木をにらみつけていた上、止めに入った松川にも「何やお前」と高圧的な態度をとっていたことを後に松川本人から暴露されている。 一方、大谷に対しては胸を小突かれても不満一つ見せず。真逆のような態度をとったことから、ネット上には「対佐々木と対大谷とで対応違い過ぎるだろ」、「佐々木とか松川にあんだけ威張ってたくせに大谷にはビビってんのか」、「人によって態度変えるのは審判としてどうなのか」といった批判が寄せられた。 「態度に差があり過ぎると問題視されている白井審判ですが、今回の対応については大谷の人柄によるところが大きいという見方もあります。大谷はメジャー移籍した2018年以降は、試合中に相手選手や審判と積極的にコミュニケーションをとっていることで知られており、ちょっかいを出したり出されたりといった光景もしばしば。侍ジャパンでも日本ハム時代の2014~2017年に共闘した白井一幸コーチに体当たりしたり(3月3日・中日戦前)、相手捕手の尻にバットをポンと当てたり(3月7日・オリックス戦中)といった振る舞いを見せています。白井審判も恐らくこういた大谷の人間性を認識しており、今回の行動もあくまでいたずらの範ちゅうで悪気はないと判断したということなのでは」(野球ライター) 思わぬ批判も寄せられる形となったやりとりだが、審判にちょっかいをかけられるほど心に余裕があると考えれば、WBC本戦の大谷には投打の活躍が大いに期待できそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年02月03日 11時30分
ロッテ・佐々木朗希、握り変えた“新スライダー”に吉井監督も合格点? WBC次第では開幕投手も浮上か
2月15日、千葉ロッテ・佐々木朗希対ヤクルト・村上宗隆が実現――。 キャンプ2日目(2月2日)、佐々木が初めてブルペン入りした。時折、変化球も交えながら約50球を投げ込んだが、その仕上がり具合は他投手とは比べ物にならないほどだった。3月開催のワールド・ベースボール・クラシック(以下=WBC)に照準を合わせているので「仕上がり」が早いのは当然だが、投球練習中、気になる仕草も見られた。 >>ロッテ・佐々木朗希、松川の致命的欠点をズバリ「あいつ指見えない」 他投手も苦しむ問題点、特番で漏らす<< 「自信を持って投げ込んでいましたね。去年までは真っ直ぐと変化球で、微妙に投球モーションが変わることがあったんだけど、それもなくなりました」 ライバル球団のスコアラーがそう言う。 “気になる仕草”とは、吉井理人監督が詰め寄り、「変化球の握り方」を確認したこと。20球ほどを投げたころだった。吉井監督から歩み寄り、言葉を掛けた。佐々木がそれに応じて、ボールを持ったまま右手を見せた。 その後、吉井監督は二言三言、佐々木に何かを伝え、投球練習が再開された。 「スライダーの握り方を変えたみたい。吉井監督は佐々木がルーキーだった頃から投手コーチとして見てきたので、スライダーの軌道が変わったことに気づいたんです」(チーム関係者) 吉井監督はその「新スライダー」に合格点を与えたという。また、こうも語っていた。 「侍ジャパンのキャンプに来るまでに2、3イニングは投げられる準備を…」 侍ジャパンの強化合宿は2月17日から始まる。9日に打撃投手を務めさせ、調整が順調に行けば、実戦登板も経験させる予定だ。 「15日かな」 吉井監督が明言した。15日はヤクルトとの練習試合が組まれている。 ここで、新スライダーがテストされる。 データを調べ直してみたら、佐々木と村上の対戦は過去4回実現している。 一昨年6月10日の交流戦で、2打数1安打1四球。最初の打席は、直球をライトスタンドに運ばれた。“プロ初被弾”であり、第二打席は三振で斬ったが、第三打席は四球。四度目は昨年の球宴ではあったが、センター前に弾き返されており、力の差は否めなかった。 「村上もWBCに向け、ハイペースで仕上げています。2人の対決は真剣勝負になりそう」(前出・スコアラー) 吉井監督は「チームの柱として投げる自覚と、日の丸を背負う責任を感じた中での自主トレの成果が、ピッチングに表れていた」と、佐々木の成長を認めていた。 WBCでの登板次第だが、吉井監督の脳裏には「開幕投手・佐々木」も視野に入っているのではないだろうか。 「ロッテは敵地PayPayドームで開幕戦を迎えます。第2節は本拠地なので、その第一戦に佐々木を持ってくるのでは」(前出・同) 開幕ローテーションを語るのはまだ早いが、佐々木が重要どころで投げてくるのは間違いないだろう。 昨年の今頃は「直球はキレキレだが、変化球はイマイチ」だった。今年の初ブルペンは正反対で、「球速をセーブさせつつも、変化球はほぼ完成」といった感じだ、 WBCに備えて早めに仕上げたからだろうが、「対村上」にリベンジできれば、自信にもつながるはず。新スライダーに注目だ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2023年01月03日 11時00分
ヤクルト・村上、球審の過剰ジェスチャーにブチギレ? 2022年のプロ野球、審判の言動が悪目立ちした背景は
野球伝来から150年という節目の年だった2022年のプロ野球。昨季日本シリーズでヤクルトに屈したオリックスがリベンジを果たし、26年ぶり5回目の日本一を果たすという劇的な結末だった。 その2022年シーズンではチームの勝敗や選手のプレーが日々注目されたが、ファンの間ではしばしば試合を裁く審判のことも話題に。今季は判定内容のみならず、態度・言動が問題視されたケースも頻発した。 4月24日・ロッテ対オリックス戦では、球審・白井一行審判がロッテ・佐々木朗希に突然詰め寄り問題となった。「3-0」とロッテ3点リードの2回裏2死一塁。佐々木は打席の安達了一に外角ストレートを投じたが、白井審判はこれをボールと判定。この間に一走・杉本裕太郎に二盗も許した佐々木は苦笑いを浮かべた。 すると、白井審判は佐々木の表情を問題視したのか、マスクを外しながらマウンド上の佐々木に詰め寄る。捕手・松川虎生がすぐに制止に入ったこともありそれ以上の事態にはならなかったが、ネット上では「選手に対するパワハラではないか」などと批判が殺到。同月26日にはNPB・井原敦事務局長が処分は考えていないとしつつも「別の方法があったと考えて対応するべきだったという指摘をして、当該審判も深く理解をした」と、審判部内では白井審判への注意があった旨を説明している。 >>ロッテ・松川、“佐々木詰め寄り騒動”の裏側明かし驚きの声 「なんやお前」球審の言動に内心ブチギレ?<< 6月29日・阪神対DeNA戦では、一塁塁審・福家英登審判のジェスチャーが過剰だと問題視された。「2-2」と両チーム同点の2回表1死一塁。DeNA先発・石田健大は打席のガンケルに初球を投じる前に一塁牽制を行う。一走・長坂拳弥は足から一塁に帰塁したが、福家審判は一塁手・ソトのタッチの方が早かったとして、右手拳を上に振り上げアウトをコールした。 ところが、福家審判はこの後も一塁ベース上の長坂に近づきながらアウトのジェスチャーを4回連発。長坂は三塁側自軍ベンチの方へ顔を背けるなど困惑したような様子を見せていた。 9月11日・ヤクルト対DeNA戦では球審・岩下健吾審判の振る舞いがファンのみならず、ヤクルト・村上宗隆からもひんしゅくを買っている。1回表2死二塁、打席の村上はDeNA先発・大貫晋一が投じた内角スライダーを見送る。この球は村上から見て高さはベルト付近とゾーン内だった一方、コースはベース板の右端にかかったかどうかとかなり際どかったが、岩下審判はストライク・三振と判定した。 ただ、岩下審判は捕手のミットにボールが収まってから2秒ほど間を置いた後、右方向を向きながら左手握り拳をアッパーのように突き上げるジェスチャーで三振判定をコール。村上はコールの瞬間に岩下審判の方を振り向き数秒ほど凝視した後、三塁側自軍ベンチ方向を見ながら険しい表情を浮かべるなど不服そうな様子だった。 「審判の言動がファンの間で度々騒がれた今季ですが、シーズン序盤の4月に起こった“佐々木詰め寄り騒動”が影響した可能性はあります。この騒動は同月上旬に完全試合を達成し大きな話題となった佐々木が当事者の一人だったこともあり、各スポーツ紙はもちろんワイドショーなどでも取り上げられるなど球界内外で大きな問題に。また、ネット上では騒動に便乗してか、佐々木に詰め寄った白井審判を含めた複数の審判の過去の誤審疑惑、トラブルなどを蒸し返したり、評判の悪い審判の名前をまとめた“ブラックリスト”のような表を作ったりというファンも散見されました。こうした影響もあり審判に対するファンの目が厳しくなったということが、昨季以前も少なからずあった審判の問題行動がさらに目立つようになった一要因でもあるのでは」(野球ライター) 試合結果以上に審判の言動が注目されることもしばしばだった今季のプロ野球。2023年シーズンもこの流れは続くことになるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年12月26日 19時30分
ロッテ・佐々木朗希、松川の致命的欠点をズバリ「あいつ指見えない」 他投手も苦しむ問題点、特番で漏らす
25日放送の『サンドウィッチマンのスポーツ・ネンイチ!』(TBS系)に、ロッテのプロ3年目・21歳の佐々木朗希がVTRで登場。同僚のプロ1年目・19歳の松川虎生に苦言を呈し話題となっている。 番組では今季限りで現役を引退した杉谷拳士氏(元日本ハム)が佐々木を直撃し、ロッテ選手・首脳陣から事前にもらった佐々木への質問を直接聞いた。その中で、佐々木は今季5月20日・ソフトバンク戦でのアクシデントについての松川の質問に厳しく回答した。 >>ロッテ・松川、“佐々木詰め寄り騒動”の裏側明かし驚きの声 「なんやお前」球審の言動に内心ブチギレ?<< この試合では、3回裏の先頭打者に佐々木が160キロストレートを投げ込んだが、捕手の松川は全く反応できず首元付近に投球を受けてしまう。ただ、幸いにも故障などには至らずそのままプレーを続行した。 松川からの質問は、このアクシデントについて「カーブのサインで真っすぐ(が来た)」とサインミスが原因とした上で、「僕の(サインの)出し方が悪いのか聞きたいです」というもの。これに佐々木は「松川の出し方が余裕で悪いです」とハッキリ回答した。 佐々木は続けて「僕以外(の投手)も結構ミスしてるんです。あいつの指めっちゃ見えないです」とチクリ。松川は配球サインを出す際の指の動きが見えづらいといい、他のロッテ投手も何度かサインミスを経験していると暴露した。 佐々木の発言を受け、ネット上には「佐々木が松川に結構真面目に注文つけてる」、「他の投手も手を焼くほど見えづらいって相当なレベルじゃない?」、「言われてみれば今シーズンは他にもサインミスくさい後逸は何回かあったな」、「直せるなら早急に直すべき、不用意な失点や故障リスクもあるわけだし」といった驚きの声が相次いだ。 「今季の松川については佐々木のストレート直撃以外にも、ファンの間でサインミスではないかと声が上がった場面はいくつかあります。5月31日・ヤクルト戦では4回裏無死一塁の場面で、投手・石川歩が右打者の内角高めに投じた直球に反応できず。捕れなかった球が球審の顔面に直撃し、試合が一時中断するという事態も発生しています。サインミスの原因としては指の動かし方が遅い、プロ1年目ということもありサイン理解がまだ完璧ではないといった点が考えられますが、この辺りは来季以降の課題となりそうです」(野球ライター) 今季はプロ1年目ながら「76試合・.173・0本・14打点」とチーム捕手では2位の出場数をマークし、11月16日の契約更改では1100万円増の年俸2400万でサインしている松川。ただ、配球面についてはまだまだ改善の余地はありそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年12月26日 11時00分
侍ジャパン・栗山監督、佐々木朗希をWBC開幕戦に抜擢? メンバー内定をスピード発表したワケは
来年3月のワールド・ベースボール・クラシック(以下=WBC)を戦う侍ジャパンの一部メンバーが明らかになった。栗山英樹代表監督は「1月初旬に主力選手約10人を先行発表する」とも語っていたが、 「全メンバー30人を発表できるのは、(2月1日の)キャンプイン直前になると思う」(関係者) との声も聞かれた。 遅延の理由は? 栗山監督は「投手力で勝ち上がっていくチーム」を理想としているが、そうなると、攻撃陣の人数を削らなければならない。野手を何人まで減らして、ピッチャーに割り当てられるのか…。そのギリギリの調整に時間が掛かるという。 >>ダルビッシュ、WBC合流前倒しはルールが原因? 整備遅れ大谷翔平にも影響か<< 今回明らかになった投手メンバーだが、オリックス・山本由伸、千葉ロッテ・佐々木朗希、DeNA・今永昇太。そして、メジャーリーガーの大谷翔平、ダルビッシュ有など。2022年シーズンにノーヒットノーランを達成した国内3投手が順調に選ばれたようだが、こんな指摘も聞かれた。 「佐々木は『当確ギリギリ』との見方もありました。代表チームの投手コーチも務める千葉ロッテの吉井理人監督は、佐々木のWBC出場に前向きなコメントを出してきましたが、一方で心配もしていました。今季、過労で何度も先発ローテーションを外れたように、佐々木は体力不足です。WBCに出場したら、来季のペナントレースに影響も出て来そうなので」(前出・関係者) 吉井監督が前向きな発言をすることで、体力不足の不安を払拭させる意図もあったのかもしれないが…。 メンバー入りの正式な発表前に「佐々木当確」を明らかにした狙いだが、それは「調整」にある。WBC本番だが、侍ジャパンは3月9日、対中国代表との試合が初戦となる。一次ラウンドのプールBには、韓国、オーストラリア、チェコ共和国もいて、上位2チームが決勝ラウンドに進出する。侍ジャパンの1位通過を予想する声は海外にも多く、 「投手には球数制限など登板に制限が設けられます。こう言っては何だが、格下チーム相手にダルビッシュや山本を消耗させたくないはず」 との声も聞かれた。 ダルビッシュ、山本、大谷を温存させるためだろう。佐々木の「WBC開幕投手説」も浮上してきたのだ。 「米国代表は現役メジャーリーガーを揃え、キューバはMLBでプレー中の亡命した選手の代表入りを認める異例措置に出ました。一次ラウンドは佐々木をメインに国内選出の投手たちに任せ、米国代表とぶつかる決勝ラウンドでダルビッシュ、山本らに長いイニングを投げてもらう作戦が予想されています」(プロ野球解説者) これは米国内の報道だが、ダルビッシュが年末にも関わらず、ブルペン投球を行っていたという。この「超」の付く早めの調整通りなら、ダルビッシュもWBC開幕投手の候補に挙がってくるだろう。 佐々木、ダルビッシュ、栗山監督はどちらを選択するのだろうか。1月の正式発表前に佐々木の当確を明らかにした理由は、体力不足を補うだけではなさそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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