2人は今年7月20日に発売した230899号『バディの化学反応 2022』のバックカバーに登場している。ちなみに昨年は、同部門を柔道の阿部一二三、阿部詩兄妹が受賞している。
『anan』は授賞理由として「高校時代から“令和の怪物”として名を馳せ、2019年に千葉ロッテマリーンズに入団した佐々木朗希選手。昨年、ドラフト1位で千葉ロッテマリーンズに入団し、高卒新人捕手として史上3人目の開幕スタメンマスクを手にした松川虎生選手。この春にバッテリーを組んだばかりのお二人は、今年4月、プロ野球史上28年ぶりとなる完全試合達成という偉業を成し遂げ、プロ野球界の話題をさらいました。また、7月に行われた『マイナビオールスターゲーム2022』ではお二人同時にファン投票及び選手間投票で1位に選出され、バッテリーとして試合に出場。大いに試合を盛り上げ、野球ファンはもちろん、幅広い層にプロ野球の魅力、観戦の楽しさを認識させてくれました。今シーズンの飛躍を経て、球界の未来を担うお二人への注目は今後もますます増していくと思われます。『anan』とのご縁としては、2022年7月『バディの化学反応2022』でアスリートとして異例のバックカバーを飾っていただき、『奇跡のバッテリー』と題する8ページにわたるグラビアも撮影。2022年のバディを象徴する一組としてご登場いただきました。シーズン真っ只中の登場、また、女性誌へのお二人の出演は史上初ということもあり、登場の告知とともにTwitterでトレンド入りし、誌面はスポーツ紙、ニュース、バラエティ番組などでも取り上げられ、話題を呼びました」と説明している。
佐々木は今シーズン惜しくも二桁勝利には届かなかったが、先日行われた侍ジャパンの強化試合では、来春に開催する野球の世界大会WBC日本代表入りへアピールをしており、こういう世間も巻き込んだ形の賞を受賞するのは大きな後押しになるだろう。
受賞に際して、佐々木は「初めてこのような雑誌の撮影で松川と二人での撮影となりましたが、野球関連の取材の撮影ではあの時の撮影のような距離感では行わないので、雑誌ならではだなあと思いました。あの距離感で顔を見ることは無いので恥ずかしかったですが、楽しかったです」と撮影時の秘話を明らかにすると、松川は「こういう賞を頂けると思っていなかったので、すごく嬉しいです。
撮影は(佐々木)朗希さんと見つめ合うショットがあったのですが、今まで見つめ合うことが無いので、恥ずかしいというか凄く緊張しました。このような撮影体験ができることもなかなか無いことだと思うので、光栄で楽しい時間を過ごせたと思っています。開幕スタメンから被らせて頂き、嬉しいときもありましたけど、トータルで見てみるとチーム自体が5位ですし自分自身も悔しいシーズンだったと思っております。来年は何とか優勝できるように、そして自分も去年以上の成績を残せるように日々しっかり頑張っていきたいです」と今回の受賞を来シーズンの成績につなげたいようだ。
来シーズンの千葉ロッテは、吉井理人監督、サブロー二軍監督と、首脳陣を変えて佐々木朗希をエースとして優勝を狙う。
(どら増田)